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ブラック企業離脱からのライフワークバランス 後編



ブラック企業離脱からのライフワークバランス 後編



今年はゆったりとした気持ちで、地蔵盆のお手伝いが出来そうです。

ともあれキックオフの打合せは土曜日。今年は夫が資格更新の研修で家にいないので、80歳を超えた義母の家にASDの息子を預けて参加することにしました。

ついこの間、休日にデイサービスを利用してリフレッシュしたのですが、迎えにいくと、息子が泣き暴れていました。

休日ルーチンが崩れると、息子の気持ちも崩れるかも知れないので、少し心配していました。息子が泣き暴れると、もう義母では手に負えません。すぐに打合せから出られるようにスマホを気にしていたのですが、結果から言えば、その心配は杞憂に終わりました。

義母宅、通称「おばあちゃんの家」は息子にとって安息の場所で、デイはソーシャルな場だと言うことです。それはそれで、ひとつの発見ですね。

むしろ迎えにゆくと「もう来たの?また行ってらっしゃいよ」と、なんか迷惑そうにされました。

夫不在で義母と過ごすのは、全く気を遣わないわけではないですが、義母は良い人です。結局三時間くらいお話しをして、帰ってきました。

まだまだ私は人生発展途上ですけど、案外発展途上のまま、あっとう間に人生終盤になるのかも知れません。別に義母の話が悲哀に満ちてるわけでも無いのですが、病気といい、義姉からの遺留分請求といい、一所懸命に生きても、人の為になろうと頑張っても、体は衰えていくものだから。

三人の子の母として、人生を走り抜こうとしている義母でさえそうなのだから、苦しい思いをしてまで自分の力を誇示するに留まる人生は虚しいと思う。

義母に感謝し存命のうちに話をして、私は家族とともに出来るだけ人生を楽しもうと思います。仕事を含めて、ね。

義母の無力感と言うのは、要は息子は力も付いてきて、遊びの付き添いも体力が要るし機嫌が崩れた時に手に負えなくなってしまった、って事らしいのです。(赤ちゃんの時など、もっと長時間預けられた)

「思ったより早くだらしなくなってしまって」と困ったように言うので、私はその時ソファでジュース片手にスマホを見る息子を見て「そうですねえ、申し訳ないです」と言ったら「違うのよ、私がってこと」と笑って否定していました。

「二尋さん、これ見てくれる?これって、コンビニとかでも支払いできるのかしら?」と持って来られたのは、不良債権である別荘地の管理会社からの振込用紙。義父から義母が相続したものです。遺産相続のゴタゴタで、管理会社の人は居丈高になって「入金が確認できません、至急…」などと寄越して来ました。

有人の方が振込手数料はドンドン高くなっているのに、何を「管理」しているのやら、私くらいの年齢からすると、まずもって今時振込用紙を送ってくるのがムカつきます。(私が請求されているのでは無いが)

コンビニやATMでは無理のようだったので、代理で、ゆうちょダイレクトで支払い手続きを済ませました。無論、義母からはその場で現金精算を求められました。  

「向こうは、孫か子どもがやったと思うでしょう」と、義母はホッとした様子。

役に立てて良かったです。 

スクショに取った取引明細は、夫に送りました。後で義母に印刷したものを渡してくれるはず。人の情念にお金のトラブルって、混ぜすぎると無粋の上に醜悪になります。起こるときは起こるでしょうけど、親を切れないほどの情は入れず、ドライに処理して争いの芽を育てないようにしていきたいです。中年期の知恵。


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