#89 “身近で気軽な薬剤師”サルさん【薬剤師・サルさん・日本】
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さいとう(以下「さ」):みなさん、こんにちは。『うれしい たのしい 日本語 さいちゃんねる』日本語教師の さいとう あきひと です。この番組は日本語を勉強している人と日本に関わるすべての人にお送りしています。
さ:9月(くがつ)のゲスト薬剤師(やくざいし)のサルさんに来(き)ていただきました。サルさん、こんにちは。
サルさん:(以下「サ」):こんにちは。薬剤師(やくざいし)のサルです。お願いします。
さ:サル? 本名(ほんみょう)ですか?
サ:サルはmonkeyですね。
さ:ニックネームですね。
サ:ニックネームです。
さ:あの、日本語を勉強(べんきょう)してる外国(がいこく)の人(ひと)にも、猿(サル)って動物(どうぶつ)の中(なか)では結構(けっこう)みんな知(し)ってる日本語の名前(なまえ)だから。犬(いぬ)、猫(ねこ)、鳥(とり)、猿(サル)みたいな。
サ:そう、それ、それ、それ。
さ:桃太郎(ももたろう)みたいですね。
サ:イエス。桃太郎(ももたろう)の仲間(なかま)です。
さ:みんなに身近(みじか)なサルさんです。
サ:はい。おさるさんです。
さ:おさるさんって言(い)うと本物(ほんもの)の動物(どうぶつ)になっちゃいそうだけど。
サ:おさるさんです。
さ:おさるさんでいいですか?じゃ、はい。
さ:で、猿(サル)さんをご紹介(しょうかい)しますと、今(いま)薬剤師(やくざいし)としてお仕事(しごと)をされています。それからあとポッドキャスト番組(ばんぐみ)を 「ボイス(voice)カプセル(capsule)」というグループの一員(いちいん)として配信(はいしん)されていて、2つ番組(ばんぐみ)されてるんですよね。
サ:そうですね。
さ:毎週火曜日に『ポッドキャストーーク ~聴(き)いてみようが見(み)つかる~』という番組(ばんぐみ)。こちらは面白(おもしろ)いポッドキャストの番組(ばんぐみ)をいっぱい紹介(しょうかい)してくれてる
サ:そうです。
さ:はい。で、毎週金曜日に、もう1つ、『ボイスカプセルの本番(ほんばん)行(い)きまーす!』。で、こちらはあの、サルさんが所属(しょぞく)してる「ボイスカプセル」っていう男性(だんせい)3人組(さんにんぐみ)のグループで、えっと、みんなでお話(はなし)をしてる、いろんな話(はなし)。
サ:そう。
さ:はい。そういう番組(ばんぐみ)です。
サ:残(のこ)りの2人(ふたり)とサル含(ふく)めた合計(ごうけい)3人(さんにん)で高校生(こうこうせい)の頃(ころ)の同級生(どうきゅうせい)、高校(こうこう)の同級生(どうきゅうせい)でやってる、ただの雑談(ざつだん)を話(はな)してるのが金曜日(きんようび)の『本番(ほんばん)行(い)きまーす!』っていう番組(ばんぐみ)。
さ:うん。うん。
サ:はい。この2つやっております。
さ:はい、ありがとうございます。ただの雑談(ざつだん)番組(ばんぐみ)って言(い)いましたけど、雑談(ざつだん)の中(なか)にいろんな、「え、知(し)らなかった」とか、あの、佐坂(ささ)さんとか、へやちょーさんが、面白(おもしろ)い知識(ちしき)を出(だ)してくれたり、考(かんが)えを出(だ)してくれたりしてますよね。
サ:意外(いがい)と、そうなのかもしれないですね。
さ:あ、もちろんサルさんもね。
サ:いや、ま、うん、いいんだ、でも猿(サル)は全然(ぜんぜん)もう覚(おぼ)えてないんで。
さ:ああ、話(はな)したことですか?
サ:言(い)われてみればパッと思(おも)ちょっとは思(おも)い出(だ)せるかもしれないけど、もうこの2年(ねん)ぐらいやってる雑談(ざつだん)番組(ばんぐみ)も、何(なに)話(はな)したか、ちょっと覚(おぼ)えてないですね。
さ:ま、意外(いがい)とそうですよね。ポッドキャストで自分(じぶん)が話(はな)したことって忘(わす)れてることが多(おお)いかもしれないです。
サ:うん。そうなんですよ。
さ:ね、普通(ふつう)のおしゃべりのような感覚(かんかく)で話(はな)してるからですかね。
サ:そう。たぶんそうです。
さ:今回(こんかい)はサルさん、あの、2時間(にじかん)になりませんので。
サ:ええ。あの2時間(にじかん)でも3時間(さんじかん)でも
さ:はい。ちょっとね、別(べつ)の番組(ばんぐみ)で私たち、お話(はなし)をさせてもらったことがありました。
サ:はい。
さ:その時(とき)はい。2時間っていう、すごい超(ちょう)大作(たいさく)になってしまいました。
サ:もうあれ、編集(へんしゅう)した人(ひと)が大変(たいへん)だから。まあまあまあ、そんな話(はなし)はね。
さ:はい。そうなんですね。
さ:で、あの今回(こんかい)前半(ぜんはん)と後半(こうはん)でお話(はなし)をサルさんに伺(うかが)うんですが。
サ:イエス。
さ:前半(ぜんはん)のほうで、そのお仕事(しごと)の薬剤師(やくざいし)についてのいろんなことを聞(き)いていきたいと思います。
サ:はい。
さ:はい。あの、日本(にほん)に住(す)んでいる外国(がいこく)の人(ひと)にとっても、やっぱり医療(いりょう)とか病院(びょういん)とか薬(くすり)って、あの、かなり身近(みじか)なものだと思(おも)うので。
サ::うん。うん。うん。うん。
さ:そこで働(はたら)いてお仕事(しごと)をしてる人(ひと)ってどんな人(ひと)っていうのをね、ちょっと知(し)りたいところではあるかなと思い(おも)います。
サ:うん。うん。
さ:後半(こうはん)のほうでは、あの、さっき、ちょっとお話(はなし)してくれたポッドキャスト番組(ばんぐみ)についてとか、あの、「ボイスカプセル」っていうグループのことについて、お話(はなし)を聞(き)きたいと思(おも)っています。
サ:よいしょ。
さ:じゃあ今回(こんかい)まず、前半(ぜんはん)なので、薬剤師(やくざいし)さんのお仕事(しごと)について早速(さっそく)伺(うかが)います。薬剤師(やくざいし)さんってどういうお仕事(しごと)ですか?
サ:薬剤師(やくざいし)っていうのは漢字(かんじ)で書(か)くと 薬(くすり)っていう言葉(ことば)がね、入(はい)るんですけど、本当(ほんとう)に薬(くすり)を扱(あつか)う人(ひと)なんですけど、うん、薬(くすり)を扱(あつか)うプロフェッショナルということで、薬(くすり)を処方(しょほう)するのが日本(にほん)では医者(いしゃ)ドクター(doctor)なんですよ。
さ:うん。
サ:で、薬(くすり)を患者(かんじゃ)に投与(とうよ)する、使(つか)う時(とき)にお手伝(てつだ)いするプロフェッショナルとして、看護師(かんごし)、ナースがいます。うん。まさに医者(いしゃ)の右腕(みぎうで)左腕(ひだりうで)になれるような、うん、医者(いしゃ)をサポートできる人間(にんげん)として看護師(かんごし)ってのが、まずいます。で、その間(あいだ)に医師(いし)が「これを出(だ)してくれ。これを使(つか)いたい」ってオーダーした薬(くすり)を正(ただ)しく揃(そろ)える、正(ただ)しく用意(ようい)する。その薬(くすり)が適切(てきせつ)かどうか(どうか)を評価(ひょうか)をする。うん、ま、そういったその薬(くすり)が本当(ほんとう)に正(ただ)しいかどうか(どうか)、安全(あんぜん)に使える薬(くすり)かどうか(どうか)、そういったその薬(くすり)を評価(ひょうか)して医師(いし)のオーダー通(どお)りに薬(くすり)を取(と)り揃(そろ)えるっていう、さらにその医師(いし)と看護師(かんごし)の間(あいだ)に入(はい)って仕事(しごと)をしてる人間(にんげん)たちが薬剤師(やくざいし)。
さ:うん。国家(こっか)資格(しかく)なんですもんね、薬剤師(やくざいし)さんって。
サ:はい。これは日本では国家資格(こっかしかく)ですね。国家試験(こっかしけん)に通(とお)らないと薬剤師(やくざいし)を名乗(なの)ることはできません。
さ:はい。私(わたし)たちがよく見(み)る薬剤師(やくざいし)さんって、その、病院(びょういん)で 、あの、処方箋(しょほうせん)っていう「あなたはこの薬(くすり)をもらってくださいね」っていう紙(かみ)をもらって、で、薬(くすり)のお店(みせ)、薬局(やっきょく)に行って、で、それを出した時(とき)に受(う)け取(と)ってくれて薬剤師(やくざいし)さんが。
サ:うん。うん。
さ:で、そのね、お店の中で忙(いそが)しそうにこう、薬(くすり)を取(と)ったり入(い)れたりしている人たちっていうイメージですけどね。 サ:そう、そう、そう。お店(みせ)の中(なか)で受(う)け取(と)った後(あと)に中(なか)でたぶん白衣(はくい)とかを着(き)て、なんか、わちゃわちゃして最後(さいご)にあなたの名前(なまえ)を呼(よ)んで、あの、お待(ま)たせしましたって言(い)って薬(くすり)の説明(せつめい)をしてくれる人(ひと)。
さ:はい。
サ:うん。あれが薬剤師(やくざいし)ですね。
さ:うん。サルさんも今(いま)そういうところで働(はたら)いてるんですよね。
サ:あ、そう。サルも今(いま)薬局(やっきょく)で働(はたら)いているので。町(まち)のね 、クリニック、お医者(いしゃ)さんにかかって「風邪(かぜ)引(ひ)きました、風邪薬(かぜぐすり)の処方箋(しょほうせん)が出(で)ました、これを薬局(やっきょく)に行(い)って薬(くすり)に変(か)えてもらわないといけない」って時(とき)に行(い)く薬局(やっきょく)に、もしかしたらサルがいるかもしれないと。
さ:おお。
サ:うん。場所(ばしょ)は山梨(やまなし)です。
さ:山梨(やまなし)で。
サ:うん。
さ:じゃあ山梨(やまなし)で聞(き)いている人(ひと)はサルさんに会(あ)ってるかもしれない。
サ:会(あ)ってるかもしれないね。
さ:薬(くすり)をもらう時(とき)にね。
サ:そう。なので、ま、薬剤師(やくざいし)っていう仕事(しごと)は、ま、広(ひろ)く言(い)うと、そういうお薬(くすり)を 正(ただ)しく取(と)り揃(そろ)えて、正(ただ)しく評価(ひょうか)をして、管理(かんり)をして、用意(ようい)しているところの管理者(かんりしゃ) ですね。
さ:はい。改(あらた)めて伺(うかが)ってよくわかりました。サルさん、ありがとうございます。
サ:うん。
さ:じゃあ、まずあの、薬剤師(やくざいし)を目指(めざ)したのはなぜでしょうか?
サ:うん。薬剤師(やくざいし)になろうというよりも、自分(じぶん)将来(しょうらい)何(なに)しよう?って、考(かんが)える時(とき)、みんな各々(おのおの)あると思(おも)うんですけど。
さ:うん。
サ:その時(とき)のまず浮(う)かんだ、ふんわりした案(あん)として、えっと、医療(いりょう)に関(かか)わる仕事(しごと)。
さ:うん。
サ:なんか誰(だれ)かを助(たす)ける仕事(しごと)、人(ひと)に尽(つ)くす仕事(しごと)がいいなと思(おも)ったんですよ。
さ:うん。
サ:それが高校生(こうこうせい)の時(とき)かな。
さ:結構(けっこう)早(はや)い時期(じき)なんですね。
サ:そう。大学受験(だいがくじゅけん)をするにあたって、どういう専門的(せんもんてき)な学科(がっか)を学(まな)びたいのか、自分(じぶん)は将来(しょうらい)何(なに)になりたいのかっていうのを考(かんが)えた時(とき)に、たぶん自分(じぶん)は機械(きかい)とか物(もの)とかに対して熱意(ねつい)を注(そそ)ぐっていうより、人間(にんげん)に対(たい)して、しかもその人(ひと)困(こま)ってる人(ひと)を助(たす)けたいみたいな。っていうニュアンスのこう、モチベーションというか、自分(じぶん)のやる気(き)、やりたいこと、っていうのが強(つよ)いなっていうのを感(かん)じて、たぶん自分(じぶん)はそこに適性(てきせい)があるんじゃないかと思(おも)って、まず医療(いりょう)の職(しょく)につきたい、医療(いりょう)の仕事(しごと)をしたいっていうのを、まずパッと考えたんですね。
さ:はい。
サ:で、なんで薬剤師(やくざいし)になったか。これはね、あの話(はな)せば短(みじか)いです。なんでかって言(い)うとですね 、私の父親(ちちおや)が薬剤師(やくざいし)だったんですよ。私の兄(あに)も薬剤師(やくざいし)なんですよ。
さ:ああ。
サ:身近(みじか)にすごい薬剤師(やくざいし)が多(おお)くてですね。
さ:はい。
サ:なんか自分(じぶん)が困(こま)ったことがあれば、きっと助(たす)けてもらえるだろうと。という、ま、ちょっと安直(あんちょく)な考(かんが)えで、ま、自分(じぶん)も薬剤師(やくざいし)やってみようかなと。ただそれだけです。
さ:いや、ただそれだけと言(い)ってもあれですよね、その、ご家族(かぞく)に薬剤師(やくざいし)、お父(とう)さんも、お兄(にい)さんもっていう、なんかその影響力(えいきょうりょく)が大きかったんですね、じゃ。
サ:やっぱりね、大きかったと。もし仮(かり)に兄(あに)も父親(ちちおや)も薬剤師(やくざいし)じゃなくて普通(ふつう)にその医療(いりょう)とは関係(かんけい)のない仕事(しごと)をしていた場合(ばあい)、もしかしたらサルは薬剤師(やくざいし)じゃなくて、理学療法士(りがくりょうほうし)とか、うん、検査技師(けんさぎし)とか、医療(いりょう)に関(かか)わる仕事(しごと)ってね、他にもまだまだたくさんあるので、別(べつ)のことをやってた可能性(かのうせい)は十分(じゅうぶん)にあったと思(おも)います。
さ:ああ、そうなんですね。
サ:うん。
さ:じゃあでも、最初(さいしょ)そのお父(とう)さんもお兄(にい)さんも薬剤師(やくざいし)だったけど、じゃあ自分(じぶん)も薬剤師(やくざいし)になろうっていうんじゃなくて、まず医療関係(いりょうかんけい)の仕事(しごと)の中(なか)からって思(おも)ったんですね。
サ:そう、そう、そう、そう、そう。
さ:そこは薬剤師(やくざいし)にすぐ行(い)かなかったんですね。
サ:うん。自分(じぶん)がそもそも薬剤やりたいかって聞(き)かれた時(とき)に、それはわかんなかったんですよ。
さ:ああ。
サ:難(むずか)しい話(はなし)、ややこしいニュアンスの話(はなし)になるんですけど。その高校生(こうこうせい)の頃(ころ)の僕(ぼく)に対(たい)して「お前(まえ)は薬剤師(やくざいし)をやりたいか?」って質問(しつもん)しても、たぶん何(なに)も考(かんが)えてないサルは「ああ、わかんない。どっちでもいい 」になっちゃってたと思(おも)っていて、順序(じゅんじょ)が自分(じぶん)の中(なか)では大事(だいじ)で、じゃあ「医療(いりょう)の仕事(しごと)はやりたいか?」って言(い)われたら、うん、「わかんない。どっちでもいい」。うん。じゃあ「誰(だれ)か人(ひと)を助(たす)ける仕事(しごと)をやりたいか?」って言(い)われたら、「あ、それはやりたい」ってなったんですよね。
さ:へえ。
サ:じゃ、「人(ひと)を助(たす)ける仕事(しごと)の中(なか)で医療(いりょう)の仕事(しごと)はあるけど、それはどうだ?」って言(い)われると、「あ、それはやりたい」になって、じゃ、「人(ひと)を助(たす)ける仕事(しごと)の中(なか)で医療(いりょう)の仕事(しごと)があって、その中(なか)で薬剤師(やくざいし)って仕事(しごと)があるけど、どうだ、やってみたいか?」って言(い)われると、「あ、やってみたい」っていう感覚(かんかく)になったんですよね。
さ:ああ、そういう発想(はっそう)の流れ(ながれ)だったんですね。
サ:うん。うん。うん。
さ:へえ。じゃあ、ま、お父(とう)さんとかお兄(にい)さんが働(はたら)いてるのも見(み)て、ま、なんとなく魅力的(みりょくてき)な仕事(しごと)ではあるなとは思(おも)ってたってことですか?
サ:うん。もちろん。もちろん。あの、ネガティブな印象(いんしょう)は全(まった)く持(も)っていなかった。
さ:へえ。
サ:あと細(こま)かいことを言(い)うと、薬剤師(やくざいし)を目指(めざ)す時(とき)は大学(だいがく)で薬学部(やくがくぶ)っていうところに入(はい)らないといけないんですけど、そこに入(はい)るのに使(つか)う科目(かもく)、化学(かがく)とか生物(せいぶつ)とか数学(すうがく)とか、そのあの、使(つか)う科目(かもく)その辺(あた)りがちょっと得意(とくい)だったっていうのもあって、受験(じゅけん)しやすいっていうメリットもあった。細(こま)かい話(はなし)ですけど。
さ:へえ、でも自分(じぶん)の強(つよ)いところをねそうやって生(い)かす方向(ほうこう)にっていうのは間違(まちが)ってないですよね。
サ:うん。うん。うん。ま、そういう意味(いみ)で適性(てきせい)が近(ちか)かったっていうのも、すんなり目指(めざ)せた要因(よういん)ですね。
さ:そうなんですね。
サ:うん。
さ:今(いま)何年目(なんねんめ)ぐらいですか?薬剤師(やくざいし)さんとしては。
サ:9年目(ねんめ)じゃないかな。
さ:9年目(ねんめ)。
さ:うん。
さ:大学出(だいがくで)て、もうすぐですか?
サ:そうね。基本(きほん)そう。イエス。で、今(いま)の薬学部(やくがくぶ)は大学(だいがく)を6年間(ろくねんかん)行(い)かないといけないので。
さ:6年(ねん)。
サ:そう、18歳(じゅうはっさい)で入学(にゅうがく)して特(とく)に留年(りゅうねん)とかね、何(なに)もせず 、ちゃんと勉学(べんがく)に励(はげ)み、しっかりストレートで6年(ねん)で卒業(そつぎょう)して24歳(にじゅうよんさい)。
さ:うん。
さ:うん。 さ:じゃあ薬剤師のお仕事(しごと)は、今(いま)のところ合(あ)ってると思(おも)いますか?
サ:うん。サルは楽(たの)しくやってると思(おも)います。
さ:あ、そうなんですね。
サ:うん。
さ:その、薬剤師(やくざいし)さんのお仕事(しごと)って、その、さっきも言(い)ったように薬局(やっきょく)の中(なか)で忙(いそが)しく薬(くすり)を作(つく)って、なんか説明(せつめい)してくれて、で、それを私たちに出(だ)してくれるっていう イメージなんですけど、その、サルさんの薬剤師(やくざいし)としての1日(いちにち)の流れ(ながれ)、お仕事(しごと)の流れ(ながれ)って、どんな感(かん)じなんですか?
サ:うん。ま、ざっくり説明(せつめい)すると、今(いま)サルが働(はたら)いている薬局(やっきょく)は午前9時から 午後5時までが基本的(きほんてき)な開局(かいきょく)時間、オープンの時間(じかん)なんですけど 、ま、その時間帯(じかんたい)の特(とく)に午前(ごぜん)は、だいたい患者(かんじゃ)さんにお薬(くすり)渡(わた)して説明(せつめい)して、みたいな皆(みな)さんがイメージしてるような感(かん)じの仕事(しごと)をしてるかな。で、午後もちょこちょこ、そういうのをしながら患者(かんじゃ)さんがいないタイミングも出(で)てくるので、そこで影(かげ)の仕事(しごと)をして過(すご)している。
さ:影(かげ)の仕事(しごと)って何(なん)ですか?言(い)える仕事(しごと)ですか?
サ:うん。あの、これはね、もう盛大(せいだい)に言(い)ってしまって大丈夫(だいじょうぶ)なんですけど、午前中(ごぜんちゅう)にそんな話(はな)したね、たくさん話(はな)した患者(かんじゃ)さんいるんですけど、いろんな患者(かんじゃ)さんと話(はな)した、いろんな話(はなし)を全部(ぜんぶ)が全部じゃなくていいんですけど、皆(みな)さんの体調(たいちょう)、出(で)た薬(くすり)、そういったものを記録(きろく)を残(のこ)さないといけなくて、なのでパソコンに向(む)かって。
さ:はい。
サ:例えば、あきひとさんがね、今日(きょう)薬局(やっきょく)に来(き)てお腹(おなか)の調子(ちょうし)が悪(わる)いんですって言(い)って整腸剤(せいちょうざい)をもらいに来(き)ました。
さ:はい。
サ:うん。で、「整腸剤(せいちょうざい)をこれ1日(いちにち)3回(さんかい)で飲(の)んでくださいね」って言(い)って、あきひとさんに渡(わた)した。
さ:はい。
サ:で、「わかりました。飲(の)みます。で、この薬(くすり)眠(ねむ)くなりますか?」「大丈夫(だいじょうぶ)。眠(ねむ)くならないよ」って。
さ:はい。
サ:「あ、わかりました。ありがとうございます」って言(い)ってお会計(かいけい)して帰(かえ)りました。
さ:はい。
サ:で、他にもいろんな患者(かんじゃ)さんがいて、いろいろお話(はなし)します。あ、ようやく午前(ごぜん)終(お)わったって時(とき)に、「よし、じゃあみんなの話(はなし)何(なに)したか、それぞれ書(か)こう」ってなるんですよ。
さ:ええ、覚(おぼ)えてるんですか?
サ:そう、それ覚(おぼ)えとかなきゃいけなくて。
さ:ええ。
サ:もちろん簡単(かんたん)にメモもするんですけど。 だからそこで、あきひとさんの記録(きろく)を開(ひら)いて、あきひとさんの記録(きろく)を書(か)く時(とき)はお腹(おなか)の調子(ちょうし)が悪(わる)くて来客(らいきゃく)しましたっていう、あきひとさんのワードを書(か)いて、うん、整腸剤(せいちょうざい)処方(しょほう)とかっていう、その客観的(きゃっかんてき)なことも書(か)いて。
さ:へえ。
サ:で、発熱(はつねつ)はないから、うん、重大(じゅうだい)な症状(しょうじょう)ではないし、食事(しょくじ)もちゃんと取(と)れてる。 脱水(だっすい)の兆候(ちょうこう)もない。ま、水分摂取(すいぶんせっしゅ)を促(うなが)して整腸剤(せいちょうざい)しっかり飲(の)んでもらえれば問題(もんだい)ないだろうみたいなことをちょこっと書(か)くんですよ。うん。で、患者(かんじゃ)さんから質問(しつもん)があったから、患者(かんじゃ)さんは、あ、あきひとさんは眠(ねむ)くなるかどうか気(き)にしてたっていうのがあるから、今後(こんご)あきひとさんに薬(くすり)が出(で)る時(とき)に眠(ねむ)くなる可能性(かのうせい)がある薬(くすり)は出(で)た時(とき)に一声(ひとこえ)かけてあげたほがいいかもしれない。「よし、あきひとさんの記録(きろく)完成(かんせい)」って。
さ:へえ。それはサルさんの薬局(やっきょく)で特別(とくべつ)にやってることなんですか?
サ:これは基本的(きほんてき)には全薬局(ぜんやっきょく)です。
さ:あ、そうですか。
サ:うん。
さ:なんかめちゃくちゃ忙(いそが)しそうな薬局(やっきょく)とかあるじゃないですか。
サ:めちゃくちゃ忙(いそが)しい薬局(やっきょく)でも、これをやらなきゃいけない。
さ:ええ、じゃあ薬剤師(やくざいし)さんってメモしてるんですか?ああいうの
サ:なので、あきひとさんと、さっきみたいな会話(かいわ)をもし、してたら、えー、「下痢(げり)、眠(ねむ)くなる ?(クエスチョンマーク)」 。ま、このメモだけ残(のこ)しておけば 、この話(はなし)は思(おも)い出(だ)せて書(か)けるんで大丈夫(だいじょうぶ)です。
さ:へえ、プロのメモだ。
サ:ま、そういうこと。そういう自分(じぶん)にしか読(よ)めないメモとかありますよ、だから。
さ:すごい。へえ。
サ:ま、そういう、そういう仕事(しごと)が、ま、患者(かんじゃ)さんがいない時(とき)にだからこそできる。
さ:へえ、面白(おもしろ)い。
サ:やんなきゃいけないんです、これを。
さ:患者(かんじゃ)さんがいなくなる時間(じかん)ってあるんですね。
サ:うん。あの、例えば病院側(びょういんがわ)の、クリニックが昼休(ひるやす)みの時間(じかん)になった時(とき)とか。うん。この曜日(ようび)は、あ、例えば、これはもう本当(ほんとう)例えばですけど、水曜日(すいようび)の午後(ごご)は基本的(きほんてき)には外来診療(がいらいしんりょう)。水曜日(すいようび)の午後(ごご)は先生(せんせい)やってませんとか、いう時(とき)も薬局(やっきょく)は一応(いちおう)空(あ)いてるので。
さ:そうですよね。
サ:そういう日(ひ)はね、午後(ごご)とかにバーって書(か)ける。
さ:なるほど。
サ:ずっとパソコンに向(む)かってカタカタカタカタカタカタ。
さ:ああ、じゃあその日(ひ)のじゃなくて前(まえ)の日(ひ)とか、前(まえ)の前(まえ)の日(ひ)のとかを書(か)いてたりするんですね。
サ:うん。ケースもあります。
さ:ああ。
サ:先程(さきほど)あきひとさんが言(い)ってたように、なんかめちゃくちゃ忙(いそが)しそうな店舗(てんぽ)の人(ひと)とか、どうすんの?みたいな。
さ:あ、うん。うん。
サ:そういう人(ひと)たちは翌日(よくじつ)書(か)いてたりとかも普通(ふつう)にありますね。
さ:へえ。
サ:ま、基本的(きほんてき)にはでも当日(とうじつ)が翌営業日(よくえいぎょうび)で書(か)くようにはしてると思(おも)います。
さ:そうなんですね。
サ:うん。
さ:その、薬剤師(やくざいし)さんたちの間(あいだ)でミーティングとかあるんですか? そういう、みんなで集(あつ)まって、なんだろう、ま、その薬局(やっきょく)についてのなんかこういうところ改善(かいぜん)しましょう、とか、例えば。
さ:うん。たぶん会社(かいしゃ)によると思(おも)う。薬局(やっきょく)によると思(おも)うので、もしかしたらそういうのを細(こま)かくやってる店舗(てんぽ)も中(なか)にはあるのかもしれない。
さ:へえ。
サ:ま、サルが今(いま)勤(つと)めてる薬局(やっきょく)だと、月(つき)に1回(いっかい)は軽(かる)くそういう話(はなし)はする。 さ:ああ、そうなんですね。
サ:うん。
さ:それは 営業(えいぎょう)が終(お)わってからとかですか?
サ:そうね。営業(えいぎょう)がが終(お)わってからとか、それこそ患者(かんじゃ)さんがいないタイミング 。うん、影(かげ)の仕事(しごと)です。患者(かんじゃ)さんには見(み)えてないけど、じゃ、今(いま)なら話(はな)せるから 「えー、先日(せんじつ)のうちの薬局(やっきょく)の売上(うりあげ)なんですけども、赤字(あかじ)に迫(せま)ってギリギリ黒字(くろじ)で留(とど)まっております」とか、うん、「なんとかの出費(しゅっぴ)が多(おお)かったね」とか、ま「逆(ぎゃく)に、あの、黒字(くろじ)がよく出(で)たね」とか「労務費(ろうむむひ)がよくかかってるね」とか 、うん、そういった話(はなし)とかもしますよ。
さ:へえ。あ、そうか。やっぱりお金(かね)の 話(はなし)も大事(だいじ)ですもんね。
サ:お金(かね)の話(はなし)も大事(だいじ)なのよ。
さ:ね、それやっていく上(うえ)でお金(かね)は必要(ひつよう)ですもんね。
サ:そう。ま、だから患者(かんじゃ)さんにはもちろん見(み)せないし言(い)わないけど、うん、「今月(こんげつ)はできるだけ残業(ざんぎょう)しないようにして帰(かえ)りましょう」とか。
さ:あ、やっぱり残業(ざんぎょう)もあるんですね。
サ:残業(ざんぎょう)、どうしてもなるケースはあるよね。
さ:それはどういった残業(ざんぎょう)ですか?
サ:それこそ午前(ごぜん)も午後(ごご)も患者(かんじゃ)さんが絶間(たえま)なく来(く)るような薬局(やっきょく)の場合(ばあい) 、さっき言(い)った記録(きろく)を営業時間中(えいぎょうじかんちゅう)に書(か)けないんですよ。ま、途中途中(とちゅうとちゅう)で書(か)くんだけど、書(か)きれないんですよ。
さ:あ、そうですよね。
サ:で、これを毎日(まいにち)やってると、さすがにちゃんと消費(しょうひ)してかないと、昨日(きのう)のも書(か)き切(き)れてないうちに今日(きょう)が終(お)わって、今日(きょう)が書(か)き切(き)れなくて、で、明日(あした)に持(も)ち越(こ)すと、昨日(きのう)のが書(か)き終(お)わったけど昨日(きのう)のは全然(ぜんぜん)書(か)き終(お)えてなくて、今日(きょう)のも書き終(お)えられなくてっていうので借金(しゃっきん)がちょっとずつ増(ふ)えて…
さ:遅(おく)れていくんですね。
サ:そう。で、あの記録(きろく)のマイナスが、負債(ふさい)がどんどん溜(た)まってくので、うん、だからもうそういう時(とき)は仕方(しかた)なく残業(ざんぎょう)して、いくらかは記録(きろく)を済(す)ませてしまうとか、うん、そういった影(かげ)の仕事(しごと)もある。さ:そうなんですね。
サ:大丈夫(だいじょうぶ)?そんな興味(きょうみ)ある?そこ。
さ:あります。あるから聞(き)いたんですけど。
サ:楽(たの)しいのかがわかんないからね。
さ:「うれしい・たのしい」なんで大丈夫(だいじょうぶ)ですよ。
サ:あ、そうか。これもう何(なに)話(はな)してもいいんだ。
さ:そう。何(なに)話(はな)しても「うれしい・たのしい」になる。 サ:すごいじゃん、それ。
さ:すごい番組(ばんぐみ)でしょ。
サ:最強(さいきょう)だな。さ:そう、でもその薬剤師(やくざいし)さんの仕事(しごと)ってやっぱり私たちからはあそこの店舗(てんぽ)で薬(くすり)を作(つく)って見(み)えている薬剤師(やくざいし)さんしか知(し)らないから
サ:うん。うん。
さ:すごく興味(きょうみ)があって、はい。やっぱりね、裏(うら)で大変(たいへん)なことも色々(いろいろ)ありますよね。そうやって。
サ:そう、そう。もちろんその、その日(ひ)全部(ぜんぶ)出(で)てった薬(くすり)をまた入庫(にゅうこ)しないと、次(つぎ)の日(ひ)出(だ)す分(ぶん)がないから、それを発注(はっちゅう)しなきゃいけなかったりね。薬(くすり)の問屋(とんや)さんとかに。
さ:そういう仕事(しごと)も。
サ:そういう仕事(しごと)も同時並行(どうじへいこう)でやってますね。
さ:ああ、やっぱりじゃ小(ちい)さい仕事(しごと)がいっぱいあるんですね。
サ:細(こま)けぇ仕事(しごと)がいっぺぇある。
さ:ああ。
サ:いっぱいある。すいません。汚(きたな)い日本語(にほんご)だったから。
さ:いや、汚(きたな)くない。大丈夫(だいじょうぶ)。えー、そうですか。
サ:うん。
さ:ちょっとなんか日本語教師(にほんごきょうし)と近(ちか)いものを感(かん)じました。そういう話(はなし)を聞(き)くと。うん。授業(じゅぎょう)だけじゃなくて 、やっぱり細(こま)かい、授業(じゅぎょう)が終(お)わった後(あと)、始(はじ)まる前(まえ)
サ:うん。
さ:小(ちい)さい仕事(しごと)がいっぱいあるので。
サ:そうなんですよ。
さ:そうですね。共感(きょうかん)しました。
サ:お薬(くすり)、お薬(くすり)渡(わた)す前(まえ)も、あれ時間(じかん)かかって、皆(みな)さんをね、お待(ま)たせした後(あと)呼(よ)んでるけど、あれは薬(くすり)を正(ただ)しく取(と)り揃(そろ)えてるだけじゃなくて、お会計(かいけい)の計算(けいさん)とかも、この薬(くすり)が1錠(いちじょう)いくらとか、この薬(くすり)を何十日分(なんじゅうにちぶん)取(と)り揃(そろ)えることの手間賃(てまちん)とか、そういうのって国(くに)が決(き)めてるんですよ、もう。 厚生労働省(こうせいろうどうしょう)が。もうジャパンが、国(くに)が決(き)めてるので、それを計算(けいさん)をシステム的(てき)に行(おこな)って、それが正(ただ)しいかどうかのチェックとかもしてるんですよ。皆(みな)さんにお薬(くすり)出(だ)す時(とき)に。お会計(かいけい)間違(まちが)ってるよ、とかっていう時(とき)もたまに直(なお)したりするんで、先(さき)に。うん。だからそれこそ、あきひとさんがね、授業(じゅぎょう)の前(まえ)たぶん、いろんなものを準備(じゅんび)して 、これで会(あ)ってるよなって言(い)って整(ととの)えてると思(おも)うんですけど、薬剤師(やくざいし)も正(ただ)しい教材(きょうざい)と揃(そろ)えながら、ちゃんと授業料(じゅぎょうりょう)も正(ただ)しく請求(せいきゅう)できてるかどうかも、ちゃんと細(こま)かくチェックしてるんで。だからたぶん本当(ほんとう)見(み)えてない部分(ぶぶん)での仕事(しごと)がいっぱいある。
さ:ああ、やっぱりそうですよね。
サ:うん。
さ:じゃ、そういうお仕事(しごと)をしながら私たちの体(からだ)のために、あの、正(ただ)しい薬を出(だ)してくれてるっていうことですね。
サ:うん。そうですね。
さ:ああ、すごい。なんか改(あらた)めて感謝(かんしゃ)の気持(きも)ちでいっぱいになりました。
サ:うん。うん。うん。うん。なんか、こそばゆいな。でもこれが、これが我々(われわれ)の仕事(しごと)なんで。
さ:うん、まあまあそうですけど。本当(ほんとう)になくてはならないお仕事(しごと)ですよね。
サ:うん。
さ:はい。ありがとうございます。
さ:で、そんなサルさんが、今(いま)こう、薬剤師(やくざいし)として伝(つた)えたいこと 、リスナーの皆(みな)さんに。それ、どんなことでしょうか?
サ:うん。薬局(やっきょく)ってお医者(いしゃ)さんから処方箋(しょほうせん)をもらって薬(くすり)を出(だ)してもらいに行(い)くところだと思(おも)うんですよ。
さ:はい。
サ:認識(にんしき)として。でもこれだと、まだまだ薬剤師(やくざいし)ダメだなってサルは思(おも)っていて。処方箋(しょほうせん)がなくても、薬(くすり)が必要(ひつよう)なくても、何(なに)か体調(たいちょう)悪(わる)くなったなって思(おも)ったら、で、誰(だれ)かに相談(そうだん)したいということがあったら、もうそれだけ聞(き)きに来(く)るでもいいから薬局(やっきょく)を使(つか)って欲(ほ)しいっていうのがサルの気持(きも)ち。 なので薬(くすり)をもらう場所(ばしょ)じゃなくて、気軽(きがる)に健康相談(けんこうそうだん)をしていい場所(ばしょ)、していい人(ひと)っていうふうに思(おも)ってもらえるように、仕事(しごと)をしていかなきゃなって、日々(ひび)思(おも)ってます。
さ:うん。でもなんかきっと伝(つた)わってるような気(き)がしますけどね。サルさんのところに来(き)てる人(ひと)には。
サ:そうね。
サ:で、今日(きょう)とかも、薬(くすり)じゃないんだけど精神科(せいしんか)の薬(くすり)をもう1回(いっかい)もらうべきか、もらわないべきか悩(なや)んでる患者(かんじゃ)さんが久(ひさ)しぶりに薬局(やっきょく)に電話(でんわ)くれたんだけど。「どうしたらいいと思(おも)いますか」みたいな。
さ:うん。
サ:「サルさんにお話(はなし)聞(き)きたくて」って言(い)ってくれた患者(かんじゃ)さんいて。
さ:はい。
サ:もう全然(ぜんぜん)そういうの本当(ほんとう)ウェルカムで。そういうのが嬉(うれ)しい。 で、まだ世(よ)の中(なか)の薬局(やっきょく)全部全部こうじゃないし、全(ぜん)薬剤師(やくざいし)が同(おな)じこの心(こころ)を持(も)っていないかもしれないところが、まだちょっと薬剤師(やくざいし)のごめんねっていう、日本(にほん)の薬剤師(やくざいし)ごめんねっていうところなんだけど、だけど本当(ほんとう)に些細(ささい)なことでも何(なに)か体調(たいちょう)で悩(なや)んだことがあれば、使(つか)って欲(ほ)しいなって、思(おも)ってます。薬剤師(やくざいし)のことを。うん。
さ:私(わたし)も猿(サル)さんと知(し)り合(あ)って、その薬剤師(やくざいし)さんとしてのお話(はなし)を聞(き)くまでは、ただその薬局(やっきょく)で病院(びょういん)のお医者(いしゃ)さんからこういう薬(くすり)出(だ)してくださいって言(い)われて、で、間(あいだ)に入(はい)ってそれを出(だ)してくれる人(ひと)みたいな。
サ:うん。うん。うん。
さ:そういうイメージだったんですよ。ま、もちろん大切(たいせつ)な仕事(しごと)っていうのは認識(にんしき)してましたけど。
サ:うん。
さ:でもそういうお話(はなし)を聞(き)いて、「あ、なんか気軽(きがる)に聞(き)いていいんだ」とか、なんか「お医者(いしゃ)さんに聞(き)く前(まえ)に、ちょっとあの、薬(くすり)もらう時(とき)に不安(ふあん)になったから、聞(き)いてもいいんだ」とか。
サ:うん。うん。
さ:そう思(おも)えるようになって。うん、なんかね、薬(くすり)をもらいやすくなりました。
サ:ああ、嬉(うれ)しい。
さ:うん。あ、こちらこそなんですけど、うん。
サ:そう思(おも)ってもらえればね、ポッドキャストで喋(しゃべ)った甲斐(かい)があったってもんだし。 あの、例えば他(ほか)のところで、もらった薬(くすり)、他(ほか)の薬局(やっきょく)でもらったお薬(くすり)とかでも結局(けっきょく)使(つか)い方(かた)がわかんないとか、これ今(いま)飲(の)んでいいのかな?よくわかんないな、とか、うん。何(なに)か悩(なや)んだら、もうサルに連絡(れんらく)くれれば。
さ:サルさんに。
サ:そう。もう他(ほか)のところでもらったやつでも、今(いま)の体調(たいちょう)お伺(うかが)いして「あ、いいよ。それ飲(の)んでいいよ」って言(い)えるかもしれないし。「あ、それはもう1回(いっかい)医者(いしゃ)にかかった方(ほう)がいい」って言(い)えるかもしれないし。 うん。ま、とにかくそう気軽(きがる)に相談(そうだん)して欲(ほ)しいっていうのが、本音(ほんね)。それができる薬剤師(やくざいし)じゃなきゃダめですね。日本(にほん)の薬剤師(やくざいし)は、もっとそういうことができるようにならないといけない。
さ:そう思(おも)ってくれてる薬剤師(やくざいし)さんがいると、ありがたいですね。こちらも。
サ:うん。
さ:うん。ありがとうございます。
さ:で、前半(ぜんはん)で、その薬剤師(やくざいし)というお仕事(しごと)について今(いま)伺(うかが)ってきたんですが、いつも前半(ぜんはん)でゲストの人(ひと)に聞(き)いている質問(しつもん)がありまして。
サ:お、例(れい)の質問(しつもん)ですね。
さ:はい。ここからは薬剤師(やくざいし)の話(はなし)じゃないんですけど、突然(とつぜん)。
サ:結構(けっこう)結構(けっこう)
さ:リスナーの皆(みな)さんにお勧(すす)めしたい音楽(おんがく)をサルさんに1曲(いっきょく)教(おし)えていただきたいんですが、どうでしょうか?
サ:えー、今日(きょう)サルがお勧(すす)めするのはですね、日本(にほん)のロックバンド「RADWIMPS」というバンドがいまして。『君(きみ)の名(な)は』とかっていうね、映画(えいが)で、歌(うた)とかも、より有名(ゆうめい)になったんですが、ま、そのRADWIMPSが昔(むかし)に出(だ)した曲(きょく)、本当(ほんとう)古(ふる)い曲(きょく)なんですけど、『もしも』っていう歌(うた)があります。
さ:はい。ひらがなで『もしも』。
サ:イエス。ひらがなで『もしも』。「もしかしたら」の「もしも」ですね。
さ:はい。
サ:意味(いみ)は同義(どうぎ)かな。
さ:うん。うん。
さ:これを選(えら)んだ理由(りゆう)っていうのは何(なん)ですか?
サ:うん。ま、サルがお勧(すす)めする、お勧(すす)めしたい曲(きょく)っていうのをこうパンと、こう考(かんが)えた時(とき)に、どのアーティストがいいかなって思(おも)ったんだけど、サルの青春時代(せいしゅんじだい)、特(とく)に高校生(こうこうせい)の一番(いちばん)濃(こ)かった時代(じだい)、青春(せいしゅん)が一番(いちばん)色濃(いろこ)く濃密(のうみつ)な時間(じかん)を過(すご)した時間(じかん)に、一番聞(ばんき)いたのがこのアーティストだったんで、ま、それでRADWIMPS、選(えら)ぼうかなと思(おも)って。で、RADWIMPSの中(なか)でも好(す)きな曲(きょく)はいっぱいあるんですけど、この『もしも』って曲(きょく)はすごいシンプルで、わかりやすくて、えー、たぶん、それこそ日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)する方(かた)でも、うん、割(わり)と聞き(きき)やすい。
さ:はい。
サ:最初(さいしょ)のサビの入(い)りとか、めちゃくちゃゆっくりだし。うん。勉強(べんきょう)するにも、すごいいいだろうし、歌詞(かし)もね。うん。わかりやすい。すごくわかりやすくて。ま、青春時代(せいしゅんじだい)誰(だれ)もが一回(いっかい)はこういうことを考(かんが)えるんじゃないか、みたいな曲(きょく)なんですよね。
さ:へえ。
サ:いや、もしも、いや、本当(ほんとう)に、もしもね、僕(ぼく)の好(す)きなあの人(ひと)が僕(ぼく)のことを好(す)きでいてくれたら、なんてことあるのかな?みたいな。
さ:うん。ああ、ラブソングですね。
サ:うん。そうですね。まあ「なんてバカなこと考(かんが)えてんな、俺(おれ)」っていう、そういう曲(きょく)です。
さ:じゃ、これを聞(き)けばサルさんが高校時代(こうこうじだい)こういう思(おも)いがあったんだなっていうのも、わかるっていう。
サ:そう。なんか誰(だれ)かに告白(こくはく)する時(とき)とかさ。
さ:ああ。
サ:だって不安(ふあん)じゃん?「いや、あの子、俺(おれ)のこと好(す)きとは限(かぎ)らんよな」とか思(おも)うじゃん。
さ:うん。うん。うん。
サ:なんかでも、もしかしたら好(す)きなのかな。でも、あの時の、あの行動(こうどう)はどうだったんだろうな。うん。いや、でもこれは俺(おれ)の考(かんが)えすぎかな。どうなんだろうな?みたいな、やっぱそういう青春時代(せいしゅんじだい)って、まあ、それは国(くに)を問(と)わずあるんじゃないかなと思(おも)うんですけど。
さ:そうですよね、うん。
サ:ま、その気持(きも)ちがわかれば、ま、なんとなく、この曲(きょく)もわかるんじゃないかな。
さ:なるほど。
サ:うん。
さ:じゃあ、今(いま)恋愛(れんあい)をしている人(ひと)には特(とく)にいいかもしれない。
サ:うん。ま、あの…
さ:教材(きょうざい)としても。
サ:…エンターテイメントとして、うん。教科書(きょうかしょ)にはできないかもしれない、恋愛(れんあい)の教科書(きょうかしょ)にはならないかもしれないけど、うん、はい。
さ:RADWIMPSは日本語(にほんご)勉強(べんきょう)してる人(ひと)の中(なか)にも結構(けっこう)好(す)きな人(ひと)がいっぱいいるので、あの、さっき言(い)ってくれた『君(きみ)の名(な)は』の『前前前世(ぜんせ)』とか。
サ:おお、。
さ:何(なん)でしたっけ?あの、『スパークル』とか。
サ:『スパークル 』
さ:そういうの。『なんでもないや』とか。
サ:♪なんで~… 危(あぶ)ね、歌(うた)っちゃいけない。
さ:そう。ポッドキャスト、歌(うた)っちゃだめなんですよ。
サ::そうなんです。すいません。
さ:そう。『なんでもないや』とかそういうところからこう入(はい)ってきてる、うん、あの、学習者(がくしゅうしゃ)の人(ひと)もいるから。
サ:もしじゃあ、そのRADWIMPSをそこから知(し)ってる人(ひと)がいれば、RADWIMPSの古(ふる)い曲(きょく)だから、もう全然(ぜんぜん)あの皆(みな)さんなかなか知(し)らないところかもしれないんですけど、それも面白(おもしろ)い曲(きょく)なんで、よければ、聞(き)いてみてほしいな。うん。
さ:そうですね。じゃあ戻(もど)って戻(もど)ってね、皆(みな)さん聞(き)いてみてください。
さ:で、あの、RADWIMPSの『もしも』が聞(き)ける曲(きょく)のリンクをこの番組(ばんぐみ)の説明(せつめい)のところに付(つ)けているので、皆(みな)さんも恋愛(れんあい)をしている気持(きも)ちで聞(き)いてみてください。じゃ、えーと、サルさんがポッドキャストを「ボイスカプセル」としてされてる番組(ばんぐみ)のリンクをこの番組(ばんぐみ)の説明(せつめい)のところに付けていますので、ぜひ皆(みな)さんも聞(き)いてみてください。
サ:よろしくお願いします。そんな勉強(べんきょう)になるかどうかの自信(じしん)はございませんが。
さ:自然(しぜん)な話(はなし)がすごい勉強(べんきょう)できるんじゃないかなと思(おも)う。
サ:ああ、そうだね。
さ:ああいう3人(さんにん)で日本人(にほんじん)が3人(さんにん)で話(はな)してるのって、ちょっと珍(めずら)しいかもしれない。
サ:そうだね。だいぶラフな、フランクな日本語(にほんご)が出(で)てるんじゃないですか。
さ:普通(ふつう)にね、おしべりしてる。
サ:うん。あの会話(かいわ)が普通(ふつう)に聞(き)けたら、もう日本語(にほんご)絶対(ぜったい)リスニングは大丈夫(だいじょうぶ)だよ。
さ:そうかもしれない。
サ:うん。
さ:で、この『日本語(にほんご)さいちゃんねるのInstagramのアカウントもありまして、そちらのリンクも付けていますので、皆(みな)さん、見(み)てみてください。それから今(いま)サルさんと私が話(はな)した言葉(ことば)をスクリプトにして「note」というウェブページに、あの、文字(もじ)で、スクリプトで書(か)いていますので、皆(みな)さん、日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)している人(ひと)はそれを見(み)ながらまた聞(き)いてみてください。
さ:はい。それではサルさん、前半(ぜんはん)、薬剤師(やくざいし)さんの貴重(きちょう)なお話(はなし)ありがとうございました。
サ:いやいや、薬剤師(やくざいし)として、がっつり話(はな)すシーン少(すく)ないんで、ありがとうございます。いい機会(きかい)です。
さ:こちらそ。知(し)っているようで知(し)らないお仕事(しごと)のお話(はなし)でした。
サ:うん。
さ:ということで、皆(みな)さんに、うれしい・たのしいことがたくさんありますように、心(こころ)から願(ねが)っています。体(からだ)に気(き)をつけて過(すご)してください。サルさん、ありがとうございました。
サ:ありがとうございました。
さ:はい、皆(みな)さんも、ありがとうございます。さようなら。
サ:アディオス。
さ:日本語(にほんご)じゃない。アディオス。
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