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#80 夢はMVでの故郷貢献【専門学校生・エニレルさん・内モンゴル】

放送は▼こちらから▼聞くことができます!
https://stand.fm/episodes/6804b763dc7b7067a54f64c8

みなさん、こんにちは。『うれしい たのしい 日本語 さいちゃんねる』日本語教師の さいとう あきひと です。この番組は日本語を勉強している人と日本に関わるすべての人にお送りしています。

前半に引き続いて内モンゴル出身のエニレルさんに来ていただきました。 エニレルさん、こんにちは。
こんにちは。
前半では専門学校での勉強とか、どうして日本に留学しようと思ったかっていうお話とか、 あとちょっとおもしろい失敗のお話とか、教えてもらいました。ありがとうございました。
はい。
今回、後半なので、後半のほうではエニレルさんが趣味でいろいろ作っている音楽のことを中心に聞いていきたいと思います。 はい。
はい。

エニレルさんはどんな音楽を作ってるんですか?
ヒップホップが多いです。
作ってるのは一人で?
今は一人です。昔はグループで、6人ぐらいでやって、中学校の時から。
すごい、そんなに前から?
はい。
エニレルさん今、何歳ですか?
今24歳です。
あ、ということはもう10年以上、音楽を作っている。
たぶん10年ぐらい。
そのきっかけは何ですか?
きっかけは、私が家でパソコンでゲームやってた。で、母が、テレビでいきなりヒップホップを聞きました。 「え、何これ?」 見たら、ヒップホップがわかって「これ、やっぱり私やりたいな」って思って始めました。
あ、じゃ、お母さんが見ていたテレビはヒップホップの番組じゃないんでしょう?
じゃないです。
偶然?
はい。
その時はどんなヒップホップか覚えていますか?その時の曲。
その時の曲、覚えてます。 内モンゴルの昔の人の作ったラップです。
じゃ、その1曲を聞いて、エニレルさんは「何これ?」って思ったんですか? 「何これ?」って思って「すごい、私もやりたい」 全部ヒップホップの文化をよくインターネットで調べてみて、わかりました。 どういう文化ですか?どういうものですか?
それが、じゃ、エニレルさんが中学生ぐらいでしょう?
いや、これはもっと前、小学校から。
そうなんだ。
小学校4年生から。
っていうことは何年前? 15年ぐらい前ってこと?
15年ぐらい、そう。 でも小学校だから聞くだけ。自分でまだ作らなかった。
そうですよね。
はい。
あ、そうか。じゃ、小学校の時、もちろんインターネットがあったから、エニレルさんは。
はい。
じゃ、すぐ調べて。
はい。あのう、初めて聞いた歌は内モンゴルのラップを聞いて、 これを聞いて何これ?ってインターネットでよく調べて、 もうずっとアメリカの人のヒップホップを聞いてました。
はい、はい。 あの、前半で教えてくれたJ.Coleさん、J.Coleの『Change』。
はい、好きです。いろいろ好きです。

日本、日本人のヒップホップは聞きます?
はい、聞きます。
どんな人?
この前は「BAD HOP」というグループ。
あー、解散しましたよね。
あ、解散しました。 この人たちと「Jin Dogg」という人と、あと、いろいろ聞きましたけど、名前を忘れました。
あ、忘れた。そうですか。

じゃ、エニレルさんが小学校の時に内モンゴルでヒップホップは人気があったの?
あ、ないです。今も、まあまあ内モンゴルは好きな人が、もう、その時より多くなったけど、まあ、内モンゴルの中でそんなに流行(はや)ってないです。
そうなんだ。じゃ、ヒップホップはもう聞いてる人が少ないけど、みんなその人たちはとても聞いてる。
はい。
あー、好きな人は好き、みたいな。
はい、好きな人は。 はい。
そうですか。

じゃ、その一人がエニレルさんで、今は自分で作っているんでしょう?
はい。
はい。
はい、家で作ってます。
今、何曲ぐらい作ってるんですか?
今、50、50ぐらい。
えー、それは言葉もメロディーも?
メロディー、あんまり苦手だから、あんまりないです。メロディー、作れない。
あー、あのラップで言葉を。
はい。
あー、じゃ、その言葉は、リリックはモンゴル語?
はい、モンゴル語。
日本語もあるんですか?
日本語も、ときどき中に入れます。
あ、えー。前ちょっとだけ聞かせてもらったよね。
はい。
友達と一緒に作ってたやつ。
はい。
あれ、すごかったよ。めちゃくちゃかっこいい。
あの曲は最近作った曲ですか?
あの曲は日本に来る前に作って、ここに来た。
あー、じゃ今は一人で作ってるんだ。
はい、今一人で作ってます。
えー、その音楽関係のお友達とか一緒に作らないんですか?
あー今、みんなもう生活のことをやって、あんまり音楽をやってない。
あ、そうか、忙しいんだ、みんな。
はい。
へえ、じゃ、エニレルさん、今まで50曲ぐらい作ってるんですね。
はい。
それは私たちは聞けないんですか?
聞けない。でも…
発表はしないんですか?
発表は全部、発表しないです。しなかった。 でも、中国のApple Musicと同じアプリで出してます。
へえー、じゃ、それは聞くことができるんだ。
はい。今も新しいのを作って、YouTubeとかで出したいから。
あ、YouTube?
YouTubeに。
うん、うん。え、ぜひ。でも無料で聞いていいんですか?それ。
はい、いいんです。
最初は無料でちょっと人気を集めて、人気が出たら、ね、サブスクライブとかで有料とかにできるかもしれない。 え、えー、やればいいのに、エニレルさん。YouTubeやりましょう、じゃ。応援しますよ、私。 そうか。前聞かせてもらった曲もすごいかっこよかったから。
ありがとうございます。
はい、ぜひ聞きたいです。

一つ作るのに時間はどのくらいかかるんですか?
音楽によって違います。
あー、やっぱりそうなんだ。早い時もある?
早い時もある。
あー、全然できない時もある?
はい。
あー、すごい。
気持ちとか、違います、ときどき。
それはどんな時、作ろうと思うんですか?
例えば、学校から家に帰る途中に、ずっと音楽聞いて、もう家まで来るときに「あー、それ、あー、それいいなー」ってアイデアがいっぱい…
出てくる?
…出てくる。
自然に?
はい。
すごい、天才じゃん。 あーそう、すごい。
でも時々は、あんまりしたくない。
あー、時もある。
はい。
えー、でもけっこうミュージシャンってそういう人多いですよね?
はい。

で、エニレルさんは専門学校で、そのミュージックビデオを作る勉強をしたいんでしょう?
はい。
じゃ、それ勉強したら、自分で曲作って、ミュージックビデオも作って、できますね。
はい。
えー、全部一人でできますね、じゃ、自分で。
はい。
すごい。今までミュージックビデオは作ってないんですか?
いや、中学校の時、ちょっと作ったことあります。
えー、早いね。
その時もグループで音楽をやってるから、みんなで一緒に作ったことあります。
あ、そうですか。 じゃ、専門学校でミュージックビデオの作り方勉強して、 で、自分が作った曲にそのビデオをつけて、 YouTubeに出す。
はい、YouTubeに出す。
そうすると人気が出るかもしれない。
でも、ミュージックビデオを勉強したら、 これ、ミュージックビデオの仕事をしたいです。
あー。
ちょっと、この関係がある仕事をしたいです。
あ、関係がある仕事。
関係がある、はい。

えー、じゃあ、後半のほうでエニレルさんのね、将来の夢とか目標を聞きたいなって思っていたんですけど、 じゃ、ミュージックビデオを作るっていうのが、エニレルさんの将来の夢?
目標。 はい。
えー、それはいつからそんな目標ができたんですか?
うーん、ミュージックビデオは去年。去年から。
へえ。
あの、専門学校を選んだ時によく悩んだ。 どっちが、どっちにするかって。 私、自分はデザインを勉強したことあるから、やっぱりデザインの専門学校に入ろうか。でも、私、全部できるから、他のことを勉強したほうがいいと思って、ミュージックビデオに決めました。
へー、そうですか。
はい。
じゃ、将来はそういう関係の仕事をしたいんですね。
はい。
日本で?
はい。 日本で、なんか、3年、4年ぐらいして、自分でやりたいことをやりたいです。
あー、じゃ、その後は日本にいないかもしれない?
はい、かもしれない。
どこ行くんですか、次。
あー、それ、今、まだわからないです。 わからない。 はい。 行きたいところはあるんですか、他にも。
行きたいところは、スペインとか、ヨーロッパに行ってみたい。
あー、似合いそう。 ヨーロッパ。 へー、そうですか。

エニレルさんがミュージックビデオを作ろうと思ったきっかけは何ですか。
きっかけは、昔からずっと内モンゴルにミュージックビデオをすごい上手に作る人がいないから、私、これをやって、なんか、内モンゴルに帰っても、例えば、いい技術、上手になったら、帰っていろいろなことができるから。
ああ、それはいいね。
そう、もう内モンゴルも故郷(ふるさと)、家だから、家の文化とかの、ちょっとレベルを上げ、上がりたい。
ああ、カルチャーのね、レベルを。 ミュージックカルチャーのレベルを上げたいと。
はい。
あ、いいと思います、すごい。
はい、もう、もしできたら、帰って、私と同じ、私と同じやってる、自分のことやってる人に無料で「私ミュージックビデオ作ってあげるよ。 大丈夫、大丈夫。あなたの音楽はすごい、いいと思って。」そういうことしたい、もう。 若い人に、私より若い人に。
ああ、なるほど。
でもお金もらったほうがいいんじゃない?
いや、これ音楽がすごい良かったら、無料で作ってあげます。 みんな民族同じだから。
ああ、そっかそっか。 すごい。なんか今からでもできそうだけどね、エニレルさん。
今、今できないです。
専門学校入って勉強しながら。今インターネットで外国でも、どこでも繋(つな)がることができるから。 じゃ、いろいろな可能性がありますね。楽しみだね。
はい。
私もすごい楽しみです、エニレルさんの将来。 どんな人になるか。はい、エニレルさん、ありがとうございます。

じゃあね、後半の最後でゲストの人にいつも聞いている質問で、 エニレルさんの好きな日本語の言葉とか表現を教えて欲しいんですけど、どうですか?
好きな日本語の言葉は、やっぱり『いらっしゃいませ』。
2回目の「いらっしゃいませ」。 どうしてこの言葉ですか?
初めて大き声で話したことは「いらっしゃいませ」です。 日本人と使う、間違えても、あの、店員さんが「いらっしゃいませ」って言って、私も「いらっしゃいませ」って言って、 これは初めて日本人と大きい声で話したから。もう最近はずっと使っている言葉も「いらっしゃいませ」です、コンビニで。
ああ、アルバイトしてるから。 そうなんだ。前半の最後に教えてくれた「いらっしゃいませ」の失敗の話ですよね。 その時、大きい声だったんですか?エニレルさん。
はい。私、大きい声で「いらっしゃいませ!」って。
それはおもしろいけど。 そうなんだ。
そして、今もよく使ってるから、この言葉、すごいと思います。
忘れられないですね。
はい。
でもいい話だよ、それ。
はい。
そうですか。わかりました、エニレルさん。ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。

今、私とエニレルさんが話した日本語を 『note』というウェブサイトに日本語で書いていますので、 日本語を勉強している人は、ぜひそちらも見ながらもう一度聞いてみてください。 そして、この番組『日本語さいちゃんねる』のインスタグラムのアカウントもありますので、 そのリンクも説明のところにつけてありますので、皆さん、ぜひ見てみてください。 じゃ、エニレルさん、前半と後半、いろんなお話ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
専門学校、頑張ってくださいね。 体に気をつけて。
はい。
はい、では、皆さんも聞いてくれて、ありがとうございました。 皆さんに、うれしい・たのしいことがたくさんありますように願っています。 じゃ、皆さん、ありがとうございます。さようなら。
さようなら。
さようなら。

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