#76 自分を変えた「やってみなきゃわからない」精神【俳優・赤江隼平さん・日本】
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みなさん、こんにちは。『うれしい たのしい 日本語 さいちゃんねる』日本語教師の さいとう あきひと です。この番組は日本語を勉強している人と日本に関わるすべての人にお送りしています。
今回も前半に引き続いて俳優の 赤江 隼平(あかえ しゅんぺい)さんに来ていただいています。 赤江さん、こんにちは。
こんにちは。前半は舞台のお話から俳優になられたきっかけまで教えていただいて、ありがとうございました。
ありがとうございます、こちらこそ。 はい。
今回、後半から聞き始めた方がいらっしゃったら是、ぜひ前半のほうも聞いてみてください。
はい。
もう一度、宣伝(せんでん)をしますが、赤江さんが3月に出演される舞台(ぶたい)があります。 3月19日水曜日から23日日曜日まで東京、両国(りょうごく)シアターΧ(カイ)で行われる『BEHIND THE FIST』という舞台に、ステージに出演されます。 赤江さん、もう練習、稽古(けいこ)はもうだいぶ進んでるんですか?
そうですね。だいぶ進んでいます。 もうダンスだったりとか、アクションだったりとかもあるんですけど、 その振り付けは、ほぼほぼ終わっていて、 2月これからやっとお芝居(しばい)の稽古(けいこ)が始まるっていう感じです。
そういう感じなんですね。
はい。先にダンスだったりとか、 殺陣(たて)、アクション、ファイティングセットを構築(こうちく)していって、 お芝居を作っていく中でその作ったものを当てはめていくっていう。
なるほど。えー、おもしろい。 なんか並行(へいこう)してやるものなのかと思ってました。
そうですね。僕も最初、この団体に関(かか)わるまではそうなのかなと思っていたんですけど、 こちらの方、主宰(しゅさい)されている方がダンサーである、武術家(ぶじゅつか)でもあるので、 そういったところで先にそういうものから作っていって、 構築していくっていうやり方なのかなと思って。 ちょっと新しかったですね、僕も。
なんかまあ、ね、いろいろなやり方があるんでしょうけど、おもしろいですね。
はい、そうですね。
じゃ後で、これはこういうふうな流れでここに入るのかっていうのがわかってくるんですか?
そうですね。なのでまた、今ちょっとそのダンスだったりとかアクションをやっている中で、 ちょっとお芝居をしているんですけど、やっぱ流れがあってのそこなので、 またちょっとその中のお芝居とかもきっと変わってくるんだろうなぁって思う。 そういったところもちょっと楽しみではありますけど。
そうですね。じゃ、されてる方々もけっこう楽しみながら…
あ、そうですね。
…お稽古(けいこ)されてるんですね。
はい。
みんな仲良しなんですね、じゃ。
仲良しですね。
前回の舞台からも、すごくそういうのも伝わりました。 すごいチームワークなんだろうなぁと思って。
そうですね。これも本当にその演出家の人柄(ひとがら)というか、温かさというか、 人を惹(ひ)きつける、人を動かす、何かをこう持っているので、 やっぱりみんなそこに惹(ひ)かれて、ガッと集中してやるので、 すごく仲良くなるというか、コミュニケーションがすごくあるなぁとは思いますね。
ああ、そうなんですね。やっぱり中心になっている方の存在って大事ですよね。
いや、すごいでかいなって思いますね。
今クラス担任とかしてるので、 やっぱりそういうのって学生に伝わってるなと思うんですよ。
ああ、なるほど。
自分のことは客観的(きゃっかんてき)にあんまり見られないんですけど。 いや、それはもうそうですね。
いろいろな先生が持たれてるクラスとか見てると、 その先生のカラーって、すごく出てると思うんで、クラスに。
ああ。
毎日クラスに入っているわけじゃないんですけど、その先生が。
はい。
でもやっぱり学生のカラーとか伝わるので、 大事なんだなぁと思います。 ああ、あきひとさんはどうなんですか?担任をやっていて。
うちのクラスですか?
そうです、そうです。
めちゃくちゃですね。 いい意味で、ですよ。 いい意味のめちゃくちゃって何ですかね。わかんないけど。 みんなの個性が出てると思います。
ああ、いやでも、いいクラスなんじゃないかなって思います、僕は。
とりあえず楽しいです。
ああ、もうそれが一番だと思います。何をしてても。
そうですね。優しいし、みんな。 この間も休み時間にちょっとお腹すいたって言ったら、 いっぱいお菓子が出てきました。 教卓(きょうたく)の上がお菓子になって。
みんなすごいですね、優しいですね。
そういう感じですけど。 でもきっと舞台もステージも一つのチームなので、 チームワークって大切になるんですよね。
そうだと思います、はい。
うーん、はい、ありがとうございます。
じゃ、後半のほうでは、赤江さんご自身の俳優人生というか、 今までのことを中心に伺いたいんですけれども、 最初はどういうふうに始められたんですか?
最初?
どこか学校というか、そういう俳優さんの学校に通われてたんですか?
ではないんですけど、 地元の長野県(なばのけん)の、長野県けっこう大きいんですけど、 名古屋寄りの南部と呼ばれるところに、駒ヶ根市(こまがねし)っていう市があるんですけど、 そこがとても演劇(えんげき)が盛(さか)んで、 20年前ぐらいから市民ミュージカルっていうものをずっとやっていて、 で、俳優を目指(めざ)そうと思ったときに、前回のお話で、前半で、 赤塩 正樹(あかしお まさき)さんっていう方が、そこに演劇の盛んな市があるから、 すぐ東京に行くんじゃなくて、そこで下積(したづ)みをしてから行ったらどう?っていうお話をしてくださって、じゃそうしてみようと思って、そこからスタートしたのが。
その、前半の最後にあの音楽を紹介してくださって、その作られて歌われている方が赤塩 正樹(あかしお まさき)さんという方なんですよね。
はい。その方とつながったのが、また前半にちょっと戻るんですけど、僕が俳優を始めるきっかけのその舞台のチケットをくださったお母様が、その方とお知り合いで、僕がその舞台を見て、こういう仕事あるんだ、俳優やりたいって思ったのを伝えたら、じゃ紹介するよって言ってくださって、つなげてくださってっていう経緯(けいい)があってっていう感じですね。
全部つながっていってるんですね。
そうです。
最初から。
つながりました。
点がこう、つながっていって。で、一番最初、俳優さんとしてのお仕事がその赤塩さんの『夢が叶(かな)うまえに』という曲のミュージックビデオだったんですか?
そうですね。それが一番最初でしたね。
じゃ、あの中で台詞(せりふ)っていうか言葉は特になかった?
あ、そうです。言葉は、台詞なくも 体の表現だけでっていうような感じで。
いきなりそれも難しそう。
難しかったです。
何も言わないで見せるっていう。
自分の感覚との勝負(しょうぶ)でしたね。
ハードルが…
こんな感じかな?みたいな。
…一回目から高い。そうなんですね。で、そこから長野でしばらくは活動されてたんですか?
そうですね。そこで2年ぐらい お芝居、そこでお芝居をされている先輩たちにいろいろ教えていただきながら、そこの市民ミュージカルだったりとかの舞台に出てっていうような感じで、やってました。
じゃ、長野にいらっしゃった時は今と同じように舞台で活動されてたんですね。
もう舞台メインでやってました。
で、それが2019年コロナ禍(か)が始まるかどうかっていうぐらいの時に東京に来られたんですよね。
そうです。
それは何かきっかけがあったんですか?タイミングが。
それがちょうど2020年1月に、あ、2月か…に東京で舞台が、出演が決まって 、で、じゃその出演するタイミングで東京に出ようって思って 2019年の11月とか12月ぐらいに東京に出て 稽古(けいこ)をして1月に 東京で舞台をやったんですけど、それがきっかけで東京に出てきました。
ああ、それ最初、されてみてどうでしたか?その舞台。
ああ、やっぱ今までの、その地元でやっていた感覚とはまたちょっと 違いましたね。規模(きぼ)自体は、やっぱ 地方のほうが1000人規模の公民館じゃないですけど…
ホールみたいな。
文化館、ホールみたいなのが あるので、大きかったので、規模感的には サイズは小さくはなりましたけど、関わる人との年齢というんですかね、やっぱ全然違くて、同じ年代の人たち、俳優を志(こころざ)して目指(めざ)して頑張ってる人たちの中に入ったので、初めて。刺激(しげき)というか、 みんなこういうふうにやって頑張ってるんだ、みたいな、そういうあれが もう入ってきましたね。やっぱ地方にいるときはもう 趣味ではないんですけど、働きながら 一つの生活の一つとしてお芝居を楽しんでやってる、おばさま、おじさま、子どもたちとか、同い年の人というのが多かったので、一人僕だけプロを目指して頑張ってます、だったんですけど、やっぱその、東京に来たことによって環境というか関わる人たちの、その、がらっと変わったので、そこは東京に出てきてよかったなっていう部分はそれかもしれないですね、やはり。
そうなんですね。じゃ、それがこうプラスに作用(さよう)したっていう感じですか?そういう環境が。
そうですね 。自分の中で、”ぬるま湯”っていうわけではないですけど、ちょっと居心地(いごこち)が良かったところから居心地が悪くなって、ここからだ、みたいな、改(あらた)めてこう気を引き締(し)めたというか、締めさせられたっていう。
へえ、やっぱり環境って大事ですよね。
環境は大事だなと僕は思います。
どっちがこう、いいとか悪いじゃなくて。
そうですね。
自分のキャリアを積(つ)んでいくためには、すごく環境も大切な要素(ようそ)ですもんね。
じゃ、そこから東京で活動を始められて、その中でもこれがちょっと転機だなとか、かなり思い出深(ぶか)いなという作品って、選ぶとしたら何ですか?
ああ、2つありまして。1つは、国際フォーラムのCホールでやった『赤毛のアン』という作品が1つ僕の中でターニングポイントになった作品かな。作品とよりもその 作品に向かう経緯(けいい)というか、僕の中で一つこう、大事になった部分がありまして。もう一つは昨年の6月 出演した『マーヴィンズルーム』っていう 作品。
はい。
僕の中では 転機というか。
ああ、そうなんですね。
作品というよりも、その、関わってくれた人たちとの出会いですかね。…が僕の中で大きかったなっていう。その作品を演出してくれた田中 壮太郎(たなか そうたろう)さんという演出家(えんしゅつか)さん、俳優もやってらっしゃるんですけど…がいるんですけど、その方の演出を受けて、自分の中の 芝居(しばい)感というか 今までこう 改善(かいぜん)できていなかったところだったりとか俳優としての、その、お芝居の仕方 だったりっていう ところの、ずっと点と点でこう「ん、ん、ん?なんでだろう、なんでだろう?」ってなってたところが全部こう、つながったというか、そういったところで僕の中の芝居感が一つ、がらっと変わった作品に なったものがありまして。なので僕の中ですごく大事な、ある意味俳優としてのターニングポイントがそこなんじゃないかなって今思っていて。
ああ、そうなんですね。じゃ、今後のお芝居にも、その時の経験が影響(えいきょう)してくるっていう。
すごく影響してるというか影響してくるのかなって思います。
あのお芝居もすごく家族の、なんか温かいお話でしたよね。
あ、そうですね。
今まで舞台で見てきた赤江さんの役とはまた違う感じの、ちょっとなんて言うんですか、ある意味こう、赤江さんに近い部分もあったのかなと思ったんですけど。そんなことはないんですか。
ああ、いやでも、そうなのかなって自分では 半分そうかも、えーでも本当そうかな、と思うんですけど。でも中学校の友達、当時学校一緒だった友達が見に来てくださった時に「あれ、隼平(しゅんぺい)と一緒やん」みたいな。
へえ。
「その時のお前見てるようだよ、だったよ」みたいなことを言われて、ああそうなんだっていうふうにその時思った記憶(きおく)が。おもしろかったですね。まあでも、結局俳優は演じてはいますけど、演じてても結局、僕は僕であるので、やっぱその人の人間(にんげん)性とか人間味(み)だったりとかっていうのが、どうしてもその役に移ってくるので、似てきはしますね。
ああ、ま、そこがなんかおもしろいですよね。その俳優さんがその役をやる意味っていうか。
あ、そうですね。ほんとそのとおりだと思います。
そうですね。
じゃ、あの、そんな中でお仕事でこう、特にやりがいを感じる時って、どんな時ですか?
やりがい。
いっぱいあると思うんですけど。
そうですね。でもまあ本当に、いいこと言いましたっていうのをなしにして、高揚感(こうようかん)とか 自分の中のその 高ぶりだったりとか、今生きてるんだ俺(おれ)、必要とされてる、じゃないですけど、なんかそういった自己(じこ)肯定感(こうていかん)じゃないですけど、そういうのがすごく満(み)たされるのがありますね。ま、その中でその、お客様が喜んでくださったりとか、何か感じてくださったりとか、最後、舞台終わってご挨拶(あいさつ)した時に「とても良かったです」「ありがとうございます」の言葉だったり とか、そういうのにはすごくやりがいは 感じますね。あとはもうこうやって、舞台をやっていることで 出会い、あきひとさんにも出会えてるわけで、そういう人との出会いだったりとか、そういうところも 、まあその舞台と、やりがいとはまたちょっと違ってくるかもしれないですけど、やっていてすごく良かったなぁっていう部分はありますね。
やっぱり「ありがとうございます」とか、その舞台を見た感想とか、直接こう伝わってくるとうれしいものですよね、きっと。
うれしいですね。ま、それが 激励(げきれい)だったりとか「すごいね」だったりとか、または、はたまた「いやいや、ちょっとこうだったんじゃない、ああだってんじゃない?」みたいな指摘(してき)じゃないですけど、叱咤(しった)じゃないですけど、そういうのもいただけるのまた一つ、自分の今後の糧(かて)にもなりますね。やっぱそこで「あ、まだまだなんだ俺。できることってたくさんあったんだ」って気づかせていただける言葉とかも いただけるのはすごくうれしいですね。
すばらしく謙虚(けんきょ)ですね。
はい。謙虚でいろって、お師匠(ししょう)さんに言われました。
謙虚は大事ですよね。自省(じせい)も込めて今、謙虚は大事ですねって言いました。
あの、舞台を見に行かせていただいて、その後でコロナ禍(か)の時ちょっとできなかったですけど、最近あの、見に行かせていただいた時に最後、出演者の方がみんな出てきてくださって。
お見送りで。
はい、で、僕も赤江さんに直接お話できたりとかしたんですけど、あそこで感想言うのってすごい難しいなと思いました。
ああ、そうですね。
なんか見てたこっちも気分がすごいなんか、わーってなってるから、なんか 本気で伝えようとすると、ちょっと1時間ぐらい欲しいんですよ。
そうですね。
でもその思いを簡単に伝えるのも失礼だしとか、簡単な言葉でなんか言うのもなとか。あとなんか、フルでお芝居ずーっと2時間とかされてるから、もう早く寝てくださいって思います。もう早く休んでくださいって。
たぶん今回の舞台もそうなってると思います。出てきたはいいけどもう疲労(ひろう)困憊(こんぱい)みたいな。
立ってられるかなみたいな。
立ってられるかなぐらいです。はい。
今後まだまだ俳優人生続いていくと思うんですが、目標とか夢とかあるんですか?
はい。目標、夢、二つありまして。
はい。
一つは僕が俳優を目指すきっかけになった舞台を、『ハムレット』なんですけど、 シェイクスピアの作品に出演することが一つの夢で、で、もう一つが僕、大河(たいが)ドラマが好きで、 大河ドラマに出演するっていうのが大きな夢ではありますね。
大河ドラマもいろんな種類があると思うんですが、時代というか、どの辺に行きたいですか?
いちばんやりたいのは戦国(せんごく)時代ですかね。
ああ。去年と今やってるやつは戦国じゃないから、来年の大河。そこに出るかもしれない。
つながれればって感じですけど、頑張りたいですけどね。
いますよ、ここに皆さん。関係者の皆さん。
関係者の皆さん、よろしくお願いします。赤江 隼平(あかえ しゅんぺい)です。
間違いないと思います。赤江さんをキャスティングしていただけると。そうですか。それはなんか赤江さんの舞台とかお芝居を今楽しんでる私たちにとっても共有したい夢ですね。
ああ。
シェイクスピアと大河ドラマで、赤江さんが見たいです、僕も。
いや、頑張ります。その気持ちに応えられるように。頑張ります、僕は。
ちょっと小さい声になりました。いやいや、でも赤江さんなら行けると思いますよ。すごく楽しみにしてます。
ありがとうございます、頑張ります。
じゃ、後半の最後にゲストの方に好きな日本語の言葉とか表現を教えていただいているんですが、赤江さん、いかがですか。
はい。僕は、「試練の時をまえに、我々(われわれ)は正しいものと楽なものの二者(にしゃ)択一(たくいつ)を迫(せま)られる」という言葉がすごく好きというか、心に刺(さ)さっていまして。 この言葉というのが、えーと、『ハリー・ポッター』の作品で、第4部作の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』という作品で、ダンブルドア校長先生がハリー・ポッターに行った台詞(せりふ)なんですけど。その時に僕も、やっぱ楽なほう、楽なほうを選んでいたのかなっていうのがとてもあって、それを見た時に、なんか楽なほうしか選んでないかもと思ったのがすごく印象的で。 最初、もうただ『ハリー・ポッター』が好きで見てて。
はい。
で、俳優を始めて、また『ハリー・ポッター』見たいなって思って見た時に、それがちょうどコロナとか終わり、それこそその、あきひとさんが僕の初めての舞台を見に来てくださったときに、とか、そこら辺ぐらいの時にビビってきたのかな。 ここら辺だった気がしますね。ちょうどその時、その舞台終わって見てぐらいで、ちょうどその『赤毛のアン』の舞台のオーディションのお話を僕、いただいてて。
はい。
で、僕、歌が苦手で、今までずっとミュージカルを敬遠(けいえん)してたんですけど、その作品で、国際フォーラム1500人以上、3000とかそのぐらいかのキャパでお芝居するってなった時に、僕ここで逃げたら、たぶん何もならなくなるなって思ったんですよ。 何にも結局最後までたぶん、苦手なものだったり怖いものから逃げる癖(くせ)がつくなって思った時に、この言葉がふーって蘇(よみがえ)ってきて、ここで苦しい思いをしても頑張らなきゃダメだって思って、すぐオーディションの、そのやってる代表の方に電話して、 こういう者で出演したいんですけど、オーディションお願いしますって言って、で、そこで気に入(い)っていただけて。もちろん歌もとても苦手だったので、いろいろわぁってなり苦しい思いをしましたけど、でもいい役振(ふ)ってもらえて、最後こう、しっかり舞台に立てたっていうのが僕の中ですごく大きい経験で。ていうのがあって、その『赤毛のアン』っていう舞台がまた一つ僕の中で、とにかくチャレンジをしなきゃわからないっていう経験をさせてもらいました。
ああ、そうだったんですね。それをやってみて何か変わりました?
そうですね、なんか、怖いものがなくなりました。
おお。
今までこう一歩(いっぽ)引いて、ちょっとやめとこうっていうのが「いや、別にでも、やってみなきゃわからないじゃん」っていうマインドに変わりましたね、そこから。
もともと前向きではあったんですか?どちらかというと。
どちらかというとそうですね。自分が興味あるものだったりとか、やってみたいっていうものに対してはすごく前向きというか、やってみなきゃわからないじゃんってあったんですけど、どうしてもその中に自分の苦手(にがて)意識があるとちょっと一歩引いちゃったりとか、ちょっと逃げ腰(にげごし)になってしまう自分がずっといて、逃げてたところがあったと思うんですけど。それからはなんかこう、そうですね。怖いってよりも、やってみたいだったりとかっていうのがありましたね。 それこそ今回のその、3月の舞台、昨年も出演させてもらったんですけど、その時ももう本当挑戦で、功夫(カンフー)なんてやったことないですし、体はけっこうアクションとかその殺陣(たて)、和(わだて)っていう刀(かたな)を使った殺陣とかをやってたので、体は動くなっていう自負(じふ)はあったんですけど、でも功夫(カンフー)とかアクションっていうのはやったことないし、ダンスもすごいバチバチに踊りますっていう感じの劇(げき)だったので、ここに果(は)たして僕いけるのかなって思ったんですけど、でもこれはやってみなきゃわからないとか、新しい人と出会えるかもしれないっていう、やっぱその強いマインドになって、今こうやっていい役をもらえるようになったというか、チャレンジしてよかったなっていう。
へえ、そうだったんですね。
そうです。
またそういうところを見せないのがすごいですよね、赤江さん。
本当ですか?
そんなこと想像もしてなかったです。
ああ。
はい。そういう一歩ってどうやったら踏み出せるんですかね?
ああ。でも、やっぱ 今の現状を変えたいっていう強い思いとか なんですかね。僕はやっぱそれで気持ちが動いたというか、このままじゃいけないって思えたっていう。難しいですね、やっぱそれってどうしても人によっては怖くて、どうしてもその一歩が踏み出せないとかってあると思うんで。下手に簡単にこう、こうだから、とか言いづらいものなのかもですけど。
そうですね。好きとか楽しそうっていうのが前提かもしれないですけどね。
あ、まあ、そうですね。
そこに突(つ)き動かされるというか
そうですね。なんで、今、例えば日本語を習っている方で、まだ日本語が上手じゃないけど、でもなんかこういういい仕事が来たって時に、日本語が苦手だからできないよりも行ってみたら変わることがあると思うので、ぜひそこはチャレンジしてほしいなと思いますね。
そうですね、言葉に非常に重みがありますね。
本当ですか?
経験者というか。
そうですね。
常(つね)に実践(じっせん)されている方が言ってくださると。
いやいや。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ赤江さんがされているインスタグラムとかXのアカウントのリンクをこの番組の説明のところに付けていますので、ぜひそちらも見てみてください。
お願いします。
はい、最初にお伝えした新しい舞台、『BEHIND THE FIST』、3月19日の水曜日からこちらの舞台が始まりますので、チケットもそちらのリンクから買えるようになっていますので、はい、いっぱい買ってください。
よろしくお願いします。
お願いします。で、この『日本語さいちゃんねる』のインスタグラムのアカウントのリンクもそちらにありますので、ぜひ皆さん見てみてください。で、赤江さんと私が今話した言葉を文字にしているものを『note』というウェブサイトに書いてありますので、 日本語を勉強している人はそちらを見ながらまた聞いてみてください。
はい、では赤江さん、前半と後半、長い時間で、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
はい、いろいろな知らなかったことがいっぱいわかって、楽しかったです。
いや、僕も楽しかったです。 改めて、自分の振り返りじゃないですけど。 ああ、そうですね。 はい、じゃ、皆さんに「うれしい・たのしい」ことがたくさんありますように、心から願っております。 じゃ、体に気をつけて過ごしてください。 はい、さようなら。
さようなら。
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