【2026年版】有給休暇の付与日数と「5日取得義務」完全攻略ガイド
こんにちは。日本綜合社会保険労務士法人の山田抄織です。
人事担当者の皆さま、現場の従業員から「私の有給、あと何日残ってますか?」と聞かれた際、即座に、かつ正確に回答できているでしょうか。
2019年にスタートした有給休暇の「年5日取得義務化」から数年が経ちましたが、未だに「管理が複雑でミスが怖い」「パートさんの比例付与の計算が合っているか不安」というご相談を多くいただきます。
2026年現在、有給休暇の適切な管理は単なる法令遵守(コンプライアンス)の問題ではありません。
「休みを可視化し、計画的に休める職場」であることを証明する、重要な採用ブランディングの一部となっています。
そこで今回は、有給休暇の基本ルールと、管理を劇的に楽にする「勤怠DX」の活用法を解説します。
年次有給休暇の基本:誰に何日与えるべきか?
有給休暇の付与日数は、勤続年数と週の所定労働日数によって決まります。
1. フルタイム労働者の場合
入社から6ヶ月継続勤務し、全労働日の8割以上出勤した従業員に10日間付与されます。

2. パートタイム労働者など(比例付与)
週の所定労働時間が30時間未満で、かつ週所定労働日数が4日以下の場合は、労働日数に応じて比例して付与されます。ここでの計算ミスが非常に多いため、注意が必要です。
「年5日の取得義務」と管理の落とし穴
年10日以上の有給が付与されるすべての労働者(管理監督者を含む)に対し、付与日から1年以内に5日を確実に取得させることが義務付けられています。
時季指定
5日取得できていない場合、会社は本人の意見を聞き、時期を指定して取得させる必要があります。
管理台帳の作成
従業員ごとに「基準日」「付与日数」「取得日数」を記録した台帳を作成し、3年間保存しなければなりません。
罰則
義務を怠った場合、対象者1人につき「30万円以下の罰金」となるリスクがあります。
柔軟な働き方を支える「半日・時間単位」の活用
近年、ニーズが高まっているのが単位を分けた取得方法です。
半日単位
5日取得義務のカウントに含まれます。
時間単位
労使協定の締結が必要です。柔軟な働き方には最適ですが、5日取得義務のカウントには含まれない点に注意してください。」
あくまで「1日単位(または半日)」の取得が義務の原則です。
勤怠DXで「有給管理」を自動化する

「紙の台帳やExcelで、一人ひとりの基準日を追いかけるのはもう限界……」
そう感じている担当者様、その悩みは最新のITツールで解決できます。
当法人は、「タッチオンタイム(Touch On Time)」の正規代理店であり、「マネーフォワード クラウド勤怠」の導入実績も豊富です。
勤怠DXを導入する3つのメリット
自動付与・自動計算
勤続年数や出勤率に応じた付与日数をシステムが自動算出。比例付与の複雑な計算からも解放されます。アラート機能
「あと1ヶ月で期限なのに、まだ3日しか取っていない」従業員をシステムが自動で検知。管理職や本人へ通知を送ることで、取得漏れを未然に防ぎます。リアルタイム可視化
従業員自身がスマホやPCから「自分の残日数」をいつでも確認可能。総務への問い合わせが激減します。
適切な管理で「選ばれる職場」へ

「有給休暇の管理をシステム化したいけれど、初期設定が難しそう……」
「自社のルールに合わせた設定ができるか不安」
そんな時は、ぜひ私たちプロにお任せください。当法人では、給与計算と連動したスムーズな勤怠システムの導入から、法適合した就業規則の整備まで、伴走型でサポートいたします。
複雑な管理をDXで「楽」にし、従業員が心身ともにリフレッシュできる、生産性の高い職場を共に作っていきましょう。
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