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【主題歌】朝日に駆け出す

まばたきするたび 空が薄れて
夜の片隅 まだ眠れずに
駅までの道を ただ歩いてた
少し冷たい風が 顔を撫でた

昨日の涙は ハンカチの中
乾かないまま 隠して歩く
信号待ちの影 長く伸びて
自分の足音だけがついてきた

うまくやれない日々が続いて
「大丈夫だよ」って 誰かの声が
心に届く前に しぼんで消えた
また今日も 独りぼっちの朝


転んだまま 動けなかった
うずくまって 目を閉じた
でも 地面にふれたこの手が
まだ熱を持っていた
靴ひも 結びなおして
ほら 歩き出せるよ
明け方のスニーカーで 新しい街へ

誰もいないバス停 缶コーヒーの湯気
昨日の失敗 苦く思い出す
「きっと何者にもなれない」って
そんな言葉にすら なれなくて

傷つくことにも慣れたフリして
平気な顔で笑っていた
でも本当は 立ち止まりたかった
泣きたかった 誰かに甘えたかった

転んだ場所に 残るぬかるみ
汚れたままのジーンズ
それでも 顔を上げるたび
夜はうしろにいた
ふくらはぎに残る痛みも
ちゃんと生きてる証
明け方のスニーカーで 今日を踏み出す

少しずつでいい 走らなくていい
誰かに追いつかなくていい
立ち上がるたび 世界は
やわらかくなるから

転ぶたびに 拾った何か
うずくまって見えた空
そうさ まっすぐじゃなくても
ちゃんと歩いてきた
涙でにじんだ道にも
確かに朝が来る
明け方のスニーカーは まだ旅の途中

明け方のスニーカーは
今日のわたしの翼


作者より

詩は苦手なんですが(言葉一つ一つの重みがすごい)、naruさんの詩に影響されてチャレンジしてみました。
人生というものについて私なりに考えた、返しの詩的なやつです。

AIを活用して作曲されているMAXMAXさんの動画を拝聴していた影響で、歌詞ぽくしてみました。(それぞれ全然違う曲調ですごいんです。中でもお気に入りが下のやつ)。


追記

MAX MAXさんが私の拙い詩に曲をつけてくださいました!
切ない曲調にうっとりです。
またぜひチャレンジさせてください!


一応、こちらのショートショートのテーマソング?という位置付けになっております。一話完結なので、サクッと読めます。暇な方はぜひ。


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