海に還る日
海に還る日
8月8日。
宇宙から特別なエネルギーが降り注ぐ日とも言われています。
この日は、日没に合わせて
日御碕の海へ行きました。
夕日を見ながら海に入れたらと思っていたのですが、
出雲の空は、やっぱりそんなに簡単には
思い通りにさせてくれません。
空は曇り。
夕日の姿も、
ほんの少ししか見えませんでした。
けれど、
それも出雲の海。
晴れた空だけが、
美しいわけではありません。
雲に覆われた空の下で、
海の色は静かで、
波の音だけが、
いつもと変わらず聞こえていました。
海に入ると、
海水の温度が身体に伝わってきます。
空を見上げても、
太陽は見えない。
それでも、
海と空と自分の境目が
少しずつ曖昧になっていくような感覚がありました。
宇宙から特別な何かを
受け取ったかどうかは分かりません。
でも、
こうして自然の中に身体を置いてみると、
自分もまた、
海や空と同じ地球の一部なのだと
思い出します。
晴れる日もあれば、
雲に覆われる日もある。
見える日もあれば、
見えない日もある。
自然は、
こちらの期待に合わせて
姿を変えてくれるわけではありません。
だからこそ、
その日の空を、
その日の海を、
そのまま受け取る。
それだけで十分なのかもしれません。
8月8日の夕暮れ。
思っていたような夕日は見えなかったけれど、
私は海に入りました。
そして、
今日の自分を、
静かに海へあずけました。
そんな出雲の夏の一日を、
ショート動画『海に還る日』に残しました。
よろしければ、
曇り空の下の海も、
一緒に感じていただけたら嬉しいです。
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