[ 木工用バント職人 ]:毎週ショートショートnote(木工用バント)
─ 大切なのは力加減 ─
↑こちらのお題【木工用バント】に参加しました。
寝不足で書いたら、いつも以上によく分からない内容になりました。
お気軽に呼んでくださいね😊♪

[ 木工用バント職人 ]
図工の時間。
今日は、二人で木を組んでいく授業。
僕のパートナー大ちゃん。
僕が押さえる木に、大ちゃんが“トントン”と木槌でハメ込んでいく。
「なんかコレは、ハメにくいな」
と言ってから、大ちゃんは“ドン!”と、強く叩くと、一発でハマった。
「スゴイよ大ちゃん、ホームランだ!」
僕がそう言うと、エアーで観客の声援に応えるように木槌を挙げた。
野球好きの大ちゃんらしい。
次は、小さな木をハメ込む番だ。
「これは強く叩くと折れるな。慎重にいくぞ」
と、今度は、木槌を両手で持って“トントントン”と軽く叩く。
「源田のバントみたいに、やさしく」
大ちゃんは、埼玉西武ライオンズの源田選手の大ファンだ。
何度も“トントントン”と軽く叩く。
「ふ〜ぅ」
木が無事にハマって、両手に持っていた木槌を置いて、
「改めて、源田のスゴさが分かった気がするよ」
という大ちゃんに「よっ、バント職人!」と言うと、大ちゃんは照れながら、
「俺のは、木工用だな」
と、言うので、
「放送席、放送席、今日のヒーローは、木工用バント職人の大ちゃんです!」
って、言ったら、大ちゃん、エアーで観客に手を振りながら笑ってた。
おしまい。
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