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#34 映画「1975年のケルン・コンサート」観てきました。

なんだか最近映画観てきました、の投稿が続いている気がします。
まあ、いいかな。
不思議なもので、映画って一度行くと、
予告や館内のポスター見て、
あ、これ行きたいな、と次から次へと行きたいものが出てきます。
で、今回の「1975年のケルン・コンサート」はずいぶん前から観たかったもの。

結論:観てよかった。
思ってたのとはずいぶん違ったけど、観てよかった。
なんか元気になった。

「ケルン・コンサート」、
ジャズが好きな方ならきっと思い浮かべる一枚があるはずです。

そう、キース・ジャレットのあの「ケルン・コンサート」です。
あのコンサート、なんと18歳の女子高生が企画した、という実話に基づいたお話なんです。

そんな話、初めて聞いた!
これは観ておきたいと思い、公開を心待ちにしていました。

公式サイトのストーリー紹介を引用しておきますね。
『ドイツ・ケルンに住む高校生ヴェラ・ブランデスは、音楽好きでナイト・クラビングも大好き。厳格な歯科医の父親への反抗心もあり、ふとしたきっかけで来独ミュージシャンのツアーをブッキングするバイトを始めることになる。仲間たちの協力を得ながら、持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト キース・ジャレットの演奏を聴き、雷に打たれるほどの衝撃を受け、キースのケルン公演の開催を決意する。いくつもの困難を乗り越えて当日を迎えるが、舞台にはキースが希望していたものではない違う種類のピアノが用意されていて、キースは演奏を拒否。開演時間が迫りくる中、ヴェラは……。』
2025年製作/116分/PG12/ドイツ・ポーランド・ベルギー合作
原題または英題:Köln 75
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2026年4月10日

映画のサービスデーの水曜日に予約を入れて、いつものテアトル梅田へ。
前日予約した時は、映画館はガラガラでした。
好きな席選び放題でC9を選択。
いつも思うけど、映画の座席番号ってコードみたいで好き。
DbとかEbあったらいいのにな。(笑)
それはさておき、当日行ってみるとかなりの人。
おお?人気なんだ?

映画の方はですね、
いろんな感情が次から次へと生まれてきて、息つく暇がなかったです。
ジェットコースターみたいですよ。
「え、ほんとにそんなことで動いてたの?」
「無理やん、これ」
「いい友達持ったなあ・・・」
「よくここから持ち直して、当日実現したな」
「キース、当時裏でそんなことになってたのか」
「ほんとに、そんなこと言ったの?キースが?」
「ピアノ技師、素晴らしい」
「人の気持ちが誰かを動かすのね」
「ジャズは死んだ、って1975年からずっと言われてるやん」
などなど。

ほんとに行ってよかったな、観てよかった。
ヴェラ・ブランデスを演じるマラ・エムデという女優さん、最高に弾けています。魅力的。
もっとキースのピアノが流れてくるかと期待していましたが、
それはありませんでした。
あ、ニーナ・シモンの歌『To love somebody』が最後に流れてきて、
これはよかった。
特にこの部分はグッときました。

You don't know What it's like
Baby you don't know What it's like
To love somebody
To love somebody
The way I love you

この情熱、熱い想い、
それがどんなものなのかあなたにはわからないでしょう、

と周りの大人に当時の彼女が抱いた気持ちなのではないかな。
あるいは、観客にそう言っているのかも。
そういう風に聞こえてきました。
隣のご婦人は終盤で号泣していらっしゃいました。
私も泣いちゃいましたわ。
もうあきらめるだろう、無理だろう、絶対無理やん、
というところから「ぐわーーーーーっ!!!」
という叫び声をあげて、信じられないようなエネルギーで動き出すのです。
ここで私は涙腺崩壊しましたね。
強い想いに支えられた言動は誰かを動かす。
ジャズとか音楽とか抜きにして、いい映画だった。

実はこの日ちょっと弱ってたんです。
映画観て、持ち直しました。

よくお世話になるピアニスト嬢も来ていて、映画の後でお茶へ。
感想や近況を話し合ったりできたのもうれしかった。
ありがとうございました♡


テアトル梅田に行く途中は、必ず遭遇するこの子。
昨日は雨に濡れていました。

一旦、これでしばらく観たい映画は落ち着いたかな。
明日はライブですが、
ライブの前に昨日の感想を書いてしまいたかったのでした。
『1975年のケルン・コンサート』おススメです。

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