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浜町公園のムクドリ

  昨日の散歩は浜町公園・緑道コース。午後二時、ウォーカーを押し、左から監視人殿(俗称・妻)が軽く支えるいつもの態勢でマンションを出る。曇り空だが風は弱く、寒さも和らいでいる。
 
 大回りしてグランド側から浜町公園に入り、スポーツセンター前の定点観測ベンチで早めの休憩。昨今は「疲れる前に休む」が鉄則だ。人が行き交い、落葉樹の足元には色とりどりの花が整然と植え込まれている。
 
 裏手の梅をのぞくと、紅梅も白梅も盛りを過ぎ、黄梅だけが名残をとどめていた。メジロ夫妻の姿はない。
 
 そのとき監視人殿が指さす。「あそこ、小鳥が団体でいる」。数メートル先の木の下に二、三十羽。ずんぐりした灰褐色、目の周りが白く、嘴と足が黄色い。ムクドリである。鳩が数羽混じるが争う様子はない。地面をせわしく突きながら、群れは少しずつ横へ移動していく。生きものは食べ物を求めて動く。その律儀さに見入る。

木の根に食べ物がすきなのだろうか
木の根は食べられないはずだが、

 公園を出て緑道へ。中ほどのベンチで再び休む。やがて突然、四、五十羽の鳩が空から舞い降り、歩道を進む一人の男性の頭上を旋回しながらついて行った。餌をくれる人と勘違いしているのだろうか。壮観であり、少し可笑しい。

 その群れにも別れを告げて帰宅。スマホを見ると三千百歩。計算どおりのノルマ達成である。
 
 ムクドリも鳩も、今日の糧を求めて動き回る。私は歩数を求めて歩く。探すものは違っても、動き続けるところは同じらしい。

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