Xenoblade DE/2 劇伴 雑語り
長々とやっておりますゼノブレイドシリーズ。
先週、上記にまとめているように2の方までようやっとプレイが終わりまして。3も直ぐにやりたい気持ちなのですがなんと今週にポケモンの新作が出てしまうため一旦ステイとなっております。
だもんで、2作目までの段階にはなりますが好きなBGMについてでもちょろっと書き記しておきますかねとそういう回です。こういうことに順序をつけるのはあまり得意ではないので特にランキングとかではないです。決して書くネタが無かったとかそういうわけではないです。本当です。
しかし最初に言っておくと私は音楽にはとんと疎いものですので、まぁ浅瀬ちゃぷちゃぷ文章になってしまうのはご容赦くださいまし。
まさか2025年にこんな感想を書く男がいるとはだれも思うまい……。
・Xenoblade Definitive Edition
1作目の劇伴って全体的に神性が強いものが多いなぁと思っていまして。
運命に抗うヒトの物語として、そもそもヒトがかなり壊滅の危機に瀕しているので、ヒトの立場がものすごい弱いような世界観なんだと思うんです。
なので、社会集団としての人の営みという点で言うとかなり鳴りを潜めていて、ヒトの栄華の部分を形作るような劇伴が少ない。というか無い?
人の感情の部分を取り上げるような表現は勿論多く盛り込まれているとは思いますがそれはそれとして、この世界を形作る絶対的な存在が大きく影響しているような曲が多いのかな~。みたいな。
敵との対峙
なんというかご多分に漏れず一般的な人気曲ってやっぱり好きになっちゃうんですよね~~。なんで人気なのかって、いい曲だからなんですわね。
DEの音楽ってなんとなくそうかなと思うんですが。巨神側はどこか宗教音楽的なニュアンスを乗せて、機神側にはエレキをかき鳴らしてメカニカルな音が響いてくるようなイメージがあります。
そんな中で本編ムービーでも幾度となく使われるこの曲っていうのは、ストーリーの流れによって相手取る先は変わりますけれど、ヒトが何かと闘う瞬間に流れる曲だと思います。タイトルそのままその通り。
敵対する二者を象徴的に表現する音がこの曲の中で入れ代わり立ち代わり顔を覗かせて、正に敵対する様を表現する場面にぴったりな曲になってるんだと思います。
最初の最初、鍵盤が跳ねて作り出す旋律を貫くような弦の力強さ。ここから始まって、弦と鍵盤、そして人の感情を奮起させるようなコーラスが絡み合うように作り出していく音。
本編中で重要なシーンに使われまくることもあってシュルク達の覚悟や決意が脳裏に浮かんでくるような、正に名曲ですなこれは。
当然、Counter attackも好き。あちらはより「自分の覚悟」に焦点が当たっているような感覚があって、作品としてのテーマの差がしっかり出ているような気がしますね。
名を冠する者たち (DE Ver.)
はい例によってみんな大好き。
この記事を記すにあたってざっと曲を聞き返したり調べたりしたんですけど、この曲に関しては本当に毎シリーズでアレンジされ続けているんですね。分かるわ良い曲だもの。
んで、2と比べてもなんなら初代版も聞いてみて思ったんですけど私DEのアレンジがいっちゃん好きですわ。
ちょろ~っと評判を見た感じ初代がかなり人気なような評価を結構目にしました。それはそれで分かる。ギターかっこよすぎる。
んでなんで私がDE版推しなのかというと、ひとえにシンバルの勢い。これです。
曲のループ前かな? め~~~ちゃくちゃシンバルがバシンバシン鳴らされるところがあるんですけどもうそこが好きすぎる。
強大な敵が今まさに襲ってきているような臨場感の虜ですわ。そこが全てを凌駕している。
初代の得体の知れない荒々しさとか、2での曲としてまとまったエリート然とした“強さ”の表現とかも当然良いのですがね。
なんかちょっと思ったけどやっぱり単純な話で、一番最初に聞いたバージョンを好きになるような気もしている。
伝説の勇者 リキ
今回のを書くのにざぁ~っと劇伴をね、聞き返してたんですよ。
あぁ、リキの曲こんなんだったなぁとか思いながら口笛を聞いていたら急にパンチのあるギターが入ってくるわなんかカスタネットみたいな打撃音も入ってくるわ最終的にトライアングルとか入ってませんかこれ?
どんどこヘンな音が入って来て飽きないこと飽きないこと。
よくよく聞いてたらなんかシンプルにメロディラインめっちゃ耳に残るしなんだこれ良い曲じゃん……って。
ノポン族の奔放さを如実に表している良曲ですこれ。聴き直さなかったらこんなこと思わなかったかも。
悲壮な決意
先ずいい曲ですよね。いやこのゲームって実は良い曲ばっかりなんですけど。
ヤルダバオト戦でのエギルの悲哀、やるせなさ、悲痛な決意が彩られる素晴らしい楽曲。コーラスの入る曲ってより感情に訴えかけられますよね。
個人的に印象深いのは追加シナリオ「つながる未来」でのゲルガー戦。
大枠では上手く先へ進んでいるように見える世界の中で、それでも上手く生きることが出来ない男のどうしようもなさが不憫で哀れで。この曲に乗ることでそれが何倍にも増幅されていく。
追加シナリオの時系列だと世界は良い方向に向かってしまっているのが、尚の事その高低差のギャップで悲壮感が極まっているように感じます。
……とかなんとか思ってたのに、その直後くらいにバーンとかいうノポンがこの曲を背負って勝負を仕掛けてきて色々台無しにされたっていうお茶目な一曲でもありますね。あの時のなんでだよの感情は今でも忘れられない。
戦いの刻
これもう本当に大好きで……追加シナリオを始めてさぁ戦闘だってタイミングでこの「希望ある未来」を感じさせる爽やかな音色!! わかんないけどこれってフルートの音ですかね?
新たな冒険を祝福する吹き抜ける風のような疾走感。これが本編後のシュルク達の世界なんだ……! と期待に胸を躍らせた気持ちが何度でも甦る素敵な曲で御座いました。
・Xenoblade 2
2の楽曲って私本当に好きな曲多くて。
1作目と比べると「ヒトの営み」とか「文化」だとか、そういった部分がふんだんに盛り込まれた楽曲が多いのかなと。
同じように世界は危機に瀕しているんですけれど、1作目はもう本当に崩壊直前みたいな。
1作目の直接的に頭数が減っている状態に対して、2は滅亡にまだ猶予がある状態ではあるんですよね。少なくともゲーム開始直後だと。
実際に2では訪れることが出来る集落の数が段違いに多いわけですよ。所謂RPGというカテゴリにおいては1作目の方が異端な気もしますけれど。
でも一般的にはそうかもしれないけれどこのシリーズは「ゼノブレイド」なわけで。2になって、こんなに反映している世界で冒険が出来るんだ! という新鮮な気持ちを持つことが出来たわけですな。
それともう一つ相違点。ギターの勇ましい音色が敵対の表現ではなくて、味方陣営の盛り上がりとして使わていることが多いような気がしてます。
そういったところも含めて、「自分と相手のやりとり」の表現よりも「自分の中の感情の機微」の表現が多いのかな~と。これはレックスという主人公が、ホムラとヒカリを筆頭に他者と関わることで変化・成長をしていくことがメインテーマのひとつだからだと思います。
1作目は神話然としているという話を何回かしているんですけど、それってシュルクとザンザの戦いっていう戦史を見ているような気持ちになるからなんですよね。言うなれば天上の物語、に対して、レックスは至極等身大と言いますか。
個人的な感覚にはなるんですけど私、シュルクとは一緒に戦えないけどレックスとは肩並べて戦える気がするんですよね。分かるでしょうかこの感覚。
閑話休題。つまり、プレイヤーの持っているカメラの位置が違うんだから表現する焦点も変わってくるよねという話です。
こういった作品ごとの違いが、楽曲にも反映されているんじゃないかな? ってのを思っています。
能書きが長くなりました。とにかくひとつめに述べたような感じで、それぞれの国の持つ特色や、それを彩る劇伴がとてもとても魅力的に感じているわけで御座います。
アヴァリティア商会
掛け値なし。ゼノブレイド2で一番好きな曲は何ですか? って聞かれたらちょっと考えてアヴァリティア商会って答えると思います。
ゼノブレイド2というゲームを始めて、チュートリアルを終えて、まず最初にやってくるのがこの曲が使われている“アヴァリティア商会”というマップ。
とにかく最初に聞いた時の衝撃を未だに覚えています。
さあゼノブレイドの続編をやるぞと身構えてどんな世界だろうかと飛び込んだその先には、なんとも活気が溢れ営みに満ちた巨神界でも機神界でも見たことが無いような明るさの商会だったと。「うわこのゲーム楽しいな~」ともう思いましたもんね。
その感覚を確固としたものにしたのは間違いなくこの“アヴァリティア商会”というテーマ曲なのは間違いが無いんです。
人種が乱れ行き交う多国籍さを表すような音数の多さ。これは胡乱でありながら、胡乱であるからこそ、場の熱気を克明に表現しています。
そして上がり調子に駆け上がっていくようなストリングスとシンバルの盛り上がり!! いくらでも聞いていられるこの勢いの良さが、これからゲームを始めてくぞ! という気持ちを否が応でも引き出してくるんですよね~。
ゼノブレイド2と言うゲームのアルストという世界について、これ一発で先ず入口を理解させてくれる名曲中の名曲だと思ってます。本当に好きなんだこれ。
トリゴの街
さてアヴァリティアの曲にしてやられた後に何が来ますかと言ったらこちらですトリゴの街。
この曲で理解するわけです。集落ごとにある特色を、ヒトからモノからそして劇伴に至るまで事細かに表現し切るんだと。
アヴァリティアの熱気に昂ったかと思いきや、どこか牧歌的で自然と落ち着いてしまうようなトリゴのこの色ですよ。
ヒトが寄れば営みが生まれ、それは独自の文化として発展してゆく様を楽曲面からも表しているこの曲も好きですね。
スペルビア帝国~赤土を駆け抜けて~
正にタイトル通り、スペルビアの荒野を走り回るイメージがありありと頭に浮かぶ、過酷さと疾走感が両立する素晴らしい曲。
なんと言ってもこの曲はあのなんて言うんでしょう。偶数ブロック目の終わり(伝われ)にトランペットが高らかに歌い上げるところがあるじゃないですか、アレです。一生聴けます。そこのフレーズに差し掛かったタイミングで操作する指止めちゃうくらいに好きまである。
私あとシンプルに金管楽器大好きなんですよね。アヴァリティアにも入ってるあたり我ながら分かり易いぜ。
1作目の時は記憶の中ではそんなに金管楽器は使われてなかったような気がするんですが……。 “華”が出すぎちゃうのかもしれないですね。
どの国もそうですけど、スペルビアは特に夜バージョンの曲も良かったりして。日中の過酷さと夜間の静けさの対比が一番キレイに聞こえる気がしてます。
ルクスリア王国
こいつずっと国の曲ばっか挙げてんな。でも好きなの多いから赦して。
これまで訪れた国ってまぁ何かと問題はあれど、何かしらの熱気は感じるような国でしたし、曲もそうだったと思うんですよ。
そうしていよいよルクスリアに来た時耳に入ってきたBGMの侘しさですよ。これに私はまんまとしてやられた。
言うなればまぁ雪国感のある曲だとは思うんです。そこに意外性は無い。
んですけど、これまで旅してきた各国とのギャップですよね。その落差がとても効果的に作用して、改めてこのゲームのBGM滅茶苦茶良いなぁ……と思ったのは記憶に新しいです。
しんと降り積もる静けさは、ただこの国が雪に覆われているということだけでは無く。
ルクスリアという国が陥っている孤独な状況まで表現されているような。それこそ同じように静けさが特徴的な、スペルビアの夜の曲と比べても全く違う。スペルビアは「寝静まった静けさ」ですが、ルクスリアのそれは「聲の届かないが故の静けさ」とでも言いましょうか。
何も理論的なことは分からんのですが、そう感じるように作られてるのほんま凄いなと思う。
Incoming!
結構いろんなシーンで聞いたってこともあって耳に残りやすいってのもあるかもしれませんが、この曲印象的ですよね~。
ド頭でガツーンとギャリギャリしたリフ、重なるベースとシンセ、このスピード感がたまらない。好きでしょこんなの。
それでも、前へ進め!
このゲーム戦闘曲も全部良くて凄いんですけど、やっぱりこの曲ですかね~。
今回書くにあたって曲名とか初めて調べてるんですけど、この曲がこんな激アツタイトルだったとは。それも含めて改めて好きになったなぁという感じ。
紆余曲折、最後に覚悟を決めた男のテーマソングみたいなもんですかねこれ。
タイトル通り、とにかく前へ、前へ。迷いを置いていく前のめりなメロディ、好きですね……。ダブルスピンエッジの音が聞こえてくるようだ……。
戦闘!!/イーラ
め~~~ちゃくちゃ好き。
主旋律は軽快にステップを踏むように戦うラウラに本当にぴったりだと思うし、それを支える音色はまるでシンのようにどこか気品を感じさせる趣もある。
共に戦うドライバーとブレイドの姿がまるでセッションしてるかの如くで重なる部分も多くて、今思えばこのジャジーな雰囲気ってドライバーブレイドシステムとものすんごい相性がいいんだなぁ、なんて。
イーラの曲もほんと全部良いんですが、とにかくこの一発目の戦闘で「うわっ! カッコいいっ!!」って思わせる力の入れ方ですよね。
遂にアルストの過去を知れる、シンを操作して冒険できるっていう期待感が、この曲でさらにブーストされていく感覚というのは中々に代え難い体験。プレイヤーの期待を超えていく曲ですよこれは。
というようなあたりでそろそろ眠いので今週はここまで。
上記にあげたもの以外にも当然いい曲だらけで、やっぱり良いゲームだったなと思います。聴き直してたらまたプレイしたくなってきちゃったね。それでは。
