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開業までの歩み(スツール)

店を開くにあたって、どうしても欲しかったものがいくつかある。
焙煎機やグラインダーといった必須のものはこの際別枠である。
どうしても欲しかったのは、イス。イスである。

店には、カウンターを作る必要があった。コーヒー豆をディスプレイするために、2段のカウンターをデザインしてもらうよう田代さんにお願いした。すると、いい感じのラフスケッチをささっと作ってくださり、やたら感動した記憶がある。
当然、そのカウンターの延長上に、ハンドドリップを淹れるスペースやレジ周りのためのスペース、また生豆を計量するためのスペースも必要となってくる。そして、それらは私の身長にある程度合わせて、高さを調整してもらった(カウンターの高さについては別稿をお読みいただければww)。

そして、徐々に形になっていく流れの中で、思った。

「イスが欲しい」

リフォームが終わり、仮営業の準備をしながら、探し始めた。
まずは、ネットで検索したが「イス」と入れてもものすごい数になるのは目に見えている。
何かキーワードを増やさないと。
次は「丸いイス」としてみた。考えてみれば、センスのない検索ワードだ。
素材は木がいいなぁ、とか、座面が高い方がかっこいいかなぁ、バブル期のカフェバーにあったカウンターチェアーは、世代的にどハマりだが、それじゃ出すものがアルコールに変わってしまう。

ふと目に止まったのが「スツール」というキーワード。あ、聞いたことがある。これで検索してみよう。
イスほどではなかったが、たくさんヒットした。つらつらとみていたら、、、あった。
あ、これ、いい!いいぞぉ!

「アクタス」のオンラインショップで見つけた「シューメーカースツール」。

あまり買い物は得意ではないが、いい買い物ができたなぁと思える時は、ほとんどの場合、第一印象。しかも、即決。

こうなると早い、すぐにアクタスの新宿店に電話をかけ、在庫を確認し、翌日には座り心地を確かめた。しかも、ちょっと傷があるという理由で(座面の裏側だから誰も気づかぬww)、10%オフ。
「持ち帰ります!」と宣言し、プチプチ(あ、梱包材です、はい)にくるんでもらって、せっせと運びました。

店に置くと、まー、はまるはまる。

ニコニコしながら、写真を撮り、せっかくだから、Instagramに投稿。当時、最高記録の「いいね」をいただきましたww。

開業してすぐに雨が降りました。
焙煎機の近くに、スツールを持っていって、外を眺めた。

なんか、いい気分です。はい。またやろっと。

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