判定を気にするな | 志望校選びで絶対避けてほしい「過ち」と模試判定の本当の使い方
模試の結果返却。本人と保護者の一喜一憂が始まります。
「D判定・・・努力圏?考えなおせ、ってコト?」「A判定だ、じゃあ楽勝!」
「判定」という冷酷に見える結果の前に、胸がざわつくのも無理はありません。
しかし、伝えたいことはひとつ。
「判定を気にするな」
CだろうがDだろうが、私たち塾は決して「やめておきなさい」とは言いません。
従うべきは、本人の意思です。
※参考:熊本で受けるべき模試と選び方については以下の記事で解説しています。
判定は「正確な数字」だが「目安」。「未来」ではない
模試の判定は、多くの受験データをもとに、
しっかりしたアルゴリズムで導かれた数字です。
A判定は合格可能性80%、Bは79~60%、Cは59~40%、Dは39~20%、Eは20%――いずれも過去の蓄積データから導かれた、論拠・精度のある数値です。
※%は熊本県オープン模試の例
しかし、これはあくまで「現時点の模試」の話。
試験当日の体調、問題の相性、集中力の波。
少しの違いで、結果は大きく変わります。
なので判定は、今のあなたの位置を示す「目安」であり、
「確約された未来」ではありません。
C判定・D判定でも、「本番でどうとでもなる」
過去の受験生を見てきて、
C判定・D判定から合格した例は数え切れません。
しかも難関校も含めてです。
「直前模試がD判定だったけれど、本番では合格!」
そんな逆転劇はしばしば起こります。驚くような奇跡でもありません。
一方で、B判定・A判定だった生徒が、
本番で力を発揮できずに悔しい思いをすることもあります。
不安定で不確定――それが受験の本番です。
つまり「Aだから安心」「C・Dだから無理」ではないのです。
判定を信じすぎる危険
もっとも危険なのは、数字を絶対視すること。
たとえば、
結果が出ない子に対して強く当たり、志望校を変えさせる(あるいは、さも本人が決めたかのように促す)
本人が「無理だ」と思い込み、気を遣って志望を下げてしまう。
志望校の選択は、本人が主体性をもって将来を決める大事な機会です。
こうした判断は、将来の可能性・本人の主体性を奪いかねません。
また、本番のリスクには、「体調不良」も当然あります。
冬の感染症流行時期に遊びまわるということは、ゲーム三昧で寝不足になるということは、、
言いたいことはわかりますよね?
受験の勝敗を分けるのは判定ではなく、
最後まで諦めず、油断せず、積み上げを止めなかった人です。
「本人の意思」で選んだ経験が、最大の力
塾として一貫して伝えているのは、
「受験は本人の意思で決めるもの」ということ。
他人の意見に流されて選んだ志望校では、
たとえ合格しても心に引っかかるものがあるかもしれません。
(「〇〇があそこの学校に行け っていったんだもん」じゃダメですよね?)
一方で、自分の意思で選び、全力で挑んだ結果なら、
たとえ不合格でも、それは「あなたの未来を切り開く力」になります。
自分で選び、自分で考えた経験が、人生の財産になる。
これほど強い学びはありません。
判定を“使いこなす”受験生になろう
判定は「怖い数字」ではなく、
今後の戦略を立てる“材料”です。
苦手教科を見つけて、点を上げる。
得意教科をさらに伸ばす。(例えば数学が強いなら、高専や理系進路という選択肢も開けます。)
模試を重ねて、自分の伸びを確かめる。
判定に一喜一憂するのではなく、
数字を「次に進むヒント」として使う――これが、模試の正しい向き合い方です。
結び:「自分」で道を選ぶ
これからの時期、模試の結果で気持ちが揺れることがあるでしょう。
でも、どうか忘れないでください。
大切なのは、自分の実力と意思にしっかり向き合うこと。
責任の無い声をかける外野、重要ではない数字、
これらに振り回されて、選択の主体性を手放してはいけません。
C判定でも、D判定でも、挑戦していい。
A判定でも、油断してはいけない。
受験とは、「自分で道を選ぶ力」を育てる場です。
自分で選択しよう。
結果は潔く受け入れよう。
合否がどうであれ、その選択は必ずあなたを強くします。
挑戦する人、出来ない人、どんな生徒も日進塾は全力で応援します。
あなたが進む道を少しでも照らせる学び舎でありたい、そう願っています。
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