英語を読んでみたいが、頑張りたくはない

なんか最近英語で気になるコンテンツが多い気がする。たとえば普段触ってるソシャゲが海外展開してたり……

あるいは気になってる海外のゲームだったり…

The Talos Principle 1 の DLC (日本語非対応)。これはネット掲示板の様子

スマホが出る前は英語なんか授業以外で触れる機会すら全くなかったような気がするから完全に捨てきっていたが、今では結構な頻度であ〜英語読めたらな〜と思う機会があるなとふと気づいた。

でも機械翻訳でよくね? なんか精度上がってるらしいじゃん

ウソでしょ?

内容は……ギリギリわからんでもない……か……?
でもキャラクターコンテンツだから口調が気になりすぎる
アウク 区、 ←??????

だっっっっるすぎる、だるすぎるしネット掲示板でこんなに丁寧な口調しないだろ
流石にもっと手軽に自動でやってくれるツールとかあるだろうけど…… アクションゲームで一瞬出てくる字幕とかでもいけるんかな……

やっぱ自力で読めたほうがいいよな〜〜〜でも今から勉強するのダルすぎるな〜〜〜


という状態からある程度読めるようになったので気づいたことを書きます。
勉強はダルすぎるので極力頑張りません。なので共通テストや資格試験にはまったく活用できません。よろしくお願いします

学校でやった内容はそんなに覚えてなくてよさそう

いろいろ英文読んでみて感じたのがこれ

学校でやる内容って良くも悪くも優等生の文章で、すごく型にはまったキレイな文章が多かった印象。日本語でたとえるなら利用規約に書かれてるような文章ばっかり出てくるイメージ……

これを一番上で見せたようなサブカルの分野で役立てようとするとなんか……遠すぎないか?? それならまぁどうせイチからの勉強になりそうだし、学生(の頃)で苦手だったのがデバフにはそれほどならないかもなと思った

機械翻訳で出てくるのもこういう堅苦しい文章がちだから余計英語にそういうお堅いイメージをつけてしまっていたな~。趣味の分野から離れてるように感じるからこれもよくなかった

英語は左から右に読む

何をアホなことをと思われそうだが、これが意外とできていなかった。
たとえば上の 4 コマのこの文章を読むとなったとき……

いったん単語ごとに最後まで見て……

Trinity は学校名

そのあと日本語の文を作る形で読んでいた。

ただこれっていったん右端まで読んでから、もっかい左端まで戻ることになってる。これをしていると、一度聞いたらもう戻れないリスニングにはまったく対応できないし、いっぱい意味を持っている単語が使われているとどの訳がハマるのかで無限に悩むハメになって嫌になる。

そこで左から右に、左に戻らずに読むことを意識してみたら結構いい感じだった。読み方は次の項目で

文法は最低限で良さそう

学校だとやたら細かいところまで暗記させられたので嫌な思い出しかない文法だが、趣味で使うぶんにはほとんど要らなかった。あとになって改めて学生の頃使ってた文法書読んでみてビックリしたよね、全然知らない文法ばっかり書いてあるしよく見る文法は全然書かれてないし(これはサブカルばっか見てるからです)

考えてみればゲームでも最初から全部の操作方法やシステム/仕様を把握してないとプレイできないなんてことはそうそうないよな…… ピクミンだって最初は赤ピクミンしか出てこないしマリオだって 1-1 で泳ぐ必要はないし、それなら英文法だって最初からマスターしなくても出てきてから攻略すればいいんだよなっていう

じゃあ英文法でいう 1-1 ってなんなんだよっていうと、個人的にはこれです

1-1 このへんの敵

英文に出会ったときはこう↓

  1. まず上の画像みたいな枠を想像して、〈~する〉という単語に出会うまで〈~は〉のとこに 1 単語ずつ詰め込んでいく

  2. 〈~する〉に出会ったら、いったんそこまでで《何がどうした》という最低限の文章をつくって、だいたいの意味を把握する

  3. もし〈~する〉が「眠る」「生きる」などではなく、「買う」「観る」などの〈何を?〉と聞きたくなる内容なら、すぐ後ろにその〈何を?〉が来ているはずなので埋める

  4. あとなんかいい感じに埋めていく(時間とか場所とか)

こんな手順で読むというもの。

試しに上の文章をこの手順で読んでみる(自然な文章になるように適宜日本語を調整してるけどあまり気にしないでほしい)

英:Any
日:〈~のみんな〉は

英:Any Trinity
日:〈トリニティのみんな〉は

英:Any Trinity student
日:〈トリニティの生徒みんな〉は

英:Any Trinity student knows
日:〈トリニティの生徒みんな〉は〈知ってるよ
(〈~する〉が来た)

知ってるって、〈何を?〉 なので……

英:Any Trinity student knows the 
日:トリニティの生徒はみんな〈その~〉を知ってるよ

英:Any Trinity student knows the value
日:トリニティの生徒はみんな〈その価値〉を知ってるよ

英:Any Trinity student knows the value of
日:トリニティの生徒はみんな〈~の価値〉を知ってるよ

英:Any Trinity student knows the value of a 
日:トリニティの生徒はみんな〈ある~の価値〉を知ってるよ

英:Any Trinity student knows the value of a limited-edition
日:トリニティの生徒はみんな〈限定版商品の価値〉を知ってるよ

英:Any Trinity student knows the value of a limited-edition tart!
日:トリニティの生徒はみんな〈限定版タルトの価値〉を知ってるよ!

……というふうに、左から右に順番に読むようにすれば、後戻りする必要もないしいっぱい意味のある単語でも一番それっぽい訳を掴みやすかったりした。でも個人差や慣れはめちゃくちゃありそう

ほぼ全部の文章がこの方法でザックリ意味はつかめる(この場合なら『生徒が何かを知ってる』って言ってるくらいならわかる)のでまずはこれをつかむとこから意識して練習した

単語は知ってなきゃ無理ゲー

残念ながら単語については楽そうな方法はいまんとこ見つかってない。たとえば上の方法でも、最低限〈~する〉を表す単語(いわゆる「動詞」)とその意味がわかってないと使えない。上の 4 コマの「アウク 区、」も awkward(気まずい)という単語がまずあって、それを分割して描いてるだけなんだけど、知らなかったら awk と ward で一生調べるハメになるだろうし

ただ別にテストがあるわけでもないので知らなければ都度辞書でもネットでも翻訳機でもChatGPTでも使って調べてしまえばいいのだ

注意点として、面倒だけどあくまでも逐一調べていくのが大事だなというのがあり、自然と(これなんかよく見るな……)みたいな感じで頭に入ってきていることがあった。まぁめんどくさくなって結局全文突っ込んで読んだ気になってたけど、やる気があるうちはちゃんと調べたほうが絶対よさそう

目安としては 1 文に 3 単語以上知らんのがあるとめんどくなるので、そのへんいいレベルのものを探していた

一応〈ex-: 外に〉+〈press: 押し出す〉=〈express: (心の中のものを外に押し出すことから)表現する〉みたいに語源から攻める手段もあるが、説明しきれない単語も多いし結局連想ゲームを覚えなきゃならん感じになって個人的にはあまり刺さらなかった。たま~に面白い雑学が身につく程度で、語源解説本とかを読み耽るのはおもしろかった

ザックリ読んでいいし、間違って読んでもいい

どうせ自分しか読まないため。なんとなくで意味がつかめてれば読んだ気になっていいし、誤読してても別に誰にも迷惑はかからない。むしろ自分だけのストーリーが楽しめてお得じゃんね

知らん単語も飛ばして読んじゃっていいし、1個1個丁寧に日本語に直す必要もない。an apple の an をいちいち「1 つの」なんて訳さなくてもリンゴだとわかればそれでいいのだ

というかこれくらい気楽にやらないと続かないし……

参考書は選んだ方がいい

書店見てると結構「大人の学び直し~」みたいな内容の本を見かけるけど、それが受験内容準拠だとやっぱり暗記だったり”差がつく”(=マイナーな)文法だったりが多くなったりでしんどい……

いちど中身をパラパラ~と眺めて、この文法はこういう気持ちが入ってるからこんな形なんだよ~、はえ~なるほど、と思えるような内容が書いてある書籍が好みでした。ちゃんとそういうのも、ある。意外と結構ある

読めるようになったけど

※注※
以下、『大逆転裁判』の英語版/日本語版テキストを使用している部分があります。ネタバレにはならない箇所を選んだつもりですが、未プレイの方はご注意ください

結局こうまでして英語読んでなんか良いことあったんかいということについて。結構あった。英文に触れていくうちに、ノーマルな、平均的な書き方みたいなのが見えてきて、そうでない文章がその個性として見えてくるようになった。英語でもキャラづけってできるんだな~とか…… たとえばやたらめったらキレイで正式とされる、ちょっと古風な単語ばかり使うようなヤツだったり、

読んでいて難しい(ややムカつく)

出身地の訛りが表現されていたり、

ロシア人キャラクターのセリフ。
Yes の代わりに Da と言っていたり、criminal が kriminal になっていたり

いわゆる下町の訛り的な表現をされていたり、

コックニーと呼ばれる話し方。
what が wot になっていたり、heads の h が略されていたりと特徴的な部分が多い

など見た目でもある程度わかるところから、使っている文法が初歩的なものばかりでつたなさを感じたり、逆にファンシーな語彙ばかり使用していてその人なりのこだわりを感じられたりすることもあって、このへんは翻訳越しじゃ味わえなかっただろうな~というのがある。おいしいね

一方でリスニングはまっっっっっっっったくできないままである。読むだけじゃダメだわ、やっぱり聞いてかないと効果ないわ リスニングできるようになりたい人はいっぱい聞きましょう

というわけで、英語の原文を味わったらおいしかったという話でした。
さようなら

ちなみに

大逆転裁判1&2 公式サイト 「システム」のページより。
視覚的にユニークで目立つヒゲを生やし、巨大なハサミを持っているのがわかる

もうぜんぶ ChatGPT でもいいかもしれない。


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