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ニワカ通信「台湾侵攻が近いうち起きても不思議ではない本当の理由」

いろいろ騒がれても、結局、台湾有事なんて、おこるわけない感じがしますよね? 賢い人ほどそう思いそうです。

でも実はおきても不思議じゃないんです。それは「日本人であるならばむしろいつか来た道」――簡単に理解できますよ、というお話。「今」だからこそ、はじまって不思議でない本当の理由があるんです。

多くの人はそれでも台湾有事に、なんだか現実感ないと思います。いったい中国はなんのメリットがあって、台湾「侵略」をするのか。多くのシミュレーションによれば日米が参戦した場合は、台湾の占領は限られた区域の一時的なもので終わる可能性が非常に高く、一方で、支払う代償――中国は虎の子の艦隊を消尽し、さらに経済制裁でいまの繁栄も完全に終わってしまう(もちろん日米も甚大な被害)。あまりに分の悪い賭けすぎる。


ですが、こうした中国による台湾侵攻の野望――「今だからこそ」おきても全然、不思議ではない理由はあるのです。しかも、むしろ「日本人ならいつか来た道」な理由です。それでは今までなかった視点で、なるほどなるほどと、ご飯の進むニワカちゃんnoteです。





高市内閣発足後、防衛大臣に就任した小泉進次郎氏は、最高に輝く。
防衛大臣になった途端に、ひたすら真っ直ぐな「正論」で賢そうな顔で、訴える戦略が非常にフィットした。
ネット世界ではいままで若年層を中心に、進次郎氏は「進次郎構文」などとして嘲笑されていたが、一気に評価が覆り、「覚醒進次郎」といわれることが多くなったほどである。その小泉進次郎氏の特に印象的な発言が以下の通り。「ぼーっと暮らしてる我々」の正常性バイアスについて、どう思うか質問されて始まる。

質問者「台湾有事って、ぼーって暮らしてる我々からすると、どんくらい真剣に、まずいのかがわからないんですけど。(略)」

小泉進次郎「対外的に中国は台湾統一にむけた思いは隠していません」

質問者「言ってる?」

小泉進次郎「言っています(引用者注;その統一手段に「武力」を否定しなことであろう)。で、あとは我々としては、どのケースを想定してとはいいません。ただ日本がこれからも平和で地域の安定を築くためになにができるのかということを考えて我々は必要な防衛力整備をする。ということなんですけど……今、国会答弁みたいに話してるのは、私は毎日、機微な情報に触れてるんで、その機微な情報に触れれば触れるほど、やはり危機感、切迫感を持ったんです。こういったものを持つんです。こうやって出てきてそれをいうわけにはいかないっていう。」

質問者「リハック(ネット番組)で機微な情報言ってる場合じゃないですからね」

小泉進次郎「(略)見てる人からすると『もっと話せよ』『もっとはっきり言ってくれよ』って思われると思いますよ。だけどそれでもなお、その『にじみだすもの』からでも、でてる思いをわかってほしい」

https://www.youtube.com/watch?v=GyXP2lnWGiQ

上記の小泉進次郎氏による「防衛大臣として機微な情報に触れれば触れるほど、やはり危機感、切迫感を持ったんです」機微な情報に触れてる立場から、にじみ出る物を感じ取って欲しい」というような言葉は、論理よりもフィーリングで、多くの人を動かし、絶賛された。

もちろん他にもこういう報道もある。

台湾の安全保障は中国の習近平国家主席が目指す国家再興にとって極めて重要であり、北京が今後10年間に武力で台湾を奪取しようとする可能性は「50%以上」だ とポッティンジャー氏は水曜日に共同通信に寄稿した記事で語った。ポッティンジャー氏は、米海兵隊の退役軍人で、ロイター通信とウォール・ストリート・ジャーナルの元中国担当記者。 2019年9月から2021年1月まで国家安全保障担当副大統領補佐官を務めた。当時、トランプ政権の中国と北朝鮮問題に関する最高顧問を務め、最長在任期間を誇る補佐官の一人だった。

https://www.businessinsider.com/china-invade-taiwan-war-50-chance-matt-pottinger-security-adviser-2023-4

台湾が中国に武力侵攻される可能性を50%以上とみつもっている。

さて、この進次郎氏の「にじみ出るもの」は、なんだろうか?


私たちは、「あ、なるほど中国は台湾侵攻の戦争をはじめても全然不思議ない」という理由を「感覚」ではなく「論理」で自然と「なるほどなるほど」と理解する必要があるのではなかろうか。しかも実は簡単に理解できることなのだから。

とりあえず中国が台湾を狙う理由はだいたい次のようにまとめられるだろう。

1)イデオロギー上の理由。国家の正統性問題。中国共産党(CCP)は、1949年の国共内戦勝利で大陸を支配したが、蒋介石率いる国民党が台湾に逃れたため、伝統的な「天命」思想(王朝交代で正統性を証明)と近代のナショナリズムで、中華民国を「先代の残党」として滅ぼさない限り、CCPの正統性が揺らぐ。

2)もう一つは、地政学的立場。台湾は「第一列島線」の要衝で、中国の太平洋進出を阻む巨大な「不沈空母」。中国が台湾を併合すれば、南シナ海・東シナ海の支配が容易になり、米軍の包囲網(AUKUS・QUAD)を突破できる。いつまでも中国が米国の劣後におちる地政学的な要因からの根本的なゲームチェンジが台湾領有である。

3)もちろん、台湾の領土人口経済力、そして技術を併呑する拡張主義的な野心。台湾の人口だけでも2300万人。しかも高度な教育をうけ文化的にも共通する人材。たとえば台湾にとって、半導体産業(TSMC、世界シェア50%以上)は「シリコンシールド」として生存戦略であるが、同時に統一独占したならば、世界への脅迫材料にできる。

しかしこういう「だから中国は台湾に侵攻するかもよ」とかいわれても全然「近い内に台湾侵攻がおきても不思議な理由」とは到底おもえない。

なぜって、万が一、中共の作戦が次々と奏功し、様々な工作活動も成功し、日米は後手後手となり、台湾の恒久的な占領が中共軍にできたとしても完全にピュロスの勝利。

CSIS等の分析では、中国の台湾侵攻に伴う海峡貿易混乱で世界の海上貿易の約20%が影響を受け、グローバルGDPは約10%(10兆ドル規模)低下する。中国はエネルギー供給と輸出路を断たれ、G7による資産凍結で約3兆ドルの外貨準備は大半が使用不能に陥る可能性が高い。台湾の半導体供給停止は世界経済に10兆ドル規模の損失を与え、中国も貿易決済の遮断で年間数千億〜1兆ドル規模の打撃を負う。経済規模ゆえに制裁の影響はロシアの10倍以上に及び、CCP体制は深刻な崩壊危機に直面する可能性がある。

だから、やるわけないよう思えるのだが、おそらく以下は中国人自身も自分たちで意識していない「台湾侵攻に駆り立てられる本当の理由」である。台湾有事は結構な確率おきるというのは、むしろ「日本人」なら簡単にわかる理屈なのである。なぜかといえば、これは完全に、

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