M-1グランプリ2025
中盤1000番台に突入してから怒涛の粘り腰、うっかりまかり間違って僕らの写真が写ってくれないかなと思ったけれども一瞬で終わった。数秒間は凹んだような気もするけど数秒後には結果発表のかっこいい演出に吸い込まれていた。
カナメ(ストーン)さんとかTC(クラクション)さんが呼ばれて手を叩き、あとお会いしたことないけれども黒帯さんが呼ばれているのを見て嗚呼なんかやっぱりM-1ってこうも興奮させてくるか、自分の人生が懸かっているというただ一点において大変にもういい加減うんざりだけれども、やっぱりM-1ってもうえげつなくワクワクさせてくるな、いやはやあっぱれだなとかそんなことを気丈にも思っていた。
たまたまその日、黒帯さんが僕らのラジオ喧嘩を聴いてくれていたという音声を聴いて、情けなくもああこそこそYouTubeを見ている先輩にこうやって印象に残せたのは悪くないかもなということを思ったりした。大阪めし録の黒帯さんの回だけなぜだか3週もしてしまって、勝手に心が近くにあって、ああ近くでおめでとうと言える後輩の方々がほんのちょっとだけ羨ましいなどと思いもした。THE SCONDのツートライブさんにも同じことを思って、ああもっと漫才人間として名を上げたなら勝手に遠巻きからかっこいいと思ってる先輩方に会いに行けるんだろうなと思って、そういうことにもワクワクしていきたいなと思った。だからなんか、負けじとじゃないけど、TCクラクションの通過にほんとうに痺れたから坂本さんにラインをした。準決勝までに会えると思うとそれも嬉しい。
他人事ながらなんて厳しい、なんてかわいそうな敗北なんだ…と思う人もいるけど、総合してやっぱりワクワクせざるを得ない準決勝だと思った。どこまでも情けないくらいに、視聴者としてM-1が好きなのかもしれないと思った。本当に情けないことに、ワクワクは否定できない。そして当然に、この中に入れなかったことがしんど過ぎる。苦しい。怒りとかはない、ただただ情けない。長期的な過ごし方も、短期的なパフォーマンスも、やっぱり悔やまれることがあるけど考え出したらキリがない。やる前に自信だけはあったけど、落ちてみたらば納得がいきすぎる。納得がいきすぎて情けない。
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