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特許調査 IP調査塾 演習問題14 厨房装置

 IP調査塾 演習問題14の課題は、特開2019-063621 厨房装置であり、この特許出願の請求項1の新規性の有無を確認するための検索式を検討することです。

ポイントは、「請求項の必須構成要件を、適切な検索タームに置き換えて検索式を表現する。」のようです。

まず、課題となる出願の出願日等から確認します。

1.出願日

 今回の課題である、特開2019-063621(特願2019-15358)は、2019-063621の分割です。

このため、新規性を否定しうる文献の公開日は、特願2017-132724の出願日である2017年07月06日より前でなくてはなりません。

(分割要件については、面倒だったので確認していません)

(21)【出願番号】特願2019-15358(P2019-15358)
(22)【出願日】平成31年1月31日(2019.1.31)
(62)【分割の表示】 特願2017-132724 (P2017-132724)の分割

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2019-063621/D96F4221FAB528E154BEF7CC1848414A612C80B454C269ACB6C3F4A16715DDD6/11/ja

(21)【出願番号】特願2017-132724(P2017-132724)
(22)【出願日】平成29年7月6日(2017.7.6)

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2019-013437/B5E48ABFFD5642135CB47F15D4425518C49D9899F8001DC7FC7CD9CEBE341404/11/ja

2.検索式

 特開2019-063621(特願2019-15358)の請求項1は以下の通りです。

【請求項1】
天面側にシンク領域と、略平坦な面に形成された天面作業領域とを有した厨房装置であって、
前記シンク領域には、シンク本体部と、該シンク本体部の底面よりも高さが高い台面が形成されており
前記天面作業領域の隣接領域であって、前記シンク領域とは異なる領域で且つ前記台面を中程にして前記シンク本体部とは反対側に、加熱調理領域をさらに有し、前記シンク本体部、前記台面、前記天面作業領域、前記加熱調理領域が、この順で横方向に並び、前記加熱調理領域の加熱調理器載置面が、前記天面作業領域の上面よりも低い位置とされることを特徴とする厨房装置。

 請求項1には、「前記シンク領域には、シンク本体部と、該シンク本体部の底面よりも高さが高い台面が形成されており」とありますので、シンクと台面の高さが違うことが分かります。キーワードの一つが「段差」辺りだと思いました。

 次にFIを確認してみました。

 おそらく、A47B77/08辺りだとおもいました。

 これらのキーワードとFIを使って、j-platpatで検索してみました。検索式は以下の通りです。なお、2017.7.6よりも前の公報だけを抽出しました。

[A47B77/08/FI]*[(シンク+流し),20N,段差/TX]

 検索結果は30件でした。

 ざっと確認したところ、実開平6-41551(サンウエーブ工業株式会社)が抽出すべき公報と思いました。実開平6-41551の要約は以下の通りです。

(57)【要約】
【目的】 作業姿勢が異なる各厨房作業を、該厨房作業に最適な姿勢で行なうことができる流し台を提供する。
【構成】 シンク部と、該シンク部の一側方に連設されてなる調理部と、を有して構成されてなる流し台を技術的前提とし、上記調理部のワークトップ面を、上記シンク部の頂部よりも低く形成すると共に、上記調理部とシンク部との接合部を、該調理部を流れる水がシンク部へと流下するように連続させて形成した。

●IP調査塾 

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