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okanokura
雑記 サプライチェーンとカタログエンジニア
カタログエンジニアという言葉が、たまに現れる。一般的には、買ってきた部品等をそのまま使うエンジニア、という意味で使われていると思う。
しかしながら、現在の日本では、カタログや仕様書から適切な性能の部品を選定する能力すら確保されていない状況が多いと思う。つまり、カタログ情報を読めないエンジニアや、必要能力を計算できないエンジニアが多くなってきたため、前例踏襲や、何となくで部品を選定しているのではないかと思う。
その考えが正しければ、カタログに記載された情報を比較検討できるカタログエンジニアは、かなりハイレベルなエンジニアといえる。
このカタログエンジニアが本領を発揮するのが、サプライチェーンを積極的に利用した製品製造だろう。
サプライチェーンと言うのは、製品等がが消費者の手元に届くまでの、部品調達、製品製造、在庫管理、販売、配送、消費といった一連の流れのことである。この一連の流れの中では、取引サイクルが連鎖したチェーンに見立てられるため、サプライチェーンと呼ばれている。
このサプライチェーンを利用することで、短納期の製品設計が可能になる。具体的には、流通している部品の性能を把握しておくことで、①市場から調達できる部品(部分)と、②新規設計する部分との切り分けが容易になり、短納期で信頼性の高い製品を作ることができるようになる。
トヨタ方式に関する解説ではカタログエンジニアが批判されることが多い。しかし、設計できる人が少なくなっている以上、カタログエンジニアも一つの現実的な解だと考える。
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