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特許法 特許調査勉強会① 特開2013-094697

 2021年11月27日(土)19:00~20:00にTwitterスペースでの特許調査勉強会を行いました。
 なお、11月27日(土)は途中までしか終わらなかったので、12月04日(土)に第2回を行う予定です。  

 参加予定者は、烏天狗さん(@uzemaru)、真さん(@shin_0712_std)、ワタクシ(@nkgk1017)です。

1.Twiterでの告知

2.調査対象案件

 今回は、事前に告知した案件について、烏天狗さんが調査し、調査結果について発表いただく予定です。その調査結果には検索の観点、検索式なども含まれますので、それらについても検討・勉強できると思います。

 具体的な調査対象案件(特許公報)は、特開2013-094697です。今回の勉強会では、最終的には、調査対象案件の新規性、進歩性を否定しうる文献を見つけるまでの練習をします。

3.調査結果の説明方法

 11月27日の勉強会では、本願発明の構成の説明まで進みました。本願発明の構成の説明までだと、よくある説明の流れとしては、

 ↓(1)従来技術で解決する課題と、従来技術の構成
 ↓(2)従来技術で残っている問題点
 ↓(3)本願発明で解決する課題
 ↓(4)本願発明の構成
 ↓(5)本願発明と従来技術の相違点

 という形です。

(1)従来技術で解決する課題と、従来技術の構成
  従来技術(特開2001-219046)は、撹拌槽内にスラリーの濃度のバラツキを生じて、均一混合が得られないという問題と、撹拌槽内の液面高さの変化が液内の流動やスラリーの濃度のバラツキに影響を及ぼすという問題と、を解決することを目的とします。このため、従来技術は、
(i)撹拌槽と、(ii)回転軸と、(iii)軸流翼と、(iv)パドル翼と、(v)固定されたバッフルと
を有します。

(2)従来技術で残っている問題点
 しかし、従来技術の構成は、バッフルが固定されているので、攪拌槽等に生成物が付着し、この付着物が除去できないという問題がありました。

 (また、バッフルが固定されているので、バッフル周辺でのスラリーの濃度のバラツキが他の部分と異なるという課題もありそうです。)

(3)本願発明で解決する課題
 攪拌槽に付着した生成物を除去と、攪拌の効率化の両立です。

(4)本願発明の構成
 本願発明は、(i)撹拌槽と、(ii)回転軸と、(iii)軸流翼と、(iv)パドル翼と、を有します。また、本願発明は、従来技術が有していた(v)固定されたバッフルの代わりに、(vi)回転するバッフル、を有します。この(vi)回転するバッフルは、(ii)回転軸よりも遅く回転します(バッフルの回転数(rpm)は、回転軸の回転数(rpm)よりも少ない)。

(5)本願発明と従来技術の相違点
 本願発明と従来技術の相違点は、本願発明の(vi)回転するバッフルです。この(vi)回転するバッフルがあるので、攪拌槽に付着した生成物の除去と、攪拌の効率化が両立できます。

 従来技術と本願発明との比較表は以下のような形になります。

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