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shelland
背景技術に従来技術の欠点を書くケースもあるようですが。。。
たまに、特許明細書の背景技術欄に、
従来技術AはXという点で好ましくなかった
という趣旨の記載を見ます。
※「好ましくなかった」ではなく、「〇〇という欠点があった」と記載されている例も見た気がします。
しかし、その好ましくないことに気付いたこと自体が、新たな課題の発見であり、発明を構成するケースがあります。このため、個人的には、「Xという点で好ましくなかった」ことは、課題か、発明の詳細な説明に記載すべきと考えています。
また、出願する際の主な課題であれば、課題として記載すべきでしょうが、そうでなければ、発明の詳細な説明「だけ」に記載すべきです。
これは、先行技術の好ましくない点を課題として記載すると、その好ましくない点を克服していなければサポート要件を満たさないと認定されうるためです。
このため、①先行技術の課題を克服できない発明も権利化したい場合、②将来的に分割する場合、には、なるべく出願する際の主な課題以外は、課題として記載しない方が良いと考えます。
また、数社しか製品を提供していないような分野では、社内では当たり前と理解されている事項でも、社外では全く知られていない事項であることがあります。
このため、背景技術に、先行技術文献の記載を写す以外のこと(例:先行技術の解釈、好ましくない点の指摘、先行技術と社内技術の比較など)を記載すると、結果として、出願する発明の価値を損なうことになりえます。
背景技術の記載も、なるべく短くするべきと考えます。
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