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特許法 美味しいという効果(特許第3639902号)
特許第3639902号では、段落0007に以下のような記載がありました。
【0007】
すなわち、本発明の請求項1記載の〆鯖は表皮を真皮から剥皮するのが困難な北大西洋産などの鯖を酢〆前にプロテアーゼを添加した処理液を用いて処理した後、表皮を真皮から剥皮して製造された〆鯖であって、真皮に剥皮傷がなく、鯖特有の縞模様と色を有する真皮を備え、前記プロテアーゼの作用により身が柔らかく食味、食感に優れ美味しいことを特徴とする。
仮に、身が柔らかく食味、食感に優れているとしても、(従来例と比較して)美味しいという効果が生じない場合も考えられます。つまり、この〆鯖の柔らかさが、従来の〆鯖と比較して人間が区別できない程度の柔らかさである場合には、従来例と比較した有利な効果とはいえません。
(柔らかすぎる場合も同じ)
また、何の根拠もなく「美味しい」という官能試験の結果が示されたとしても、それだけでは、従来例と比較して進歩性ありと判断される可能性は低いと考えられます。
したがって、「身が柔らかい」+「美味しい」で一体として、進歩性の判断で考慮されるものであると考えられます。
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