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nekonosara
見た目は大人、頭脳は子ども
文字数がいつもの400文字ではなく、600文字くらいです。素直な子どものような感覚で記載したので、お許しください。
懐かしい友人に会った。最後にこの友人と話したのは成人式だったような気がするので、ずいぶんと時が経っている。この事実は飲み始めてから2時間経過する時に知ることになるのだが…。
懐かしい友人と飲むのはひょんなきっかけだった。友人も僕も欠席した同窓会があり、その中で地味で何を考えているか分からないランキング上位に僕らはなったらしい。それらを集めて飲み会を改めて開催しようとした幹事がいたのだが、結局集まったのが僕らだけだったという悲しい結末。
まあ、そうなことはどうだって良い。
僕は誰かを『○○ちゃん』とちゃん付けで呼ぶ機会が減っている。だから、久しぶりに会う人を何て呼んだら無難なのかをずっと考えていたのだが、彼が僕のことを名前にちゃん付けで呼んできたので、僕もそうすることにした。すごく不思議で、口に出してしまうと驚くほどしっくりきて、もうこの呼び方以外ないのではと思ってしまった。
あまりにも久しぶりで、特に話すことがなかったのでこの感覚をそのまま友人に伝えた。
「昔から、変なところ気にするよね」
彼がそう言って、僕に笑いかけてくると少年時代の記憶が一気に蘇った。あの時、誰が誰に恋していたか。あの時、苦手なのは誰だったか。担任の先生のあの話は大人になって使っているか。そんな他愛もないことだ。
見た目は大人だが、頭脳は子どもに戻っていたので、思い出した話を片っ端にした。別に何も生まれない会話だけど、異様に笑顔が多い時間だった。
