歌で学べるショートカットキー3分50秒|「Ctrl+C」から、働き方が少し変わった
冒頭の一言
この曲に込めたいのは、仕事を終えた夕方の車内で、ふとスマートフォンの通知を見る瞬間です。
「今日は直帰できるかもしれない」と思った矢先に入る、急ぎの問い合わせ。相手にもきちんと返したい。記録も残したい。でも、待つ人のもとへも帰りたい。
そんな、誰かを大切にしたいからこそ生まれる葛藤を描きました。

再生ボタン前の一言
ショートカットキーを一つ覚えると、操作が少し速くなります。
でも私にとっては、それだけではありませんでした。
先輩に教えてもらった「営業は外勤での内勤が多いからマウスを使わずにショートカットキーを覚えた方が良い。」という教え、その最初の一つの「Ctrl+C」が働き方を少しずつ変えるきっかけになりました。
この曲は、効率化だけを歌った曲ではありません。
相手への対応の質を守りながら、自分の時間も取り戻したい。そんな思いと、最初の一つを教えてくれた先輩への感謝を込めました。
仕事を減らすのではなく、仕事を大切にするために作業を短くする。
『NO MOUSE, NEW ROUTE』をお聴きください。
NO MOUSE, NEW ROUTE
作詞:西岡正敏 作曲:suno
午後5時12分、次まで28分。未送信、未更新、未確認。
「急ぎで対応したいことがある」
客先も大切、内勤も大切。
夕陽が刺さる 資料をたたむ
訪問 相談 対談 また来る
「今日は直帰」と思った刹那
淡い期待を通知が裂いた
早く返したい 雑にしたくない
記録も連絡も残しておきたい
クリック ドラッグ 右往左往
一秒 二秒を夜が強盗
小さな停滞 積もって渋滞
気づけば自分が予定から不在
ノートの隅に色あせた文字
「CtrlとC コピーができる」
不器用なままでも変えられるなら
まずこの右手をキーへ戻そう
先輩の言葉。
「見えない準備が信頼になる」
その想いを今へつなぎ直したい。
ショートカットで 待つ人のもとへ帰ろう
Cut the delay, make a way
内勤も終えて 夜を越えよう
Take your time back
コピー、ペースト、戻してセーブ
検索、切り替え、時間をメイク
時間を奪還 自分へ帰還
面談 運転 電話 昨日の報告 今日の修正
直帰を告げた途端に相談
問い合わせ三件 追加の案件
敵は顧客でも内勤でもない
両方守るジレンマとの戦い
削るのは仕事じゃなくて作業
五回のクリック 一回へ変換
長い航海を近道へ転換
Cでコピー Vで投下
Xなら移送 迷いを淘汰
Zで後退 Sで保存
Fで捜索 時間を確保
Alt Tab 画面を横断
Win E ファイルへ直行
操作を短縮 時間を奪還
客へも家へも確かに返還
「CtrlとC」だけでも嬉しかった日。
お客さんの名前を間違えた日。
車の中で泣きそうになった日。
次の日、先輩はただ言った。
「昨日より一つできればいい」
その言葉に救われた僕が
今では後輩へ同じことを言う
相手を思う その真剣さ
昨日の自分を越えていく
「昨日より一つ、できればいい。」
ショートカットで 失くした笑顔を取り戻そう
Cut the delay, make a way
内勤を越えて 僕の時間を取り戻そう
Take your time back
ショートカットで あの日の僕とつながろう
Cut the delay, make a way
古びた付箋に 新しい明日を書き足そう
Take your time back
問い合わせを返し 記録を終えた
戻る交差点を今日は越えた
古びた付箋の横へ書き足す
「Alt Tab」と今日の日付
先輩の教えをアップロード
不器用だった新人の僕のロード
疲れた今日の僕の労働
時間を奪還 自分へ帰還
昨日の後悔 明日へ変換
仕事を終えたら 待つ人へ帰ろう
Take your time back
明日もきっと、問い合わせは来る。
仕事が全部なくなるわけじゃない。
「昨日より一つ、できればいい」
あの日の声が背中を押す。
古びた付箋に新しい一行。
今日の僕から、明日の僕へ。

歌詞に登場するショートカットキー
この曲で紹介したのは、次の8つです。

ちなみに、私が特に好きなのは、Ctrl+ZとAlt+Tabです。
聴き終わったあとに
明日も、問い合わせはきっと来ます。仕事が全部なくなるわけではありません。
それでも、昨日より一つできることが増えれば、少しだけ早く、大切な仕事に向き合えるかもしれません。少しだけ早く、待つ人のもとへ帰れるかもしれません。
古びた付箋に、新しい一行を書き足すように。
あなたが明日覚える一つが、新しい道につながりますように。
