ビジネスは一回きりじゃない。安売り合戦には乗らない、笹子の「長期戦略」
2026年は、豊作の年。 そう言えることに、まずは心の底から安堵しています。
振り返れば、チャンピオンマンゴーが日本へ初上陸を果たした昨年、2025年はまさに「災難の年」でした。 台湾全土を襲ったマンゴーの大不作問題。一時は、日本への上陸そのものが危ぶまれるほどの事態だったのです。
受粉の大切な時期に降り続いた雨が、多くのマンゴーの木から実を奪いました。 他の産地や商社が、次々と「欠品」や「大幅な値上げ」を余儀なくされていく。そんな絶望的な状況の中で、私は一つの決断をしました。
「チャンピオンマンゴーは、絶対に欠品させない。そして、価格も維持する。」
ビジネスは、一回きりの打ち上げ花火ではありません。 何よりも大切なのは、お客様やパートナー様との「信用」であり「信頼」です。苦しい時こそ逃げずに、長く続く関係を築きたい。その一心で昨年を駆け抜けました。
その結果、2026年の今年は、ありがたいことに様々な方面から多くのお引き合いをいただいています。おかげさまで、私は今、商談と移動に明け暮れる毎日を送っています。
さて、勝負の2026年はどうでしょうか。 気温、天気、環境。今のところ、その全てに恵まれています。 今年は間違いなく「豊作の年」になるでしょう。

とりあえず一安心、と言いたいところですが、暑くなり始めた台湾では台風も発生し始めています。 出荷の日まで、どうか台風が来ませんように。マンゴーがこのまま、甘く、大きく、無事に育ってくれますように。 私は毎日、祈るような気持ちで空を見上げています。
そして、豊作の年にこそ次に心配なのが「価格競争」です。 市場にモノが溢れれば、当然、安値で叩き合い、市場価格を壊してしまう動きが出てきます。
しかし、価格戦争に巻き込まれるつもりはありません。 私には、どんな状況でもファンの心を掴み、常に進化し続けるマンゴーを作り続けるという「長期戦略」がありました。
その第一弾こそが、「チャンピオンマンゴー」という名前です。

ランタンを上げる上げる笹子
世の中に「台湾マンゴー」はたくさんあります。 しかし、その中で「チャンピオン」はたった一人しかいません。 ただのフルーツとしてではなく、「チャンピオンマンゴー」という固有のブランドとして皆様に覚えていただきたい。
日本人が現地での生産から輸出入、そして日本での営業活動までを一貫して手がけている唯一のマンゴーであるという自負が、この名前には込められています。
この、唯一無二のチャンピオンマンゴーを、一人でも多くの日本の方に味わっていただきたい。 最高の品質を、最高の状態でお届けするために。
笹子の挑戦は、これからも続いていく。
