新品の半額以下?中古レンズのメリット・デメリットを本音で語る
久々にヨドバシカメラのカメラ売り場を歩いてみました。富士フイルムのXシリーズも、以前に比べて在庫が戻ってきた印象でした(ちなみにX-halfはやはり在庫なし…)。
そんな中で、ひときわ目を引いたのが、わたしが愛用している「XF35mmF1.4 R」のお値段。
「え?9万円?え、ほんとに?」と、思わず値札を二度見してしまいました。
このレンズ、わたしが2019年に買ったときは、6万円ちょっとだったのです。1.5倍です・・・。
最近は、カメラ用品に限らず、いろんなものが値上がりしていて、なんとかお得に手に入れたい気持ちが強くなります。
そこで浮かんでくるのが、「中古レンズ」という選択肢です。
でも、中古ってちょっと不安…という方もいると思います。今回は、その中古レンズのメリット・デメリットについて、自分の経験も交えてお話ししたいと思います。
中古レンズのメリット
1.価格が圧倒的に安い
やっぱり、これが一番の魅力です。
たとえば、冒頭で紹介したXF35mmF1.4 Rなら、新品は約9万円ですが、中古なら程度の良いもので5万8千円くらい。新品の6〜7割で買えることも多いです。
2.新品では手に入らない型落ち品に出会える
モデルチェンジが早い製品では、生産終了になってしまうこともしばしば。中古市場を探せば、そういった名玉(名レンズ)に再会できるチャンスがあります。
3.“使って試す”がしやすい
これが意外と大きなポイントだと思っています。
レンズって相性がありますよね。「スペックは良いけど、なんかしっくりこない」とか、「開放F1.4だけど、普段はF4くらいしか使わない」みたいなこともあります。
中古なら価格が抑えられているぶん、「一度使ってみよう」という気持ちになりやすいです。これは、初心者の方にこそ活かせるメリットだと思っています。
中古レンズのデメリット
もちろん、中古ならではの注意点もあります。
メーカー保証がない場合が多い
新品とは違って、故障したときの対応に困るという不安があります。欲しいレンズがすぐには見つからないことも
特に人気モデルは、中古市場でもすぐ売り切れます。タイミングが重要です。また、マニアックなレンズは、そもそも中古市場にも出回っていない、なんてこともあります。“中古”という響きに抵抗を感じることも
外箱がついていなかったり、「誰が使ったかわからないものを使うのはちょっと…」という心理的な壁は、確かにあると思います。
それでも中古をおすすめできる理由
これらのデメリット、じつは克服する手段があります。
保証については、「マップカメラ」「フジヤカメラ」「カメラのキタムラ」などの大手中古ショップなら、3ヶ月〜半年程度の保証がついていることが多いです。そもそも、レンズ単体の故障はそう頻繁には起こらない印象です。
欲しいレンズが見つからない場合でも、ネットショップを活用すれば選択肢は広がります。中古品は「A」「B」「C」などランク付けされているので、実物を見ずとも、ある程度の状態がわかります。
心理的なハードルについては、まずは1万円前後の安い中古レンズを試してみるのがよいと思います。
わたしも最初はヤフオクで買ったAマウントのレンズ(確か8千円くらい)でした。これが意外と使えたんです。そこから、中古品への抵抗が一気に薄れました。
わたしが中古で買ってよかったレンズたち
ニコン:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
このレンズは、ニコンの優れたコーティング技術「ナノクリスタルコート」が施されており、使いやすい画角の標準ズームレンズです。名機D750のキットレンズとして販売されていたこともあり、中古市場では流通量が豊富でした。メーカー希望小売価格は約16万円ですが、私が中古で購入した際は5万円。なんと3分の1の価格で手に入れることができました。現在も現役で使用しています。
いまでも、中古価格は49,800円からとなっていました。
ニコン:AF-P DX NIKKOR 70–300mm f/4.5–6.3G ED VR
このレンズも、ニコンのAPS-C機用ダブルズームキットに含まれていた望遠ズームレンズです。オートフォーカスが非常に高速で、描写性能も優れており、D500と組み合わせて今も活用しています。購入価格は中古で約1万円。新品では3万円程度で販売されていたため、こちらも約3分の1の価格で手に入れたことになります。

富士フイルム:XF16mmF2.8 R WR
コンパクトな広角単焦点レンズも中古で購入しました。当時の価格は約4万円で、新品が約5万6千円だったため、3割ほど安く手に入れられた計算になります。状態の良い個体を選んだので、新品と遜色のない美しさでした。

おわりに:まずは1本、試してみては?
中古レンズの世界は、まるで古本屋のような楽しさがあります。「思わぬ掘り出し物に出会えるかも」というワクワク感も魅力のひとつです。
もちろん、10万円を超えるような高額中古レンズは慎重になります。でも、比較的手頃な価格帯からなら、失敗してもそこまで大きなダメージにはなりません。
わたしとしては、「まずは1本、気になっていたレンズを中古で試してみる」のが、中古レンズの魅力を知る一番の近道だと思っています。
Amazonだと、ポイントつかない分8万円ちょっとのプライス。
中古だと5万8千円くらいでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
