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現代文重要語 一問一答


本記事について

東進の一問一答重要語についての記事です。

語彙系の参考書でどこを見るべきかもちょくちょく触れていきます。

他の参考書についてはこちらから見れます。


内容  

評論文最重要語、テーマ別重要語、その他重要語、小説語の全4章から構成されており、はじかれがちな小説語も収録しています。

この四章がさらにグループ分けされています。

2章までは、かなり一語当たりに説明がさいてあります。この中で背景知識についても説明があり、語彙学習に留まらず、現代文の知識系を結構さらうことができます。

3章以降のその他重要語以降は意味だけのっている形です。

下の方にちょこちょこ利用上の注意やよくある間違いなど補足事項がのっています。

テーマ解説も充実しています。突っかかってくる人がいるので名前はあげませんが、もう今ではほとんど見なくなったことを載せている古い本と違い、最近入試問題で取り上げられはじめている、頻度は低くてもこれから頻度があがりそうなチラホラでだしているものも積極的に扱われています。

書き取りは別にそっくりさんがありますが、一部読みや書きのマークがついていて、少し対策はできるようきなっています。

最後に付録として載っていないものを書くようのmy 現代文重要語を書くページが設けられています。それ以前と同じレイアウトです。

わりとこのタイプは同義語や反義語を言い換えや対比対策でのせることが多いですが、この本についてはほとんどのっていません。

いい点

*意味主体
→最近増えてきましたが、意味を主体にすえているのがいいです。内容もですし、構成も意味オマケではなく、意味が主体になってスペースがとられています。受験生がしがちな、書き取りをしだす間違った使い方をおこしにくくなっています。

*真ん中のレベルとして優秀
→私が語彙系の参考書としてゆる語訳や高校の漢字語彙が一冊でしっかりわかる本を進めていますが、収録語数、収録内容を踏まえて、真ん中の参考書として優秀です。綺麗に棲み分けができています。使い分けについては後に説明します。
※早稲田とも相性いいです。

*意味のバランスがいい
→語彙系はわからせる気、覚えさせる気がないような意味をのっけていることが多いですが、本書では意味が意味を崩しすぎず、かといって堅すぎず、いい塩梅になっています。意味で内容を理解しつつ、その上覚えやすくするために冗長にしてはいけない縛りがあり、理解のしやすさと覚えやすさのバランスがかなり難しいのですが、本書ではかなりいい塩梅です。

*説明のうまさと丁寧さ
→二章までにある語彙の丁寧な解説が素晴らしいです。こういう類の説明は、だからなんなの、どこが結局の説明にあたるの、となるものや、結局読解でどう使うのというものが多いですが、結局どいうことなのか掴みやすい説明になっていますし、知識だけしっているただの頭でっかちにならないように、入試問題ではどう使われるのかな説明も結構あります。ここはこの本では類書に比べてずば抜けています。普通に読んでわかるような説明なっているのも地味にすごいです。類書では、ずばっと大事なことをいうのが少なく結局こういう意味なのね、こういう関係性なのねと自分で咀嚼しなおす、整理し直すことが必要なものばかりです。ここのおかけで純粋な語彙の知識だけではなく、背景知識についても学習できますし、学習の意義も感じやすくなっています。

*解説に濃淡をつけている
→レイアウトを無理に統一しようとして、余計なことをのせているものもありますが、この本は意味だけ覚えればいいもの、意味や関連語、予備知識とともに覚えないといけないものの棲み分けがしっかりとできています。解説がなんでもかんでも詳しければいいなんてことはないです。

*一問一答で覚えにくさをフォローできている
→現代文の知識は、熟語にならびかなり覚えにくいです。そしてこれをきちんと意味に対して行なっているのもいいです。間違った使い方を防いでくれています。加えて、問題になっている場所がその意味の中心であるものが多く、どこを意識して覚えればいいのかがわかりやすくなっていますし、思い出す時にも思い出しやすくなっています。もやっと覚えていても、中心的な部分は外しにくいです。
※赤シートが全体になっていないことが気になるかもしれませんが、一問一答として成立させるためだと思います。

一問一答とあるので、説明はない、あっても最低限のものをイメージすると思いますが、一問一答という枠組みをこえても、かなり説明が丁寧な部類です。東進の一問一答はちょくちょく名前が一問一答なだけのものが結構あります。

悪い点

例文をつけて欲しかったのが正直な所です。なかなか覚えにくいので、実感をもたせるためにも例文があることも非常に重要です。意味のように、わからせる気のない文がのっていることが多々あるので、意味を見ている限り、もし例文をつけてくれていたらいい例文がそろっていたのかと思います。

2章までの意味説明にスペースをさいているのと、紙の高騰でページを膨らませすぎないために、スペースの問題でかけなかったのかと思います。

載っていない方が珍しいので、ここのツッコミを想定していないと考えにくいです。

同義語、反義語はほとんどのせない、説明の強弱をつける、例文をのせないという絞りをかけたおかけで、語彙と背景知識をセットでのせたものは、どちらかの説明が手薄になることが多いですが、どちらも丁寧に説明するということを可能にしています。

オススメの使い方

必ず文で説明されているところも読んでください。一問一答部分だけする人が多いです。

この構成になっているので、類書で置きがちなことは、流石に起こらないと思いますが、書き取りではなく意味を覚えるようにしてください。

加えて意味は理解できたら覚えやすいように改良していくのをすすめます。少し改良するだけでもかなり覚えやすくなります。

本文にも書いていますが、小説語はプラスマイナスかを意識して読み進めてください。

語彙系の参考書の選択

私がオススメしている語彙系の参考書について選択の基準をのせておきます。

(ii)覚えるの苦手

※絞り込みによる語彙の選定、意味のほぐし方も秀逸。一問一答同様情報を絞り込んでいる。徹底的に覚えるられることにこだわった一冊。小説語はないので注意。

(ii)苦手ではない、小説語の対策もしたい

(iii)書き取りもいる

※書き取りに対応しつつ、例文も意味がわかりやすい例文、カタカナ語、慣用表現、副詞などもカバーしている。小説語のまとめ方は理想的。同義語反義語なども言及。ただ1番重い。

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