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Claude Code 派が Codex を併用するときの正解。AGENTS.md 1本で両方走らせるセットアップ全手順

僕は普段 Claude Code を使い込んでいます。プロジェクトルートに CLAUDE.md を置いて21項目の指示を書き、MCP を6個ぐらい繋ぎ、Skill を2つ運用しています。そんな僕が今日、OpenAI の Codex に手を出しました。

きっかけは単純で、長時間タスクを出先のスマホから投げたかったんですよね。ChatGPT に統合された Codex Cloud だと、移動中に「あの記事のリサーチ走らせといて」が PR ベースで戻ってくる。これは Claude Code 単体だとちょっと組みづらい。

ただ、Claude Code でせっかく整えた設定資産(CLAUDE.md、permissions、MCP、Skill)を、Codex 用にもう一回書き直すのはしんどい。「乗り換えるんじゃなくて、引き継ぎながら併用したい」のが本音です。

結論から言うと、これはすぐ達成できます。AGENTS.md を CLAUDE.md のシンボリックリンクにするだけで、Claude Code と Codex が同じ指示書を読むようになります。今日のセットアップは正味30分でした。

この記事では、僕が NO WAVE プロジェクトで今日やった手順をそのまま流しつつ、Claude Code 利用者が Codex を併用するときに引っかかりがちな落とし穴(とくにクラウド版 MCP の現状)まで一気にまとめます。


1. Codex には3つの顔がある

まず最初に整理しておきたいのが、「Codex」と一言で言ってもプロダクトが3つに分かれている点です。ここを混ぜると話が一気に分からなくなります。

Codex CLI(ローカル)

ターミナルで動くオープンソースの CLI。npm install -g @openai/codex で入る。GitHub の openai/codex で開発されていて、Rust 製。Claude Code に一番近い使用感です。ファイルを直接編集して、コマンドを実行して、対話しながらコードを書いていく。

Codex Cloud(chatgpt.com/codex とモバイルアプリ)

ChatGPT のサイドバーから入れる「クラウド版」。GitHub リポジトリを接続しておくと、OpenAI 管理のコンテナがリポジトリをチェックアウトしてタスクを実行し、結果を Pull Request として戻してくれる。iPhone/Android からも投げられるし、複数タスクを並列で走らせられる。

Codex IDE 拡張(VS Code / Cursor / JetBrains 等)

エディタにサイドバーで常駐するパターン。ローカル実行と「重い処理はクラウドに委譲」の両モードを切り替えられる。

この記事は Codex CLI と Codex Cloud の併用 にフォーカスします。IDE 拡張は最後の章で軽く触れるだけにします。

ざっくりの使い分けは、Claude Code でやってきた作業(手元のコードを触りながら相談、機密データ、MCP 連携)は Codex CLI、出先からの委譲やバックグラウンドの長時間タスクは Codex Cloud、というイメージでいいです。詳しくは9章で書きます。


2. Claude Code と Codex の対応表

Claude Code を使ってきた人なら、Codex の各概念は「だいたいこれの言い換え」で頭に入ります。1枚で済むマッピング表にしました。

Claude CodeCodexCLAUDE.mdAGENTS.md(open standard)~/.claude/CLAUDE.md(グローバル)~/.codex/AGENTS.md.claude/settings.json の permissions~/.codex/config.toml の approval_policy × sandbox_mode.claude/commands/*.md(slash commands)~/.codex/prompts/*.md(deprecated)→ Skills へ.claude/skills/<name>/SKILL.md~/.codex/skills/<name>/SKILL.md(フォーマットほぼ共通)MCP 設定(.mcp.json 等)~/.codex/config.toml の [mcp_servers.NAME]SubagentsSubagents(.codex/agents/*.toml)

ポイントは2つあります。

ひとつ目は、AGENTS.md という規格自体が業界標準になりつつある こと。OpenAI / Google / Cursor / Factory が共同で発表したオープン規格で、GitHub Copilot もネイティブ対応しています。つまり「AGENTS.md を1枚書いておけば、複数の AI コーディングエージェントが同じ指示を読む」という世界が現実になりつつある。Claude Code の CLAUDE.md は Anthropic 独自ですが、中身の書き方はほぼ同じなので、AGENTS.md にも転用できます。

ふたつ目は、Skill のフォーマットが Claude Code と Codex でほぼ互換 であること。SKILL.md のフロントマターと本文構造は両者とも共通で、ディレクトリを .claude/skills/ から ~/.codex/skills/ にコピーするだけで動きます(細部は7章で)。

この2つを知っていると、引き継ぎ作業の心理的負荷がだいぶ下がります。「Codex 用に全部書き直し」じゃなくて「Claude Code の資産を流用」になる。


3. Codex CLI セットアップ実例

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