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【株主優待】柿安本店(2294)

【株主優待】柿安本店(2294)から長期保有分を含む1,500円分の優待券!いちばんお得な使い方は高島屋のイートイン?

柿安本店(2294)から、株主優待が届きました。

のびたが100株保有しています。

柿安本店の100株優待は、通常なら500円券が2枚。

合計1,000円分です。

ところが今回は、別の封筒にもう1枚入っていました。

長期保有優待の500円券です😊

通常優待1,000円分に、長期保有優待500円分が加わり、今回は合計1,500円分。

株主優待は、長く持っていると、ときどきこういううれしいことがあります。

今回届いた柿安本店の株主優待利用券。通常分1,000円に長期保有分500円が追加

柿安本店(2294)とは

柿安本店は、三重県桑名市に本社を置く食品会社です。

創業は1871年。

2026年に創業155周年を迎えました。

「柿安」と聞けば、百貨店のお肉売り場を思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、実際には精肉だけの会社ではありません。

主な事業は、次の5つです。

・精肉事業
・惣菜事業
・和菓子事業
・レストラン事業
・食品事業

百貨店などで見かける「柿安 精肉」のほか、

・柿安ダイニング
・口福堂
・柿安 料亭しぐれ煮
・柿安 Meat Express
・上海柿安

など、いろいろなブランドを展開しています。

お肉、お惣菜、お弁当、和菓子、レストラン、しぐれ煮まであります。

「肉の会社」というより、おいしいものを幅広く販売している会社ですね。

柿安本店・公式サイト


のびたは100株保有

のびたの保有状況は、次のとおりです。

・保有者:のびた
・保有株数:100株
・購入価格:1株2,429円
・投資金額:242,900円
・2026年7月27日終値:1株2,634円
・時価評価額:263,400円
・評価益:20,500円
・騰落率:約8.44%

購入価格2,429円に対して、7月27日の終値は2,634円。

100株で2万500円の含み益です。

大きく値上がりしたわけではありませんが、株価は買値を上回っています。

毎年配当金を受け取りながら、柿安のお肉やお惣菜も楽しめる。

株主優待目的の保有としては、いい状態です😊


年間配当は85円

柿安本店の2027年4月期予想年間配当は、1株85円です。

100株保有なので、年間配当金は税引前で8,500円になる予定です。

購入価格に対する配当利回り

85円÷2,429円×100=3.50%

7月27日終値に対する配当利回り

85円÷2,634円×100=3.23%

のびたの購入価格に対する配当利回りは3.50%。

現在の株価に対する予想配当利回りは3.23%です。

株主優待銘柄としては、配当金もしっかりあります。

100株持っていれば、年間8,500円の配当金に加えて、通常は1,000円分の株主優待券。

長期保有の条件を満たせば、さらに500円分が追加されます。


株主優待は500円券が2枚

柿安本店の株主優待は、毎年4月30日の株主名簿に記載または記録された株主が対象です。

保有株数によって、優待内容が変わります。

・100株以上300株未満:500円券×2枚
・300株以上500株未満:500円券×6枚
・500株以上800株未満:500円券×10枚
・800株以上1,000株未満:500円券×16枚
・1,000株以上2,000株未満:グルメフリーチョイス券1万円相当
・2,000株以上3,000株未満:グルメフリーチョイス券1万円相当+500円券×16枚
・3,000株以上:グルメフリーチョイス券1万円相当×2枚+500円券×10枚

優待券は、柿安本店のレストラン、お惣菜、和菓子などの対象店舗で利用できます。

ただし、一部利用できない店舗があります。

お釣りは出ないので、500円以上のお買い物で使う方がよさそうです。

優待は7月下旬に郵送されます。

柿安本店・株主優待制度


今回から長期保有優待が追加されました

柿安本店には、長期保有優待制度があります。

2024年4月30日を基準として、その後2年以上継続して100株以上を保有している株主には、通常優待とは別に、500円分の株主優待利用券が1枚追加されます。

のびたも今回、長期保有の条件を満たしたようです。

通常分は、

500円券×2枚=1,000円分

さらに長期保有分として、

500円券×1枚=500円分

今回は合計で、

1,500円分の株主優待利用券

をいただきました。

500円だけといえば500円ですが、何もせずに優待券が1枚増えるのですから、やっぱりうれしいです。

長く持ってきた株主への「いつもありがとう」という会社からの気持ちですね😊


優待込みの総合利回りは?

長期保有の条件を満たした100株株主の場合、年間に受け取れる予定の配当金と優待は次のとおりです。

・年間配当金:8,500円
・通常の株主優待:1,000円分
・長期保有優待:500円分
・年間合計:10,000円相当

購入価格2,429円で計算

・投資金額:242,900円
・配当利回り:3.50%
・優待利回り:0.62%
・総合利回り:4.12%

7月27日終値2,634円で計算

・投資金額:263,400円
・配当利回り:3.23%
・優待利回り:0.57%
・総合利回り:3.80%

のびたの購入価格に対する総合利回りは4.12%です。

現在の株価で購入した場合でも、長期保有優待まで含めた総合利回りは3.80%になります。

ただし、長期保有優待はすぐにはもらえません。

新しく購入する場合、当初の優待は年間1,000円分なので、その点には注意が必要です。


普段は高島屋の柿安を利用しています

わが家が柿安の店舗を利用するときは、高島屋の精肉売り場や柿安ダイニングで買い物をすることが多いです。

柿安のお肉やお惣菜は、やはりおいしいです。

子どもたちも喜びます。

ただし、ここで少し問題があります。

のびたとママちゃんは、高島屋の株をそれぞれ200株保有しています。

高島屋の株主優待カードを使えば、対象商品を10%割引で購入できます。

例えば、柿安で1万円分のお肉やお惣菜を購入すれば、10%引きで1,000円お得になります。

一方、柿安本店の株主優待券は500円券です。

高島屋の売り場で普通にお肉やお惣菜を買うなら、柿安の500円券を使うより、高島屋の株主優待10%引きを使う方がメリットが大きくなる場合があります。

株主優待を使うために、もっとお得な株主優待を使えなくなる。

株主優待族には、ときどき起きる悩みです(笑)


いちばんお得なのは高島屋のイートインコーナー?

そこで、柿安本店の株主優待券をどこで使うのが一番お得なのか。

のびたの場合は、高島屋の柿安精肉店に併設されているイートインコーナーです。

高島屋の柿安精肉店でお肉を購入するときは、高島屋の株主優待カードが使えます。

ところが、併設されているイートインコーナーでは、高島屋の株主優待カードが使えません。

ここなら、高島屋の10%割引と柿安の株主優待券が競合しません。

高島屋の優待カードが使えない場所で、柿安の500円券を使う。

これが、わが家ではいちばんメリットの大きい使い方です。

株主優待は、もらった金額だけでなく、どこで、どの優待と組み合わせて使うかも大切ですね。


29日は「肉の日」を狙います

柿安といえば、やっぱりお肉です。

特に楽しみなのが、毎月29日の「肉の日」。

店舗や開催月によって内容は異なりますが、黒毛和牛ステーキ丼がお値打ち価格になることがあります。

のびたが利用したときには、黒毛和牛ステーキ丼が格安になることもありました。

「29日だからニクの日}

分かりやすいです(笑)
去年もらった優待券は2代目長男かなた君と食べました(笑)

去年は息子と行きました
2299円だって

ここで柿安の株主優待券を使えば、さらに負担を減らせます。

今回いただいた優待券は合計1,500円分です。

2,900円のステーキ丼なら、優待券3枚を使って1,500円引き。

残りは1,400円です。

高島屋の優待カードが使えないイートインコーナーだからこそ、柿安本店の優待券が活躍します。

株主優待が届いたら、すぐに使うのではなく、29日まで温存しておくのもよさそうです😊

※肉の日の開催内容や価格は店舗、時期によって異なります。利用前に店舗で確認してください。


2026年4月期は、ほぼ横ばいの売上で減益

添付していただいた2026年4月期の決算説明会資料、決算短信、有価証券報告書を確認しました。

2026年4月期の連結業績は、次のとおりです。

・売上高:360億7,200万円(前期比0.1%減)
・営業利益:14億2,600万円(前期比4.9%減)
・経常利益:14億7,300万円(前期比4.2%減)
・親会社株主に帰属する当期純利益:8億1,100万円(前期比15.7%増)

売上高は、前年とほぼ同じです。

営業利益と経常利益は減少しました。

会社資料によると、営業利益が7,400万円減少した主な要因は、原材料価格の高騰です。

原材料の高騰による影響は、3億8,500万円の減益要因になりました。

店舗の出退店や改装、工場関連の改善などで一部を補いましたが、すべてを吸収することはできませんでした。

食品会社にとって、肉、小豆、米、油、包装資材、電気代、物流費、人件費などの上昇は避けにくい問題です。

値上げをすれば利益を守れますが、値上げしすぎればお客さんが離れる可能性があります。

柿安のお肉やお惣菜はもともと少し高級です。

「おいしいから少し高くても買いたい」と思ってもらえるブランド力を、今後も維持できるかが大切です。


精肉は減収でも利益が大きく改善

2026年4月期の事業別業績は、次のとおりです。

精肉事業

・売上高:135億7,300万円(前期比1.7%減)
・セグメント利益:10億2,000万円(前期比31.3%増)

売上高は減りましたが、利益は大きく増えました。

不採算店舗の退店や改装、販売方法の見直しなど、収益改善の効果が出ています。

売上を追いかけるだけでなく、きちんと利益を残せる店舗へ切り替えている点は評価できます。

惣菜事業

・売上高:128億2,100万円(前期比0.1%増)
・セグメント利益:9億1,600万円(前期比21.8%減)

売上高はほぼ横ばいですが、利益は大きく減りました。

柿安ダイニングなどの惣菜は売上規模が大きいため、原材料価格や人件費の上昇が利益に響きます。

販売価格への転嫁と、店舗での廃棄ロス削減が重要になります。

和菓子事業

・売上高:68億5,200万円(前期比3.3%増)
・セグメント利益:3億8,800万円(前期比0.2%減)

口福堂などを展開する和菓子事業は増収でした。

創業155周年の感謝袋なども販売し、来店客を増やす取り組みを進めています。

レストラン事業

・売上高:12億9,800万円(前期比3.4%減)
・セグメント損失:2,100万円

レストラン事業は赤字です。

2026年4月期には5店舗を退店しました。

赤字店舗を整理しながら、サービスエリアなど、柿安の強みを生かせる場所へ経営資源を振り向けています。

食品事業

・売上高:15億2,500万円(前期比2.1%増)
・セグメント利益:9,900万円(前期比30.6%減)

瓶詰シリーズやカレーなどの販売を拡大しています。

店舗以外の販路を増やせれば成長余地がありますが、現時点では利益が減っているため、採算改善も必要です。


2027年4月期も少し厳しい予想

会社が発表した2027年4月期の連結業績予想は、次のとおりです。

・売上高:360億円(前期比0.2%減)
・営業利益:14億円(前期比1.9%減)
・経常利益:14億5,000万円(前期比1.6%減)
・親会社株主に帰属する当期純利益:8億円(前期比1.4%減)
・予想年間配当:85円

売上高、営業利益、経常利益、最終利益のすべてが、わずかながら減少する予想です。

会社は無理に高い成長予想を出していません。

原材料費や人件費などの上昇を考えれば、慎重な予想になっているのだと思います。

2027年4月期は、

・新規出店5店舗
・退店2店舗
・改装7店舗
・期末店舗数328店舗

を計画しています。

大量出店による拡大ではなく、不採算店舗を整理しながら、利益の出る店舗を増やしていく方針に見えます。


成長に向けた8つの戦略

柿安本店は、今後の成長に向けて、次のような取り組みを進めています。

・既存事業の収益改善
・料亭業態の強化
・新業態への挑戦
・販路拡大
・外販事業の拡大
・ECサイトの強化
・海外進出
・M&A

特に注目したいのは、百貨店やショッピングセンター以外への販路拡大です。

サービスエリアでは、和菓子と弁当を組み合わせた「柿次郎」などの複合型店舗を展開しています。

法人向けのPB商品、瓶詰シリーズ、プレミアムカレーシリーズなどの販売も強化しています。

オンラインストアでは、SNSを活用した集客や、人気アニメとのコラボ商品、予約サイト限定商品なども販売しています。

柿安には、精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品という複数の事業があります。

これらを別々に運営するだけでなく、お肉とお弁当、和菓子とサービスエリア、店舗とECなどを組み合わせられるのが強みです。


財務基盤はかなり安定しています

2026年4月期末の財務状況は、次のとおりです。

・総資産:194億8,000万円
・純資産:155億400万円
・負債:39億7,500万円
・自己資本比率:79.6%
・現金及び現金同等物:80億5,200万円

自己資本比率79.6%は、かなり高い水準です。

総資産194億8,000万円に対して、現金及び現金同等物が80億円以上あります。

借金に追われている会社ではありません。

2026年4月期のキャッシュ・フローは、

・営業キャッシュ・フロー:15億4,100万円のプラス
・投資キャッシュ・フロー:6億5,700万円のマイナス
・財務キャッシュ・フロー:8億2,600万円のマイナス

でした。

本業で得た資金から設備投資と配当金を支払っても、現金及び現金同等物は前期末より5,700万円増えています。

財務面で急に不安になるような会社ではありません。


85円配当は利益をほぼ全部配る水準

財務は安定していますが、配当については注意も必要です。

2026年4月期の1株当たり利益は84.69円でした。

これに対して、配当金は85円です。

連結配当性向は100.4%。

つまり、2026年4月期は、1年間に稼いだ利益とほぼ同じ金額を配当として株主へ還元しています。

2027年4月期の予想1株利益は83.50円で、予想配当は85円。

予想配当性向は101.8%になります。

会社には多くの現金があり、自己資本比率も高いので、すぐに85円配当が維持できなくなるとは考えていません。

しかし、利益以上の配当を長期間続けることはできません。

今後の配当を安定させるためには、本業の利益を増やす必要があります。

「財務がいいから高配当でも安心」とだけ考えるのではなく、営業利益が回復していくかを見ておきたいところです。


現在の株価は割安とは言いにくい

7月27日終値2,634円と会社予想を使って計算すると、おおよその株価指標は次のようになります。

・2027年4月期予想1株利益:83.50円
・予想PER:約31.5倍
・2026年4月期1株当たり純資産:1,617.93円
・PBR:約1.63倍
・予想配当利回り:3.23%

予想PERは約31.5倍です。

一般的な食品会社と比べても、決して安い水準ではありません。

自己資本比率79.6%という財務の強さ、柿安ブランド、安定配当、株主優待などが株価に評価されているのでしょう。

ただし、会社は2027年4月期も減収減益を予想しています。

業績が大きく伸びていない状況でPERが30倍を超えているため、新しく購入する場合は、株主優待だけを見て飛びつかない方がよいと思います。


柿安本店の魅力と注意点

柿安本店の魅力を整理すると、次のようになります。

魅力

・創業155周年の知名度とブランド力
・精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品と事業が幅広い
・自己資本比率79.6%
・現金及び現金同等物が80億円以上
・年間85円の配当
・100株から株主優待がもらえる
・2年以上の長期保有で500円分が追加される
・精肉事業の利益が大きく改善
・EC、外販、サービスエリアなどに成長余地がある

注意点

・2026年4月期は営業減益
・2027年4月期も減収減益予想
・原材料費、人件費、物流費の上昇を受けやすい
・惣菜事業の利益が21.8%減少
・レストラン事業は赤字
・配当性向が100%を超えている
・予想PER約31.5倍で、株価に割安感は乏しい
・百貨店や商業施設の集客に影響される

財務の安定性とブランド力は大きな魅力です。

一方、売上や利益が大きく伸びている会社ではありません。

今後は、原材料価格の上昇を吸収しながら、惣菜事業の利益を回復させられるかが重要です。


のびたは100株を継続保有します

のびたは、柿安本店を1株2,429円で100株購入しました。

7月27日の終値は2,634円なので、現在は2万500円の含み益です。

購入価格に対する配当利回りは3.50%。

長期保有優待まで含めた総合利回りは4.12%です。

・株価は購入価格を上回っている
・年間8,500円の配当金
・今回は1,500円分の株主優待券
・自己資本比率79.6%
・現金及び現金同等物が80億円以上
・長期保有優待の条件も達成済み

予想PERの高さと、配当性向が100%を超えている点は気になります。

それでも、のびたの購入価格であれば、今すぐ売却する理由は見当たりません。

配当金をいただきながら、株主優待券は高島屋のイートインコーナーで使う。

そして29日の肉の日には、黒毛和牛ステーキ丼を狙う。

株主優待は、数字だけではありません。

家族でおいしいものを食べて楽しめることも、大きな配当です😊

黒毛和牛ステーキ丼を食べたら、株価より先に体重が上がりそうですが(笑)

のびたは100株を継続保有します。


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この記事は、2026年7月27日の株価と、会社が公表した2026年4月期決算短信、決算説明会資料、有価証券報告書、株主優待制度などをもとに作成しています。


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