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【株主優待?】MS&ADインシュアランスグループ(8725)

優待は無し。でも議決権行使で500円分ギフトがもらえました

※この記事は、株主優待好きの個人的な記録です。
投資判断はご自身でお願いします。


今回の銘柄は、
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)です。

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保などを傘下に持つ、
大手損害保険グループです。

国内損保では、東京海上ホールディングスに次ぐ国内2位グループというイメージです。

正式な株主優待制度はありません。

でも、今年の招集通知を見ると、
議決権を行使した株主に500円分のギフトを進呈
とありました。

スマホで議決権を行使すると、デジタルギフト500ポイント

パソコン、郵送、株主総会出席で議決権を行使すると、
QUOカード500円分

これは優待と呼ぶべきか。
総会土産と呼ぶべきか。
議決権行使のお礼と呼ぶべきか。

少し迷いますが、株主としてはありがたいです。

東京開催の株主総会に行かなくても、
お土産をもらえたような感覚ですね。


MS&ADインシュアランスグループ(8725)の保有状況

銘柄:MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)
保有者:のびた
株数:300株
平均取得価格:1,680円
6月26日終値:4,241円
年間配当:170円

僕はMS&ADを300株保有しています。

もともとは100株購入していました。

その後、2024年4月に1株を3株にする株式分割があり、
現在は300株保有になっています。

平均取得価格は、1,680円です。

6月26日終値は、4,241円

かなり大きく育ってくれました。


評価益を計算してみます

300株保有なので、投資額は、1,680円 × 300株 = 504,000円です。

6月26日終値4,241円で見ると、評価額は、4,241円 × 300株 = 1,272,300円

評価益は、1,272,300円 − 504,000円 = 768,300円です。

含み益は、768,300円。これは大きいです。

保険株は、ここ数年かなり強かったですが、
MS&ADも我が家の中では立派な含み益銘柄になっています。


配当利回りを計算してみます

年間配当予想は、1株170円です。

まず、買値1,680円ベースで計算します。

170円 ÷ 1,680円 = 10.12%

買値ベースの配当利回りは、**10.12%**です。

これはすごいです。

次に、6月26日終値4,241円ベースで計算します。

170円 ÷ 4,241円 = 4.01%

現値ベースの配当利回りは、**4.01%**です。

株価が大きく上がっても、現値ベースで4%台。

それだけ配当水準も高いということです。


株主優待はありません

MS&ADには、正式な株主優待制度はありません。

保険会社なので、食品や日用品が届くわけではありません。

カタログギフトもありません。

QUOカード優待も、正式な制度としてはありません。

ただし、今年は招集通知に議決権行使で500円分のギフト進呈
の案内が入っていました。

これは株主優待ではなく、議決権行使促進策だと思います。

それでも、株主からすると実質的には「500円分もらえる」
ということです。

ありがたいですね。


議決権行使で500円分ギフト

今回の案内では、議決権行使の方法によって、もらえるギフトが違います。

スマートフォンで議決権行使をした場合は、

デジタルギフト giftee Box 500ポイントが進呈されます。

一方、パソコン、郵送、株主総会出席で議決権を行使した場合は、

QUOカード500円分が進呈されます。

スマホ行使の方がデジタルギフト。

それ以外はQUOカード。

どちらも500円分です。

議案への賛否にかかわらず、
議決権を行使した株主が対象です。


優待なのか、総会土産なのか

この500円分ギフトを、株主優待と呼ぶかどうかは微妙です。

正式な株主優待制度ではありません。

毎年必ずあるとは限りません。

議決権行使を促すためのギフトです。

でも、株主としては、「議決権を行使したら500円分もらえる」
という意味では、実質的に優待のようなものです。

東京開催の株主総会に行けない人にも、
お土産を届けるような仕組みとも言えます。

最近は株主総会のお土産を廃止する会社が増えています。

その代わりに、議決権行使でギフトを出す。

これは公平で良い方法だと思います。


配当+ギフトで見るとどうなる?

今回の議決権行使ギフトを、500円相当として計算してみます。

年間配当は、51,000円

議決権行使ギフトは、500円相当です。

合計すると、51,000円 + 500円 = 51,500円相当です。

買値ベースでは、51,500円 ÷ 504,000円 = 10.22%

買値ベースの配当+ギフト利回りは、**約10.22%**です。


現値ベースでも見てみます

6月26日終値4,241円で見ると、300株の評価額は、1,272,300円です。

配当+ギフトは、51,500円相当なので、

51,500円 ÷ 1,272,300円 = 4.05%

現値ベースの配当+ギフト利回りは、**約4.05%**です。

ただし、この500円ギフトは毎年あるとは限りません。

通常は、配当利回り中心で見る方が自然です。


MS&ADはどんな会社?

MS&ADインシュアランスグループは、本を代表する保険グループです。

主なグループ会社には、

・三井住友海上火災保険
・あいおいニッセイ同和損害保険
・三井ダイレクト損害保険
・三井住友海上あいおい生命保険
・三井住友海上プライマリー生命保険

などがあります。

国内損害保険、国内生命保険、海外保険、金融サービス、リスク関連サービスなどを展開しています。

保険会社は、事故や災害が起きた時に保険金を支払う会社です。

そのため、自然災害、事故率、再保険、資産運用、金利、為替など、
さまざまな要因で業績が動きます。


損保国内2位グループ

MS&ADは、損害保険業界では国内大手です。

東京海上ホールディングス、MS&AD、SOMPOホールディングスが、
日本の3メガ損保というイメージです。

その中でMS&ADは、国内2位グループという位置づけで語られることが多いです。

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を中核に持っているため、
自動車保険、火災保険、企業向け保険など、幅広い分野で存在感があります。

自動車保険では、あいおいニッセイ同和損保がトヨタグループとの関係も深いです。


2026年3月期の業績

2026年3月期の連結業績は、

経常収益:7兆6,530億円
経常利益:1兆1,202億円
親会社株主に帰属する当期純利益:7,873億円でした。

前期比では、

経常収益:14.9%増
経常利益:20.6%増
当期純利益:13.8%増です。

かなり強い決算です。

国内損害保険、海外保険政策株式売却益など、さまざまな要素がありますが、全体として利益水準は非常に高いです。


2027年3月期の見通し

2027年3月期からは、連結財務諸表についてIFRSを任意適用する予定です。

2027年3月期の親会社の所有者に帰属する当期利益予想は、4,250億円です。

一見すると、2026年3月期の当期純利益7,873億円から大きく減るように見えます。

ただし、会計基準が変わること、政策株式売却益などの影響もあり、単純比較はしにくいです。

インフォメーションミーティング資料では、
政策株式売却損益を除くベースでは増益の見通しと説明されています。

ここは、表面上の利益だけではなく、
修正利益や政策株式売却益を除いた実力を見る必要があります。


配当は170円予想

2026年3月期の年間配当は、160円でした。

2027年3月期の年間配当予想は、170円です。

10円増配予想です。

内訳は、

普通配当:140円
特別配当:30円 となっています。

MS&ADは、株主還元にかなり積極的です。

配当だけでなく、自己株式取得も行っています。


自社株買いも大きい

MS&ADは、自己株式取得にも積極的です。

資料では、2026年度中に2,700億円
の自己株式取得を見通すと説明されています。

配当も出す。自社株買いもする。政策株式売却も進める。

株主還元という点では、かなり強い会社です。

保険会社は政策保有株を多く持ってきた歴史があります。

その政策株式を売却し、資本効率を高め、株主還元や成長投資に回す流れがあります。

ここは、最近の損保株が評価されている大きな理由の一つだと思います。


政策株式の売却

MS&ADは、政策株式の売却を前倒しで進める方針を示しています。

政策株式とは、取引関係などを理由に保有してきた株式です。

昔の日本企業では、持ち合い株が多くありました。

でも、資本効率やガバナンスの観点から、
近年は政策保有株の縮減が求められています。

保険会社は、この政策株式を多く持っている会社が多いです。

売却すれば利益が出る一方で、将来の配当収入や株価変動の影響も変わります。

ただ、資本効率の改善や株主還元の原資としては大きな意味があります。


2030年度に目指す姿

MS&ADは、2030年度に向けて、
修正利益8,000億円、
EPS成長率11%、
修正ROE11%以上、
ESR180%以上
を目標に掲げています。

さらに、その後は早期に修正利益1兆円を目指すとしています。

国内損保だけでなく、海外事業、国内生保事業、資産運用、金融サービスなどを含めて、
総合保険会社として成長を目指す方針です。

保険会社というと、国内損保のイメージが強いですが、
MS&ADは海外事業や資産運用も重要になっています。


連結ソルベンシー・マージン比率

保険会社を見る時に大事なのが、ソルベンシー・マージン比率です。

これは、通常の予測を超えるリスクに対して、どれだけ支払い余力があるかを見る指標です。

MS&ADの2025年12月末時点の連結ソルベンシー・マージン比率は、
780.1%です。

保険会社の健全性を見るうえで重要な数字です。

もちろん、この数字だけで安全と決めつけるわけではありません。

巨大災害、金融市場の変動、海外保険の損失など、保険会社にはさまざまなリスクがあります。

それでも、支払い余力を確認する指標として見ておきたいところです。


PERを見てみます

2027年3月期予想の基本的1株当たり当期利益は、292.91円です。

6月26日終値4,241円で計算すると、

4,241円 ÷ 292.91円 = 約14.48倍

予想PERは、約14.48倍です。

ただし、2027年3月期はIFRSベースの予想で、政策株式売却益や会計基準変更の影響もあります。

保険会社は、会計利益だけでなく、修正利益、政策株式売却損益、自然災害影響、資本政策なども合わせて見る必要があります。


PBRを見てみます

2026年3月期の1株当たり純資産は、3,286.85円です。

6月26日終値4,241円で計算すると、4,241円 ÷ 3,286.85円 = 約1.29倍

PBRは、約1.29倍です。

以前の損保株は、PBR1倍割れも珍しくありませんでした。

しかし、政策株式売却、資本効率改善、株主還元強化により、
市場からの評価が上がってきています。

それでも、銀行株や保険株は金利、株式市場、自然災害の影響を受けます。

PBRだけで判断する銘柄ではありません。


注意点は自然災害リスク

損害保険会社にとって大きいのが、自然災害リスクです。

台風。
豪雨。
地震。
洪水。
雹災。
山火事。

自然災害が多い年は、保険金支払いが増えます。

日本だけでなく、海外でも自然災害は業績に影響します。

MS&ADのような大手損保でも、自然災害の影響は避けられません。

保険料改定や再保険で対応しますが、
災害が集中すると利益は大きく変動します。


注意点は金融市場リスク

保険会社は、保険料を預かり、それを運用しています。

そのため、株式、債券、為替、金利などの影響を大きく受けます。

金利が上がると運用利回りにはプラスになる面があります。

一方で、保有債券の評価損や、株式市場の下落リスクもあります。

MS&ADは政策株式の売却を進めていますが、
それでも金融市場の変動は業績や純資産に影響します。

保険株は、金融株としての側面も強いです。


注意点は株価が大きく上がったこと

僕の平均取得価格は1,680円。

6月26日終値は4,241円。

かなり上がりました。

買値ベースの配当利回りは10.12%ですが、
今から買う人にとっては現値ベース4.01%です。

4%でも十分魅力的ですが、僕の買値利回りとはまったく違います。

自分が安く買えた銘柄を、株価が上がってから人にすすめる時は、
この違いをきちんと書いておきたいです。


注意点は特別配当も含まれること

2027年3月期の年間配当予想170円には、
普通配当140円と特別配当30円が含まれています。

つまり、170円すべてが通常の普通配当というわけではありません。

特別配当は、将来も必ず続くとは限りません。

配当利回りを見る時は、普通配当と特別配当を分けて考える
ことも大事です。

とはいえ、普通配当だけでも140円あります。

買値1,680円ベースなら、140円 ÷ 1,680円 = 8.33%

普通配当だけでも、買値ベースではかなり高い利回りです。


我が家的な結論

MS&ADインシュアランスグループは、のびた名義で300株保有しています。

もともとは100株購入。

2024年4月の1:3株式分割で、現在は300株保有です。

平均取得価格は1,680円。

6月26日終値は4,241円。

投資額は504,000円。

評価額は1,272,300円。

含み益は768,300円です。

年間配当予想は1株170円。

300株で年間配当51,000円。

買値ベースの配当利回りは10.12%。

現値ベースでも4.01%です。

正式な株主優待はありません。

ただし、今年は議決権行使で500円分のギフトがもらえます。

スマホ行使ならデジタルギフト。

パソコン、郵送、総会出席ならQUOカード。

東京開催の株主総会に行かなくても、
お土産をもらえたような感覚です。

業績面では、2026年3月期は経常収益7兆6,530億円、経常利益1兆1,202億円、当期純利益7,873億円。

2027年3月期はIFRSベースに移行し、年間配当は170円予想。

政策株式売却、自社株買い、増配、資本効率改善など、
株主還元にかなり積極的です。

一方で、自然災害リスク、金融市場リスク、海外保険リスクはあります。

保険会社なので、毎年安定して同じ利益が出るとは限りません。

それでも、我が家にとっては、
買値ベース10%超えの配当利回り。
大きな含み益。
そして議決権行使で500円ギフト。

かなりありがたい保険株になっています。

正式な優待株ではありませんが、
「議決権行使ギフトも含めて楽しめる高配当保険株」
として、今後ものんびり保有していきたいと思います。


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免責事項

この記事は、個人の体験と感想をもとにした記録です。
特定の銘柄の購入をすすめるものではありません。

株価、配当、業績、株主還元方針、議決権行使ギフトの内容などは変更されることがあります。
投資判断は、必ずご自身で最新のIR情報などを確認したうえでお願いします。

議決権行使ギフトは、正式な株主優待制度ではなく、今後も継続されるとは限りません。
今回の500円分ギフトは、通常の株主優待利回りとは分けて考える必要があります。

損害保険会社は、自然災害、事故率、再保険、金融市場、金利、為替、政策株式売却、海外保険事業などにより、業績や株価が大きく変動することがあります。

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