なぜ僕は介護士をしているのか
タイトルにもある「なぜ僕は介護士をしているのか?」
についてお話しさせてください。
僕は今、介護福祉士として働いていますが
でも、もともと人が苦手でした。
会話も愛想もない、無口な自分が「なぜ今、介護をやっているのか?」
今日はその理由を、“癒し”という視点からお話させてください。
僕が初めて介護という仕事に携わったのは
23歳の時だった。
正直、人と関わる事を拒んで生きていた。
面倒だし、話すのも別に好きではなかったし
誰からみても愛想は良くない感じだった思う。
人と接する事の少ない仕事を選んでいた。
そして工場勤務、いわゆるライン作業の仕事を
し始めた。
初めは向いているなと思った。
正直暮らしていくお金さえ手に入れば仕事なんて
なんでも良かった。
けどなぜかどんどんと心が病んでいく。
ライン作業の途中にブラックアウトしてしまう事も
あった。
そしてあの暗い空間や、機械の音、そして流れる時間のスピード全てが耐え難いものになっていった。
まるで空間が違う世界のような時間軸。
どうにかなってしまいそう‥気が狂ってしまいそうで結局辞めてしまった。
何が原因なのか?何が急に変わったのか?
全くわからなかった。
ただ一つ思うのは僕の心は病み始めていたんだと思う
本能的に悟ったのか、“誰かと接して誰かと話す仕事をしないといけない”と思った。
たまたま見た求人雑誌の中に介護職員を募集があり
資格なしOK。
今まで生きてきた世界とは全く真逆の
“介護の世界”に僕はなんの迷いもなく飛び込んだ。
僕は極度の人見知りで、話す事、話しかける事がとにかく苦手。笑顔も苦手。基本無口。
そんな僕が介護の世界で働けるのか?
そんな考えが何度も頭をよぎったけど
なぜだかそれ以上に“ワクワク”が止まらなかった。
実は僕は、人見知りでなく、人が好きで、話す事も大好きだ。笑ってる顔を見るのも笑うのも好き。
あの頃は自分の事をよく理解できていなかったから
苦手だと思い込んでいたけど、
本当は全く真逆だったんだなぁと今記事を
書いて驚いています!笑
初めての業種だし、何をする仕事なのか、どういう雰囲気なのか、本当にまったくわからない状態。
不安がまったくなかったといえば嘘になる。
僕が働く事になった施設は老人保健施設。
初勤務がスタートだ‥
初めはベテランさんについて回って見学みたいな感じだった。
「ちょっと皆さんとコミュニケーションとっていてくれる?」と言われて戸惑った‥笑
小学生の自己紹介レベルくらいの
コミュニケーション能力しかないのだから。
だけどね、思いの他話す事がスムーズにできたし、
笑顔が自然に出てくる感覚というか。
例えるなら自然の中で深呼吸してる安心感、
森林浴しているような心地よさがあった。
子供や動植物を見ていると落ち着くような、
無条件の存在感。ただそこにいるだけで癒される、
そんな愛おしさを感じた。
時の流れに身を任せ、公園の雀のように“ただ今という瞬間をごちゃごちゃと考えずに生きている”
時間と空間そのものがなんだか別の世界のようだった。
何をするにも一生懸命で、レクの作業をする時も子供のように夢中になってやってくれる。
笑いたい時に笑って
夢中になる時は夢中になって。
なんだか俺より全然楽しそうだし、幸せそうだなって
思った。
そんな方達と過ごしていたら、だんだんと心の中は
緑が育っていくように潤い始めた。
僕はこの介護という仕事を通して見失っていた
本当の自分の一部を見つける事ができたと思う。
僕の人生の中で欠けてしまったピース。
人と話す事で優しさを貰い、そしてあげる、
人の笑顔をみて自分も笑顔になって、人を笑顔にする。
気付かぬうちにそれが人の心満たし満たされている。
「癒し」というのはこういう、当たり前の中に存在しているけど、今の世界ではその当たり前の空間がみつけにくいですよね‥
ただそういう「癒しの空間」というのは実はいろんな場所にあると思います。
もし病んでしまったり、道を見失っているのなら、
一度今の自分とは真逆の道を通ってみるのも良いかなって思います。
僕のように一度、思い切って目をつぶりながらでも
逆の道を行ってみてください✨
面白い世界が待ってると思いますよ🌎
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます😭
