日記 私にはもう、戦闘服はいらないや
今日は仕事で東京ビッグサイトでの展示会に参加した。この類の展示会は大抵ダークスーツのおじさまがマジョリティだ。
そんな中でも浮かないように、また動きやすいように、これまではダークカラーのパンツスーツとローヒールの革靴を選ぶことが多かった。それは戦闘服でもあり、鎧や盾でもあったと思う。
でも今回は、最近購入したばかりの黒のワンピースも別件のため持参していた。シルエットがキレイで、スカート丈が短くも長くもないけど歩くときヒラッとして楽しく、気に入っている。
これ、今日は着てもいいんじゃない?
大事な商談があるわけでもなし。
色は黒だし、ライトカラーのジャケットを羽織れば顔映りも明るく、ちゃんとして見えるだろう。
それに、もはやベテランの年齢となった今、リクルートスーツのようなキチンと感はきっと求められてない。
社外での仕事とはいえ、失礼がないなら、もう自分の好きな服を着ちゃってもいいんじゃないかな?
学会などで見かける一回りくらい歳上の女性の先輩達は、皆さんそれぞれ自分のスタイルで素敵な装いをされていたように思う。
先輩達も、こんな気持ちで仕事の洋服を選んでいたのだろうか。
自分も気分良く過ごせること。
仕事でも少し楽しくなれること。
そんなことを考えながら今朝はワンピースを着て、愛用の香水を服の内側にひと吹きしてからホテルを出た。
私にはもう、戦闘服はいらないや。
仕事の積み重ね、人生の経験、自分への信頼。そんなものが、年齢とともに自分に許す自由を増やしていくのかもしれない。
