[連詩]立春
間:
緊張感のある空気の冷たさが
いくらかほどけ始めた
まだコートもマフラーも手放せないけれど
風の匂いも違ってきたよ
GPT:
朝の光が
少しだけ奥まで届く
昨日と同じ部屋なのに
影の位置が違う
暦が一枚めくれただけ
と言ってしまえばそれまで
でも身体のほうが
先に気づいている
間:
春を探して街を歩く
そぞろ歩く黒一色の装いは同じだけど
木の芽吹き 硬い蕾
みんな律儀に準備を始めている
GPT:
信号待ちの人たちも
季節のことを見ているはず
みんな足どりは
昨日までより少しだけ軽い
間:
だけど もう少し寒さの中に
止まっていたいとも思う
時間が進みすぎると
一気に終わりに近づく気がして
GPT:
だから今日は
無理に歩幅を広げない
冷たい空気を一度だけ吸って
ここに立っていることにする
