記録のススメ|履歴書・経歴書
自分歴を振り返ると、意外な繋がりが見えてくる。
一つの会社に長く勤めていると、
自分の経歴を文章にまとめる機会は意外と少ないものです。
私は、製薬企業で長年基礎研究に従事してきましたが、
その間、経歴を振り返ることはほとんどありませんでした。
転機になったのは、カナダ人研究者との共同研究。
彼は毎年のようにCVを丁寧に更新していました。
CVとは “Curriculum Vitae” の略で、
研究歴、職歴、論文、学会発表などをまとめた
「詳細な経歴書」のようなものです。
彼によると、研究費(Grant)を獲得するためには、
CVの更新が欠かせないのだそうです。
その影響もあり、私も2010年頃から
CV(経歴書/日本語・英語)を
1~2年ごとに整えるようになりました。
更新作業をしていると、
過去の研究成果や論文を見返すことになります。
「あの頃は、こんな研究をしていたのか」
「この時期は、このテーマに打ち込んでいたな」
そんなふうに、自分の“研究者としての歴史”を
振り返る時間にもなりました。
5年前には、同じ会社の人事部へ異動。
仕事の内容は大きく変わりました。
さらに今年1月、社労士として開業するにあたり、
改めて職歴を丁寧に整理してみました。
抗がん剤の基礎研究、人事、そして社労士。
以前とは違う背景で経歴を見直してみると、
過去の経験が意外にも繋がっていることに気付きました。

それらは現在、
社労士事務所のホームページにも反映されています。
これからは、社労士としての経験が
少しずつ積み上がっていくのでしょう。
そして次は、新しい“自分の強み探し”が始まります。
今後、自分のCVがどう変わっていくのか。
大いに楽しみにしています。
ご自身の経歴、振り返っていなかったなという方、
一度CVのような形で整理してみることをお勧めします。
その際、成果物もぜひ列挙してみてください。
思っていた以上に、
自分が積み重ねてきたものを目の当たりにするかもしれません。
転職のためだけでなく、
「自分は何を成し遂げたのか」
「今どこにいるのか」を確認することで、
「今後、どこに行くのか」が見えてくるかもしれません。
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