義経がつまずいた!? 本別町に残るユニークな伝説「つまづき石」
本別町に残る義経伝説
北海道十勝地方の本別町には、源義経がこの地を訪れたという伝説がいくつか残っている。その中でも特にユニークなのが「義経つまづき石」の話だ。義経と弁慶がこの地で過ごした際のエピソードとして、地元で語り継がれている。
つまづき石の由来
伝説によると、義経と弁慶ら主従七人が追われて日高の静内を後にし、山脈を越えて十勝に入り、本別沢に館を作ろうとしていた。弁慶がアイヌの案内で地形を調べに行き、休憩中に目の前の大きな石が大将の腰掛けにちょうどいいと考え、担いで帰ってきた。しかし、空腹でふらふらだったため、庭先に投げておいた。まだ暗いうちに起きた義経は、それを知らずこの石につまづいて転びそうになった。それを見て弁慶は大将が石につまづいたと大はしゃぎしたという。このエピソードが「つまづき石」の由来とされている 。
義経の里本別公園と義経山
「つまづき石」がある本別町には、「義経の里本別公園」があり、義経伝説をテーマにした施設や自然が楽しめる。園内には、義経と弁慶の像が並び立ち、訪れる人々を出迎えている。また、公園内の義経山は、かつて「サマイクル・サン」と呼ばれ、アイヌの文化神サマイクルが住んでいたとされる場所でもある。この山には、弁慶が隠れたとされる「弁慶洞」も存在し、義経と弁慶の足跡を感じることができる 。
最後に
本別町に伝わる「義経つまづき石」の伝説は、義経と弁慶の人間味あふれる一面を感じさせるユニークなエピソードだ。「義経の里本別公園」や義経山を訪れれば、彼らの足跡を辿ることができる。歴史と自然が融合したこの地で、義経と弁慶の物語に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
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