各国の政治家のバックグラウンドに考える、背景情報の重要性
【今日のポイント】
インドネシアの新政権は、大統領含めてその主要メンバーに軍関係者が多いとの指摘を目にしますが、各国のリーダーのバックグラウンドは、その政治姿勢にも大きな影響を与えていると感じます。
企業においても、人材や技術・商品開発、マーケティングなどにおける背景情報の継続的な把握と共有の仕組みづくりは重要な知的資産になるものと考える次第です。
1.インドネシアのプラボウォ閣僚の軍隊式研修
昨年の10月末から、複数のニュースメディア等で、インドネシアのプラボウォ政権の閣僚が軍隊式の研修を受けたとの記事を目にしました。
以下の、財務省のサイトをみると、プラボウォ大統領自身が軍人出身であるだけでなく、閣僚の中にも国軍出身者が目立つとの記載があり、
ロシアのプーチン大統領がKGB出身であることや、米国のトランプ氏がビジネスマン出身で経済面で独自の方針を打ち出しているなどの事例も含めて、
政治家の経歴などのバックグラウンドは、本人の政治方針や姿勢、政治への取り組みの手法、閣僚などのスタッフとなる要員の選択にも反映される傾向があるのではと改めて感じました。
『プラボウォ新政権の陣容から インドネシアの今後を展望する』
2024/11/13の、財務総合政策研究所ASEANワークショップの川村 晃一氏(ジェトロ・アジア経済研究所 在ジャカルタ海外調査員/インドネシア国家研究イノベーション庁BRIN客員研究員)の講演資料(財務省サイト)。
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/aseanws/2024/20241113-2.pdf
この様な、各政権の主要メンバーの特徴と国際政治の大きな流れの双方を併せ見ることが、今後ますます必要性を増してくるかと、最近の国際政治や日本の政治に関するニュース記事からも感じた次第です。
2.企業における、人材のバックグラウンド把握と共有
これは、既に行われていることですが、
企業でも、採用時や採用後の人材育成、配置などにおいて、その人の現在の状況だけでなく、過去のバックグラウンドも含めて考慮し、判断していますね。
また、データベース化はせずとも、定期的な面接や、日頃の面談などの中で、職場のメンバーの状況を把握し、管理職同士の会議などで共有することも行われています。
以前のブログトピックス『「睡眠」のキーワードでビジネス(知的資産経営)をみてみると?』などでもお伝えしているように、
人材の心身の健康面も含めて現在の職場での状況に加えて、各人の背景情報の重要性の認識が広がり、
企業に必要な人材の経歴などの情報も、プライバシーなどに考慮しつつ、把握して必要な部所と共有するこは今後更に進むのではと思っています。
3.背景情報も含めてデータベース化し、共有する
本ブログトピックス『人的資本経営を知的資産経営の視点からみてみると?』でもお伝えしているように、
企業にとって、「人材(ヒト)」が経営や事業の改革において重みを増していることは間違いないかと思います。
また、人材だけでなく、技術・商品開発やマーケティングなども含めて、「背景情報の継続的な把握と共有」は、ますます重要性を増しているのではないかと感じています。
企業の規模や事業内容によっても必ずしもデジタル化だけでなく、定期的あるいは随時のミーティングなど、やり方は異なってきますが、自社に適した、事業に必要な「人材」や「技術」、「顧客」等に関する背景情報を継続的に収集し、共有する仕組みも、重要な知的資産の一つとなってくるものと考える次第です。
【今日のまとめ】
・各国の政治家の経歴などのバックグラウンドは、その政治活動にも影響を与えていると最近のニュース記事から改めて感じている
・企業においては、人材の背景情報はプライバシーに配慮しつつも既に把握と共有が進められているが、今後さらに進むものと予想している
・人材に加えて技術・商品開発やマーケティングなどの「背景情報の継続的な把握と共有」は、ますます重要性を増しており、自社に適した継続的な把握と共有の仕組みは貴重な知的資産になるものと考える次第です
最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
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