取り戻すのは「授業の遅れ」ではなく、子供たちが「失った楽しさ」
先週末は、近所で自主公演の映画を見て来ました。
「夢見る小学校 ~自分のままでいいんだよ~」という映画で、めっちゃ良かったです。
自分たちでプロジェクトを決め、建物まで作ってしまう小学校「きのくに子どもの村学園」。もちろん宿題もテストもありません。
60年以上成績通知表がない伊那市立伊那小学校。
校則ゼロ、定期テストをやめた、世田谷区立桜丘中学校。
3つの学校がクローズアップされます。
この映画を見るとこう思います。
「私たちの教育は確実に根本から間違っている」と。
子供たちの生き生きとした姿を見て、子供という大切な時期の大部分を、つまらない教育に費やしてしまっていると反省します。
子供が自主的に、大人顔負けの行動をしているのを見て、子供の可能性に蓋をしてしまっているのは私たち大人なんだな、という事実をつきつけられます。
タイトルの言葉は、この映画の最後の方に登場する言葉です。
私たち大人は、「子供の将来」という押しつけがましい虚構の愛で、子供の持っている「子供時代を楽しむ権利」を奪っています。
子供に不安を押し付け、習い事を強要した結果、小中学生の自殺の原因の一位は「学業不振」という、なんとも皮肉な結果です。
将来のためという犠牲を押しつけた子供に、「将来」はやってこなかったのです。完全なる大人の責任です。
子供の笑顔、のびのび遊んでいる様子。それを見ているだけで、大人も自然と心が幸せで満たされます。
これが答えでしょう。子供が笑顔で大人も幸せ。それ以上に大切なものなんてあるのでしょうか?
子供時代というだけで20年もあります。その20年を犠牲にして、後の60年が幸せになる保証は一つもありません。
むしろ逆です。
最初の20年で、人生を楽しみ、自分らしく生きた人は、あとの60年も自分らしく人生を楽しめるのです。逆に最初の20年で楽しみを犠牲にし、我慢して来た人は、その後の60年でも我慢を継続する可能性が高いのです。
もっといえば、その20年楽しめたのならそれがひとつのゴールじゃないでしょうか。私たちは何歳まで生きるかもわからないし、永遠に生きるわけではないのですから、その瞬間瞬間を楽しむことが、何よりも大切なことです。
子供はもっと遊ばせましょう。やりたいようにさせてあげましょう。のびのびと育てましょう。
あなたが本当に子どもの未来を想うのであれば、政治や公教育に不満を言うだけというスタンスはやめましょう。それでは何も変わりません。
自分の子、周りの子、自分の学校、、、できるところから1mmずつでも良いので変えていくのです。これがいつか大きな変革につながるのです。思いついた人からまず行動しましょう。
私もまず地元から教育の「1mm変革」を始めます!
という、子供の日にちなんでの投稿でした。
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