今年もお世話になりまして。

キノリタさんホモ・ネーモさん

やっぱりこの方たちがランクインしてきたという感じですか。結局更新頻度が高いとどうしても読んでしまいますよね。とはいえ、つまらなければ読まないので、やっぱり更新頻度×おもしろさみたいなところはあります。

キノリタさんはギリギリを生きているご自身の人生を華麗に表現していて、ホモ・ネーモさんは本質的なむずかしいお話しが多いです。私の頭では理解するのにラグが発生してしまいます。

お二人ともおもしろいはおもしろいのですが、それ以上になにか熱量を感じますね。「このままじゃ終わらねーぞ」みたいななにかを感じる。実際にご本人たちがどう思っているかどうかは置いといて私はそう感じます。

それで「熱量」についてですが、これってどこから湧いて出てくるのかというとやっぱり「不満」からだと思うんですよね。でも、ただ不満なだけでは不十分で、圧倒的な「プライド」も必要だと思います。

ドラゴンボールのベジータみたいな「俺こそが宇宙一の戦士なんだ!」みたいなそういう不器用なプライドではなくて、これだけは譲れない思いみたいなそういう感じですか。

絶対に譲れない部分をいくつか持っている感じがする。「不満×譲れない思い」ですね。それが熱量とオリジナリティにつながっている。

どうして譲れない思いを持っているのかというと、それはご自分のことを正確に理解していてどういうふうに生きていきたいのか、あるいは生きていかざるを得ないのかを把握しているからだと思います。

自分のことがわからないのに譲れない思いもクソもないでしょうし、逆に考えればどんな時間を過ごしたいのか、または過ごさざるを得ないのかを曖昧なままにしていると自分のことなんて見えてこない。

自分の人生に満足しているかどうかに関わらず、「誰にどう思われようとこれが俺なんだ」と理解している感じが読んでいて気持ちいいんですよねー。そのうえでそんな自分に決して満足はしていないという矛盾もはらんでいるような気がするから独特の味になっている。

いや、というよりは気づいたら譲れない思いがあったからこそ自分を理解することができたという感じなのか。順番が逆というか、譲れない思いをベースにしていろいろなことを考えながら生きてきたのだろうなーというのが文章にあらわれてますね。

やっぱりこのご時世、どこでも食べられるようなラーメン屋さんってもうつまらない。圧倒的につまらない。めちゃくちゃハマるかめちゃくちゃマズイかみたいな極端な評価しか出てこないようなラーメン屋さんがほしい。

いまさら「ミニマリストのメリット・デメリット」「iPadの便利な活用術」みたいな文章なんか読みたくないし、もし読むとしても今までになかったようなオリジナルな意見が読んでみたい。

おふたりともそのへんに転がっているようなありがちな言葉で生き方や考え方を変えるような方たちではないでしょうから、こんなにもオリジナルな文章が貫けるのでしょう。

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いとう 1Q84、1巻が読み終わりそうです。