吉行理恵詩集
風が吹いている夜は
息子は
逃げていったのです
私は
寝間着の袖をひっぱって
息子を寝かせました
息子は
逃げていったのです
「戻っていらっしゃい」
そこに息子はいなくて
樹は騒いでいました
風が吹いている夜に
この硝子窓を開けてみたら
樹は騒いでいました
詩集は、1975年発行だった。
生涯独身の人なので、「息子」というのは何か大切なひととかモノとかのことかもしれない。

今日は図書館に行って、三冊返して二冊借りてきた。
これを「三歩進んで二歩戻る」というかはしらない。
次の勉強会にゲストで来てくれるという詩人の詩が載っている
現代詩手帳を借りてきた。
図書館が寒かった。
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