第39回:持続可能な暮らし1 農家で「稼ぐ」以上の視点を身につける学び(真田純子)
人文地理学者の湯澤規子さんと景観工学者の真田純子さんの、「食 × 農 × 景観」をめぐる往復書簡。湯澤さんに続いて、真田さんも旅の空から。イタリアとスイスで考えたことをしたためます。

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スイス、イタリアの空から
イタリアからのお便り、ありがとうございます。私も前回のお便りを書いてから、8月の終わりにイタリアに行ってきました。9月半ばからはスイスのチューリッヒにいて、先週(9月末)には、鉄道でイタリアに行ってきました。
まず8月の終わりからのイタリアですが、12日間ほどの視察旅行への同行でした。複数の企業が作っているJAPIC(一般社団法人日本プロジェクト産業協議会)というところの視察で、私の『風景をつくるごはん』を読んでいただいたことをきっかけに持続可能な地域開発の視察をしようということになり、私が行き先の調整などをして、それで一緒に行かせていただいたのです。行き先は本で書いたところがメインですが、今回はその中で特に印象的だった2カ所についてお話しようと思います。
イタリア・国立農学校のカリキュラム
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