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【第62回】 データエクステンションにレコードを手動アップロードする方法

Marketing Cloud Engagement のデータエクステンションにレコードをアップロードする方法としては、データエクステンション画面の「インポート」ボタンから CSV ファイルを手動で取り込む方法や、付属の SFTP に CSV ファイルを配置して自動的にインポートする方法が一般的です。

一方で、検証やテスト用途などで 「1 〜 2 件だけ、すぐにレコードを追加したい」 というケースもあるのではないでしょうか。

そのような場合は、CSV を用意しなくても、画面上から直接レコードを手入力して追加することも可能です。

今回は、その設定手順と操作方法について解説します。


設定手順

1. データエクステンションの作成 

まずは、データエクステンションを作成します。
(すでに作成済みの場合は割愛してください。)

1. 新規ボタンをクリックします。

2. 通常、標準データエクステンションを選択します。

3. 作成方法は、「新規から作成」が基本ですが、すでに存在するデータエクステンションと同じ項目構成の場合は、「既存から作成」を使えます。

4. 名前を決めて、次へをクリックします。

重要:(テスト)送信用のデータエクステンションの場合は、「送信可能」にチェックを入れます

5. 保持ポリシーを設定し、次へをクリックします。

6. 項目を設定、「作成」をクリックして、設定を保存します。

注意:ここで プライマリーキー を用意しないと、後にレコード「追加」はできますが、追加後に「編集」することはできません

Tips:(テスト)送信用のデータエクステンションの場合は、「送信リレーションシップ」を設定します。多くは「顧客 ID」がそれに該当します


2. Contact Builder でのレコードの手動作成

1. 続いて、Contact Builder に移動します。

2. 作成したデータエクステンションを開いて、レコードタブを開きます。

3. 「レコードの追加」ボタンをクリックします。

4. レコードを追加して、「保存」します。

5. レコードの登録を確認します。


いかがでしたでしょうか。

最後に 1 点、注意事項があります。
今回ご紹介した方法は「新規でレコードを追加する場合」には、特に問題ありませんが、同じ手順で既存レコードを 1 行ずつ編集することも可能です。

ただし、そのレコードに NULL 値 が含まれている場合は注意が必要です。
編集時に NULL の項目が「空文字(空の値)」として上書きされてしまいます。

NULL と「空の値」は別のものとして扱われるため、意図しないデータ更新につながる可能性があります。

残念ながら、この挙動を回避する方法はありません。
そのため、NULL を多く含むデータを本番環境で編集・利用する場合は、手動更新ではなく、以下のような方法での取り込みを推奨します。

  • インポートボタンによる CSV インポート

  • Automation Studio のインポートアクティビティ

なお、この事象は過去に「既知の問題」として扱われたことがありますが、現在はクローズされており、仕様としての動作 となっています。

運用時には十分ご注意ください。

今回は以上です。


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