90年代・鬼畜系サブカルチャーの系譜
1979年3月の『Jam』創刊号掲載の「芸能人ゴミあさりシリーズ」
山口百恵やかたせ梨乃など有名芸能人の自宅から出たゴミを回収し、誌面のグラビアで電波系ファンレターから使用済み生理用品まで大々的に公開
1981年に慶應義塾大学キャンパスマガジン『突然変異』(突然変異社)
障害者や奇形、ドラッグ、ロリコン、皇室揶揄まで幅広くタブーを扱い、熱狂的な読者を獲得
1981年には白夜書房がスーパー変態マガジン『Billy』創刊。
人の殺し方、美味しいうんこの食べ方、切腹マニアによる腹の切り方、変態写真投稿コーナー
白夜書房のロリコン雑誌『ロリコンランド8』(『ヘイ!バディー』1985年9月号増刊)が猥褻図画頒布の容疑で摘発され、発禁処分
1982年 山崎春美が「自殺未遂ギグ」決行。体中を出刃包丁で切りつけ救急車で運ばれる。
ドクターストップ役は精神科医の香山リカが務めた。
過激な方法論で撮影を行ったバクシーシ山下、徹底的に下品なエロを追求した平野勝之などのAV監督
AV女優の了承がない撮影で後遺症を負わせてしまった「バッキー事件」
コンビニのポットに糞尿を入れるなどの犯罪行為を商品化していた某ビデオ
障害者や犯罪者をときにコミカルに取り上げた漫画家の根本敬
パリ人肉事件の猟奇殺人鬼・佐川一政がテレビ、雑誌、トークショーなどにメディアに引っ張りだこ。
世紀末の『危ない1号』を頂点とする鬼畜ブーム
『ユリイカ』1995年4月臨時増刊号「悪趣味大全」
青山正明が1992年に上梓した日本初の実用的なドラッグマニュアル『危ない薬』(データハウス)が10万部を超えるヒット
1993年に鶴見済が発表した単行本『完全自殺マニュアル』(太田出版)は100万部
1994年に小林小太郎が奇形&死体雑誌『TOO NEGATIVE』(吐夢書房)を創刊
アルバロ・フェルナンデス(無記名)の死体写真集『SCENE―屍体写真集 戦慄の虐殺現場百態』が発刊され、定価15000円で2000部
『月刊漫画ガロ』1993年10月号の特集「根本敬や幻の名盤解放同盟/夜、因果者の夜」
1996年1月10日には新宿ロフトプラスワンで『危ない1号』関係者総決起集会『鬼畜ナイト』(東京公司新年会兼青山正明を励ます会)が村崎百郎の主催で開催
『BURST』1995年9月創刊。死体写真・タトゥー・スカトロ・違法薬物・身体改造、平成を代表するカウンターカルチャー誌
『週刊マーダー・ケースブック』 - 全世界の特異な殺人事件を扱う海外の週刊誌。日本語版は1995年10月創刊
1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗は『マーダーケースブック』の読者だった。
世紀末B級ニュースマガジン『GON!』(1994年4月創刊)
『世紀末倶楽部』 - 1996年6月創刊
現代版『腹腹時計』の異名をとる危険図書『魔法使いサリン』(冥土出版・1994年12月〉
1995年夏には地下鉄サリン事件を題材にした不謹慎ゲーム『霞ヶ関』がパソコン通信上に出回る。
しばは、このソフトを配布する目的で電子掲示板「あやしいわーるど」を起ち上げた。
「あやしいわーるど」をパクったのが、1997年開設の「あめぞう」で、それをさらにパクったのがひろゆきの「2ちゃんねる」(1999年5月開設)
危険文書サイトの最左翼「遊撃インターネット」
鬼畜系の元祖的存在であった青山正明は2001年6月に引きこもってた実家で「赤いきつね」を食べた直後に首をくくって自殺。
鬼畜ライター・村崎百郎は精神疾患者の逆恨みを買って、2010年7月に自宅で滅多刺しにされた。
