上質な本とは?シェア型書店、本領発揮の時?!
スタッフみどりです!
さて前回の記事から『私にとっての”良質な本”や”上質な本”とは何か』をず〜〜〜っと考えていました。
考え方としては、『童話館ぶっくらぶ』さんに大共感しているのですが、私の考え・想いをもっともっと深めて、自分の言葉で表現したいと感じました。
思案の結果、見えてきたのは『体感不足』。経験や知識、と言うより「体感」なんですけど、
つまり、考えてもよーわからんからとにかくもっと味わおう、バイブス感じようということです笑
量より質だ!!それも、私自身の『質』!!!
いろんな本を、一冊一冊をもっと丁寧に感じて、細胞に刻みつけるくらい味わっていけば自分の中で軸が太くしなやかになっていくのではと思い至り、探求スイッチがON。
色々読んで、あちこち本屋さんに行ったのち、『NICO』さんのクリスマスイベントで購入したにも関わらず読めていなかった、石井桃子さん訳の『ビロードうさぎ』を読了しました。
以前、大好きな作家・酒井駒子さんの『ビロードのうさぎ』は読んでいたし、当店でも販売していたのですが…(そして売れております)
石井桃子さん訳の『ビロードうさぎ』は、『物語そのもの』に没入いたしました。
ビロードうさぎの心象や仕草が体感でき、『ビロードうさぎ』という物語の底に脈打っているものが感じられました。挿絵も、物語に程よい肉付けをしてくれていました。
酒井駒子さんの『ビロードのうさぎ』は、それを駒子さんの美しい絵がとにかく圧巻の存在感!文章、言葉も素敵なのですが…雑な言い方かもしれませんが「画力の暴力」!!笑
石井桃子さん訳のものより文字数は少ないので、さらに『絵本』といった感じです。
どちらにも良さがあるのは間違いないのですが、私は石井桃子さんの『ビロードうさぎ』を、読了した翌日にもう一度、読みました。とても好きなシーン・好きな文章があったんです〜そこをこんなにもすぐにまた、読みたくなりました。
入荷次第、店舗にどちらも並べますので、皆さんもぜひ読み比べてみてくださいませ⭐️あなたの『ビロードのうさぎ』に出会ってみてください。
さて店主にそんな話をシェアしたところ。
何事に対しても『良い・普通・悪い』、
全てを知っておいた方がいいとは思う。仮に『良い』ばかり知っていても、その中で必ず『優越』を付け出すよ。
あらゆるものを知って、自分で選んだ方が良いと思う。そして多面を知っても、俺は人を信じたいんだよな〜。
あと、体に良いものばっかり食べてると、反動で悪いもの食べたくなるみたいな……だけど良いものも知った方がいい。相対的に価値を考えられるようになるから。
GU着るか、バレンシアガ着るかみたいな話だと思うんです。
しかし私はここまでのうちに、『人間は物語によって救われるし、縛られもする』と思い至りました。言い方を変えると『思いこみ』『固定概念』です。
ならばに『心に触れてくれるような物語』というのが、私の思う”上質な絵本”の、正体の一つかなと思いました。感受性豊かな子どものうちにこれらに出会っておくと、生きる力強くなりそう。絵本、だけじゃなくて全てにおいて言えそうですね……
ただ、これはど〜〜〜しても私と店主だけの力ではまだ難しいですし、個人の力では限界があります……
『シェア型書店』が本領を発揮するのはここなのでは?!
好き嫌いや読んできた本、見てきた景色や発してきた言葉……全く違う物語を持っている人が集まり、選書して、または自分で作って、売っていく。提供できる上質”が増えますよね!お店がカラフルになってとても素敵な世界です⭐️
みんなでやったなら、一人でやるよりも救える人がたくさんいると思うんです。
よりたくさんの人の心に触れられると思うんです。
本もポカリも、時々命を救うからね。
※ちなみに、差別的・攻撃的な内容の本は論外です。これはわざわざ言う必要ないだろくらいに論外だと思うのですが、念の為!
