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デジタルワールドプラットフォーマーは生まれるか? (2)GAFAの野望

デジタルプラットフォーマーGAFAの躍進・規制は世界を動かしている。しかしまだ、彼らは自サービスのプラットフォーマーに過ぎない。自サービスを超えた、デジタル世界そのもののプラットフォーマーになることができるのか?それはパーソナルデータを一元に集めた、デジタル世界の征服者ともいえる。
このようなサマーウォーズのOZのような世界は生まれるのか考えてみたい。(2)では現在の最有力候補、GAFAについて考える。

Google

世界国家のIT部門とも謳っていたGoogleである。WEB世界への扉を支配し、あらゆるサイトへのアクセスを管理している。あらゆる情報を整理する中で、より優良コンテンツや行政サービスへも直接アクセスできるようになることは、Googleのビジョンにも合うだろう。これがビジュアル化された世界は理想に近い。
ただし、現在はWEBからネイティブアプリへサービス主体が変わってきている。そのプラットフォームとなるAndroidを持っている事で、適応していけると最強だろう。
また弱点としては個人目線のサービスが弱い。SNSサービスのGoogle+は失敗に終わりサービス終了した。良くも悪くも国家的な所が成否のどちらに転ぶのかに注目したい。

Apple

リンゴ信者を熱狂させるAppleである。現在も多くの人がiPhoneを見て、あらゆるサービスを享受している実績がある。決済システムも、認証と合わせて便利に行われる。このリアルハードを持つ強みが、プラットフォーマーとして活かされるか。
ただし懸念も多い。フォートナイトと戦争をしているが、アプリ側に決済を持っていかれ、市場ができてしまうと、お金の流れに入り込めなくなる。ただのハードメーカーに成り下がってしまう。
アプリ間の繋がりを作れるか。アバターポータビリティー、パーソナルデータストアを端末に持たせる青写真を描く事が出来るかがポイントだろう。

Facebook

SNSの開拓者、友人との繋がりを支配するFacebookである。Facebookの本質はソーシャルグラフに基づいてリアル世界をデジタル世界に移し替えるものとも謳われている。目指している方向はまさに一致するものだ。
ただし、Facebook疲れと言われたように、実名のコミュニティは気を使うところもあり、Facebook離れも進んでいる。Instagramといったキラーコンテンツを持ったことはさすがが、Facebook本体を中心としたエコシステムを築けるかが勝負だろう。
「イイネ!」は現代において行動を左右する大きな欲求の一つとなっている。多くのWEBサイトに「Facebookにイイネする」を仕込み、データを収集している。このようなサービス間の繋がり、Libraといった仮想通貨を産み出そうとしたり、まさにデジタルワールドを征服しようとしているように感じるのは、映画のマーク・ザッカーバーグのイメージが強いからだろうか。

Amazon 

デジタル市場の支配者、Amazonである。広大なサーバー資源はB2Bにも支配力を高める。Prime会員にはロイヤルティを高め、video、musicとエンターテインメントも強い。まさにデジタルプラットフォーマーと言えるだろう。
ただし、弱点といえば個人同士の繋がりといったSNS要素だろうか。echoやDASHのようにリアルワールドへの進出も果たしており、よりユーザーフレンドリーな世界を作る中で、個人同士の繋がりに関するアクションを打つかもしれない。
個人のデータは豊富に保有しているので、レコメンドだけでなく、UXやサービスに活用できると強い。プライムデーのような祝祭感をどれだけ作り出せるか。Amazon 流のSNSのような個人の繋がる仕組みを発明できるか、期待したい。

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