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【エロとオタクが世界を創る】デジタル新世紀の根源ニーズ

データ・AIといった技術で産業革命が起きているこの時代。ソフト面からイノベーションを起こす要素は何か?それは現代技術を支えてきたエロとオタク(ヲタク)であると考える。デジタル新世紀のマーケティングにおける根源ニーズを、エロとオタクの観点から考える。

■エロとオタクの新世紀

20世紀は科学の世紀であり、戦争で科学が発展したとも言われる。そして平和が訪れ、経済、そして文化の時代となった。アメリカ国防総省から生まれたインターネットは、20世紀の最後に軍事よりも、経済、文化の時代に花開いたことは、人類にとって祝福すべきことだろう。
時は21世紀。インターネットによって開かれたデジタル世界の扉の向こうでは、新しい世界が創生されてきている。その新しい世界へ人類を導く2つの実がある。
生命の実である「エロ」と、知恵の実である「オタク」である。

■生命の実「エロ」

エロは人間の生命を繋ぐ根源的な欲求であり、多くの技術の発展の原動力となってきた。皆、声には出さないが。
映像で言えば、深夜のテレビ放送に夢中になり(時に隠れながら)。VHS、DVDと画質を追求しながら、PCによるエロゲ、動画配信、媒体はスマホへと、手軽にエロを入手できるように技術は発展していった。VRについては、まだ期待するエロに技術が追いついていないため、今後のブレークスルーが期待される。
現代の最強文明機器であるスマートフォンについても、その技術要素は日本のケータイ技術におけるiモード、写メールとエロ目的から発展してきていた。
このようにiPhoneの要素の起源はエロだし、Facebookだってマーク・ザッカーバーグがハーバード大の女学生談義を楽しむ所から生まれた。しかし、現代技術のシンボルであるGAFAは大きくなりすぎ、すっかり模範的な優等生となってしまっている。
だからこそ、AI時代にエロから真正面に向かう者こそ、次の10年の勝者になるかもしれない。ディープフェイクもエロから技術転用すれば可能性は大きく広がるし、セックスロボットは避けては通れない道である。音声、映像と波長として表し易いものからデジタルに適用してきたが、次は触感のデジタル化が待ち遠しい。
未来を映すSFとしては、花沢健吾のルサンチマンの世界観が実現されるのではないだろうか。

■知恵の実「オタク」

オタクは人間の知的探究心の極みであり、研究、発明の原動力である。広義で捉えれば。
狭義のザ・オタクにおいても、マーケティングにおいて大きな意味を持つ。人は好きなものにお金を使う。一昔前の音楽CDはアイドルオタクがベスト10すべてを占めていた(音楽以外の付加価値を付ける、体験価値というマーケティングも生み出した)。円盤はクリエイターへ次の作品を作ってもらうためのお布施だった。まさにファンマーケティングである。
市場としても、鬼滅ブームが物語るようにオタクが大衆化している。エヴァから社会現象として広まり(旧劇でオタクにトドメを刺したが)、現代ではメディア著名人もアニメ・漫画好きを公言する事が当たり前になってきた。クール・ジャパンは、もはや日本を代表する文化として認知されたのだ。
デジタル時代においても、オタクの欲求を満たす仕組みで新しいマーケティングが生まれている。「推し欲」をそのままマネタイズする「投げ銭」。「コレクト欲」をデジタル世界でもNTFの技術でかちを生み出そうとしているダッパー・ラボの猫やNBAトップショット。まずはオタク向けから始まり、少し未来にはファンマーケティングのように一般化されていくだろう。
また、日本アニメが文化として価値を持つ事で、その情報を発信する事に価値が生まれている。YouTubeのようなプラットフォームは用意されている。自分の好きなもので価値を生み出し、等価交換でマネタイズできる。まさにEveryone, Creatorの時代である。

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