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理由はわからない。でも、なぜか売れている——そのゾワゾワを無視しない


たまには仕事ネタを挟もうかと。

食品メーカーで商品の供給計画、在庫計画系の仕事をしています。いわゆる需給のお仕事は、責任感は重めですが、会社のお金をつかってゲームを遊ばせてもらっている思ってる(そう思わないとやってられないときもある)。

めったに起こらないイベントだけど、なぜ今売れているのかは誰も説明できないことがある。天候なのか、棚なのか、競合なのか、SNSなのか。仮説はいくつも浮かぶけれど、どれも 「当てはまらなそう」 な時がある。

そんなときは本当に“ゾワゾワ”する。

そんな場面に立つと逃げたい。「そのうち落ち着くはず」と思考停止したくなるし誰かの見解に縋り付きたくなる。「理由がわからない」ってことは本当に怖い。

だいたい、理由が分かるときは安心している。「ああ、今回はこれだな」と腹落ちするし、手元の対応も自然と慎重になる。でも、理由が見えないのに、特定のモノだけが静かに、確実に売れているとき。

そのときは、説明できない違和感だけが残る。このゾワゾワは、たぶん警告なのかな。「考えているあいだ、確認をとっているあいだに、手遅れになるぞ」というやつ。だったら、理由探しは後回しにする。

でも、「所詮はゲームと同じ」と割り切るのも大事。戦略シミュレーションや長考するパズルから、落ちゲーや風来のシレンに切り替えるタイミング。シレンでいうなら、後のことは何も考えずに持ってるリソースを全部ぶち込むとき。巻物も杖も、温存しない。今あるものを全部使って、まずは生き残る。

需給の判断で一番怖いのは、予測を外す後悔よりも「モノが動いているのに、自分が動かなかった、まわりを動かさなかった」ことだと思っている。

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