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命を送り出すということ③

月曜日の夜、実家の愛犬ルツが息を引き取った。

日曜の夜、父からLINEが来た。
「ルツがもう長くないかもしれない」
「土日の2日、日帰り入院で点滴を打ったがあまり効果がないらしい」

LINEを見てすぐ実家に向かった。
迷わず月曜の仕事を休みにした。

その夜、ルツと母とリビングで寝た。
2時間毎に鳴くルツを母は手慣れた様子で宥めた。
何とか夜を超え、朝を迎えた。
母は仕事だったので、ルツと2人きりの時間だった。
ルツの手足をニギニギしながら過ごした。
気を抜くとすぐに末端が冷たくなるので不安でいっぱいだった。

毛布にくるませる。この日はずっとこんな様子。
時折息をしているか確認していた。

夕方、父が単身赴任先から飛ぶように帰ってきた。
母も仕事を早めに切り上げ、自分の妻も実家まで駆けつけてくれた。

19時頃。最後は私父母妻の家族全員が見守る中で冷たくなった。
みんなが集まるその時まで待ってくれたかのようで、今思い出しても胸が熱くなる。
実家を出てからというもの、看取ることはできないと心の何処かで思っていたので、こんな形で最後まで隣にいることができて幸せだった。

本日3月28日が誕生日。18歳になる日だったね。
本当に長生きしてくれました。お疲れ様。

父に向ける満面の笑顔

小学校の時、両親の間で度々大喧嘩を目撃し、「犬を鎹にしよう」と幼い私は考えた訳です。
柴犬に憧れて、イオンのセールで売られていたヨークシャテリアの彼に一目惚れしました。
家計など顧みず、泣きながら親に懇願し、次の日買ってもらえました。

幼少期のルツ。父のスマホから入手。

自分は一人っ子なので本当に弟のような存在でした。

自分の足の間で丸くなるのが好きで、飯とおやつと、何より父のことが大好きな弟でした。

足の間で寝転ぶルツ。あざとい。

正直良い思い出ばかりです。
たくさん笑わせてくれました。
梶原家に来てくれたこと、本当に感謝しています。

最後の2年程は足が悪く、それでもよく生きてくれました。(医者からはこの子は足が動かなくても、目が死んでいないと言われてましたね)
おむつ姿もかなりキュートでしたよ。
あの世ではまたたくさん駆け回ってください。

おむつ姿の食事中ルツ

いつかまた会おう、るっちゃん。

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