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観念的 と言う昭和の言葉

昭和中期~末期にかけて文芸を評論するに当たって「それは観念的」と当時はちょっと気取った言い方が流行っていて説得力があった。
平成も過ぎた今や、そんな文章を見るとチョット久しぶりに「アッ!と驚くタメゴロォ~」や「紅茶キノコ」に再会したような哀愁を感じる。
 とは言え、そんな当時の尖った文芸表現を評する「観念的」に代わる適当なキャッチフレーズも出てこない現在は、観念的と呼ばれていた独特の表現や形式が もう最近は流行っていないからこそ あえて名付ける必要がなくなったのか?
  …..   皆が賢くなったのだと思う 売れ筋のアニメ絵や区別のつかないAI顔とかデータとマーケティング分析による最大利益を取れる表現がトレンドで
「若い作家の個性が爆発しました、若気の至りです」 
では、儲からないと計算が働いた結果だと思う。 残念な傾向である。

 
 当時の雰囲気としては「昭和レトロ」の再発見、、花柄家電、、では、表層的で軽薄で如何にもインスタ映えレトロカフェー的にあざとい。
 昭和中期~末期を過ごしていた者にしか「この表現は観念的」と呼ぶのが一番しっくりくる実感や 更に令和時代の妙な喪失感を味わえるのは老人の特権かもしれない。       

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