【FLASH NEWS CLIP】weekly summary(JUN 02 2024)
英語ニュースを見ていても、ニュースの背景・ポイントが判らない事には、単に聞いているだけでも苦痛になってくるので、最近よく見る選挙について、少しまとめてみた
選挙制度/政党
イギリス
イギリスではスナク首相が7月4日に総選挙を行うと発表しました
イギリス議会は2院制ですが、上院は貴族院とも呼ばれ民選ではないので、イギリスでの選挙は下院議員に対するもので任期は5年です。
イギリスの選挙制度は、各選挙区から1議員のみを選出する、所謂小選挙区制のみ。また、議員内閣制をとっていますから、総選挙後の下院に占める最大政党(与党)から首相が選ばれることになります。
現在は、保守党(与党)と労働党が2大政党で政権を争う構図となっていますが、保守党の支持率は絶賛低下中。スナク首相(保守党)は、下院任期の25年までに総選挙のタイミングを伺っていたようです。
勢力を増す野党・労働党の党首は、スターマーさん。最近の現地ニュースによく登場されています。が、アボットさんとの確執がホットな話題で、粛清とも言われているようです。
EU
今年行われるのは、欧州議会議員選挙。
議席数720は決まっているので、これを人口割合で定めた各国の代表を選出することになる。議席数が最も多いのは、ドイツの96議席で続いてフランス81議席。少ないのは、ルクセンブルク・マルタ・キプロス3国の6議席。
選挙制度は、直接選挙の比例代表制。代表的な党派は、
・欧州人民党グループ
・社会民主進歩同盟
・欧州刷新
・欧州緑グループ・欧州自由連盟
・アイデンティティと民主主義
・欧州保守改革グループ
・欧州統一左派・北方緑の左派同
で、この議会政党選挙が今月行われる予定
欧州連合はマーストリヒト条約に基づいており、最も強い権限を持つのは、「欧州委員会会長」で、現在はドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエンさん
アメリカ大統領選
アメリカ大統領選は、日本でも頻繁に報道が行われますね。
各州から選挙人を選出したうえで、選挙人が大統領を選出する陣取り合戦。最も選挙人が多い州はカリフォルニア55人。
伝統的に支持政党が揺らがない州も多く、概ね、東西沿岸は民主党・中央は共和党が強いイメージ。選挙のたびに支持政党が変わるスウィングステートを2大政党で争う事になる
選挙人選出の選挙は、11月(第一月曜日の翌日(火曜日))に行われるが、2大政党は、それに向けて次期大統領候補を選出する予備選が1月~3月に行われる。予備選の結果をうけ、7月~8月の党大会で正式に各党の候補者を決定することになる。
2024年度は、この投稿辞典では既に実施済で、
民主党:バイデン(77)
共和党:トランプ(74)
が次期大統領候補として党大会で宣言される予定のところに、トランプの有罪判決の判定が下り、共和党の対応が注目されている。
両党の支持が拮抗(共和党が追い上げ)しているが、有罪判決で支持下落が見込まれる予想。一方、現政権の評判もあがらず、民主党の引き離しも難しそう。
トランプの熱狂的なファンと心中するのか、一発逆転でケネディJRと組むか。ニッキー・ヘイリーも諦めたワケでなさそうで、お爺ちゃん対決から風向きを変えるのも。。
インド
インドは、上院(ラージヤ・サバー)と下院(ローク・サバー)の2院制で、上院はイギリス同様で民選ではないので、選挙が行われるのは下院のみ。(インドはイギリスの植民地でした)
議員内閣制なので、首相は上下院から選出。直接選挙の大統領も居るが実権は首相と言われています。
現在の首相は、60%程度を占める与党・インド人民党のモディ首相。これに対する野党第1党は国民会議ですが15%~20%、残りは政党乱立の状態でもあり、次期選挙後もモディ首相の続投が有力視されています。
現状安定とは言え、インドはGDP5位・人口1位ですし、グローバルサウスの中核国。
識字率が高くないこともあり、津尾評は電子投票(ボタン式)。なのですが、投票前に指に印をつけているのが気になります。。
南アフリカ
南アフリカの議会は、上院(全国州評議会)と下院(国民議会)で構成されている。上院は主に州議会による間接選挙なので、国民投票になるのは下院。
下院は全国区・州選挙区から各々200名が選ばれる。
政党は、アパルトヘイトに対抗したネルソン・マンデラをシンボルとするアフリカ民族議会が単独過半数の与党であったが、経済不況から白人優遇などの指摘もあり、今回の選挙では過半数割れの見方が有力
メキシコ
いま注目されているのは、メキシコ大統領選挙
大統領なので国民投票。
現在の大統領は、
アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールさん
2018年に労働党と社会結集党の政党連合として立ち上げた「国民再生運動」が所属政党です。
今回は、
与党・左派政党「国家再生運動(MORENA)」のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長
野党連合のソチル・ガルベス上院議員
の争いと予想されていて、両候補とも女性なので、
次期大統領は初の女性大統領になることからも注目が高いようです。
中途半端感、満載ですが。本日ここまで。
お薦めの1曲
全体的に、なんとなく不安定を感じてしまいます。経済も政治も、海の向こうもこちらも。ついつい、フレディの力強い「世界中のひとりひとりがチャンピオンだ」の歌声に頼りたくなってしまう。。
