近未来ミステリーの名作_プラチナデータ/東野圭吾
今回は「近未来ミステリーの名作」の紹介です。
今更ですがこちらの作品、16年も前に書かれた作品なんですよね。
改めて東野圭吾さんの先見の明が見えます。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『プラチナデータ/東野圭吾』
作者
東野圭吾さん
東野圭吾さんについては別マガジンでまとめています。
プロフィールについてもマガジンの説明欄にまとめていますのでそちらをご覧ください。
概要
単行本発売日:2010年
文庫本発売日:2012年
出版社:講談社
物語のあらすじ
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。
警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。
検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。
殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。
彼らは、なぜ殺されたか?
現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。
犯人の名は、『神楽龍平』――。
追う者から追われる者へ。
事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。
そこに隠された陰謀とは。
果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
感想
DNAによる犯罪捜査という近未来的なテーマが印象的な作品です。
科学技術が進歩した社会で、個人情報や人間の尊厳はどこまで守られるのかという問いが、物語全体を通して投げかけられます。
データが正確だとデータを信じる、寧ろデータしか信じなくなる。
私はそんな本質を突かれたような衝撃を受けました。
AIが主流の時代だからこそ、考えなければならないテーマなのかもしれませんね。
サスペンスとしての読みやすさはもちろん、東野圭吾さんらしい社会性のあるテーマが随所に感じられ、読み進めるほどに考えさせられる構成です。
単なるミステリーにとどまらず、現代社会とも地続きの問題を扱っている点が、多くの読者の印象に残っている作品だと感じました。
まだ読んでいない方は是非ともご覧になってみてください。
映画情報
公開日
・2013年3月16日
キャスト
神楽龍平:二宮和也さん
浅間玲司:豊川悦司さん
水上利江子:鈴木保奈美さん
志賀孝志:生瀬勝久さん
白鳥里沙:杏さん
蓼科早樹:水原希子さん
戸倉稔:遠藤要さん
蓼科耕作:和田聰宏さん
那須真之:中村育二さん
神楽昭吾:萩原聖人さん
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