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日本人初!!英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門を受賞した作品_ババヤガの夜/王谷昌

今回は「日本人初!!英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門を受賞した作品」の紹介です。

話の流れ上、暴力的なシーンが多々出てきますので、その点はご注意ください。

これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。

『ババヤガの夜 / 王谷 晶』


作者

王谷 晶おうたに あきらさん

  • 生年月日:1981年

  • 出生地:東京都

  • 最終学歴:詳細不明

  • 主な受賞歴:

    • 2021年 ‐ 第74回日本推理作家協会賞 長編部門 最終候補 ‐ 『ババヤガの夜』


概要

  • 単行本発売日:2020年10月23日

  • 文庫本発売日:2023年5月9日

  • 出版社:河出書房新社(単行本・文庫本とも)

  • この作品の主な受賞歴:2025年 ‐ 英国推理作家協会(ダガー賞)翻訳部門 


あらすじ

お嬢さん、十八そこらで、なんてそんなに悲しく笑う?

暴力唯一の趣味とする新道依は、関東有規模の暴力団「内橋會」その喧嘩の腕を買われる。
会長が溺愛する一人娘の護衛兼番付を命じられるが、彼女を苛酷な運命に縛りつける数々の陰の秘密り――。

血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる不世出のシスター・バイオレンスアクション!


感想

冒頭にも書きましたが、暴力団でのお話なので知らない世界が繰り広げらます。
なので驚きと感嘆ばっかりの世界観だった印象です。

表面的なアクションの荒々しさと、内面の繊細な葛藤が同時に味わえる一冊。
主人公の過去や“暴力”という選択がただ暴力描写のためだけではなく、彼女のアイデンティティや生き方の問いとして響きます。
また会長の一人娘との関係の変化に読者として胸が締めつけられる思いがしました。

文章はテンポが良く、物語の芯にあるテーマが曖昧にならないように描かれていて、読み進めるほどに惹き込まれます。
ただ、暴力や衝突のシーンがかなり強烈なので、そういう描写が苦手な方には注意が必要です。

中盤から後半にかけて、物語の核となる出来事が起こりますのでそれは読んでからのお楽しみ!!

日本人初のダガー賞受賞作、まだ読んでいない方は是非とも手に取って欲しい作品です。


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